風景写真のブログランキングに参加しているのだから、
時々は、『風景!』という写真を載せましょうか?(爆)
朝3時に、携帯のアラームをセットした。けれど、何故か、2時に目が覚めた。
「なんで、こんな時間に・・・、もうひと眠りしましょう。」
けれど、なかなか眠れない。時計を見たら2時30分。
「早朝撮影の予定だったけど・・・、面倒になって来たな・・・。」
布団の中で、グズグズ・・・。
「でも、せっかく目が覚めたんだから・・・。よしっ、起きるぞ!」
仕度をしている間に、3時のアラームが鳴った。
隣の部屋で寝ている母を起こさないように、そ~っと家を出て空を見上げると・・・
「げっ・・・、雲ってる、せっかく起きたのに・・・。」
がっかりしたけど、ここまで来て後戻りはできない。雲間から漏れる光を期待して、車を走らせた。
お月様は明日が満月。今日の月没時刻は、朝5時ごろ。
でも、山があるから、実際にはもう少し早く沈むことだろう。少しだけでも、見られるかな?
南に向かって車を走らせながら、行き先に悩んでいた。
ひがしかぐら公園で、日の出を待とうか?それとも、美瑛の丘に行こうか?
ふと気づくと、西の空が晴れて来て、お月様が顔を出している!
沈む月を撮るなら、あまり東に行かない方が良い。
「よし、美瑛に行こう!」
何度も通っている、美瑛の丘への裏道を目指して美瑛川を渡ると、月の光が川面に反射している風景が見えた。
それが上の写真です。
「川と月、いいなぁ・・・。もっと、良い場所ないかな?」
美瑛川の堤防に、車が通れそうな坂道を発見!恐る恐る登って行くと、河川敷に降りられるみたい!
ラッキー!
川の音がすぐ近くに聞こえる。白樺が高く伸びていて、風景になりそうだ!
河川敷から、沈みそうな月を何枚も撮ったけど、ピントやアングルが上手く行かず、
期待したような、ステキなお月様は撮れなかった。
4時30分。
ネットで調べた月没時間より、30分早く、月は山に隠れてしまった。
月が沈むと、辺りは驚くほど暗くなる。
日の出までの束の間、まだ星が見える。
冬の星座オリオンは、この季節の早朝に、いつも私をときめかせるの。
日の出が近いから、少し空が明るい。
星を撮るための露光を15秒と、いつもより少しだけ短くしたけど、保存時間を合わせると一回の撮影に30秒。
アングルを調整しながら、何度かシャッターを切った。
その間、暗闇に身を置いて、冷たい風に耐えていた。
「私、何やってんだろうな?」
なんだか、笑えてくる。
何のために、写真を撮っているのだろう?
何十枚、何百枚と撮ったって、そのうちの数枚をネットに載せて終わり。
コンクールに出すわけじゃないし、写真クラブの発表会があるわけじゃない。
私はどこにも所属していないから・・・。
だけど、私は、これが無いと、もう生きて行けない。
こうやって、シャッターを押したり、露光時間を待ったり、この時だけ、私は生きていると言える。
それならば、私が撮っているのは、私の『命』と言えないか?
ふふふ・・・、また、バカなことを考えている。
もうすぐ夜明け・・・
今は5時20分。
日の出は6時過ぎ。
さて、赤い空は、どこで撮ろうか?
つづく・・・
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