お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?
今日も暑い日が続きます。
夏の疲れは突然やって来ます。
暑さ対策に充分ご注意を!
ということですが、
今日は、またまた先日の本
「心がヘトヘトな あなたのための
オックスフォード式 マインドフルネス」
からです。
前回は心の病、「うつ」について
体験者がどのように苦労していすかを
見てみました。
今回はそんな症状にも
効果がある「マインドフルネス」について
紹介しようと思います。
そして、本の後半なかなか興味深いところが
あったので、そこも含めて
書いてみたいと思います。
まずは、この本の「マインドフルネス」です。
言葉で言うと
「今、この瞬間に起こっていることに注意を向けて
考えず、評価せず、ただ観ること」
そんなふうに言われていると思います。
では、だまって自分の身体や心で起こっていることを
観察してみて下さい。
ちょっとやってみると、すぐに分かると思います。
自分では意識しなくても
勝手に頭が考え出します。
「今日は何を食べよう」
「週末には〇〇しよう」・・・
こんな考えならまだヨシです。
「あの人の考えしんじられない。ぜったいに許せない」
「こんなことして何になるんだろう。意味ないジャン」
内向的になると
「何をやっても出来る気がしない。自身がない」
「自分なんてみんなから嫌われている」・・・
ほっておくと
どうでも良い考えがグルグルと回転して
悪い方へ落ちて行きます。
そんな体験をした方はいらっしゃいますか?
そうなんですが、このダークな思考が続くと
問題のテーマ。心の病「うつ」
その方向に進んでいってしまいます。
そんな時
その負のスパイラルに陥っている自分に
気づくことができれば
もしかしら脱出方法がわかるかもしれない。
大雑把にこんな話ではないかと思います。
この本では、いろいろと紹介されてますが
今日はその実践編の一部を
まず、紹介したいと思います。
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「マインドフルネス6週間コース」
◆始める前の注意
これはテストじゃありませんし、正解がないのですから、
失敗もないのです。うまくやれなくたって大丈夫。
マインドフルネスは、何かを正すためにするのではなく、
完全に無心になるわけでもなく、
ただ自分の頭の中で起きていることに気づくのが
ポイントだからです。
このコースは寺院にこもったり、
マインドフルネスの合宿に参加したり、
部屋を暗くしてお香を焚いたりする必要はありませんし、
座禅用の座蒲(座布団)も不要です。
むしろ、普段の生活にこのエクササイズを
取り入れることをお勧めしています。
◆第1週 気づくこと、そして自動操縦から自立すること
第1週のテーマは、自分がどのくらい自動操縦で生きているかを自覚して
その自動操縦状態から離れることです。
エクササイズ:味わう
口に入れて心地よい食べ物を、なんでもいいので選んで下さい。
チョコレート、バナナ、ミートボールなど
自分で思いついたものを、ひと口で食べられる大きさで用意します。
そのかけらを手のひらに起きます。
くだらないと思わずに、自分が生まれたばかりか
もしくは宇宙から地球に来たばかりのつもりで、
その食べ物を一度も見たことがないという気になって
じっくりと眺めます。好奇心をもって
色、輪郭、形、切り口を意識的に気づくようにします。
ゆっくりと、その腕を上げて、手のひらを口に近づけます。
動きとともに身体の中に起きる感覚を意識してください。
食べ物を下の上に乗せます。味、形、重みも意識ます。
1分ほどそうしてから、ゆっくりと噛みます。
口の中に広がる甘さや、苦さに気づき、
飲み込んでしまいたい気持ちに気づきます。
1秒1秒を意識しながら噛み、飲み込み、
それが喉から胃へと落ちていく感覚を味わいます。
上手に飲み込めるかは重要ではありません。
毎日普通にやっていることを、
じつくり意識しながら体験することが大事なのです。
今のエクササイズの最中に、
何か関係ないことを考えはじめたことに気づいたら、
意識を味覚に戻してください。
終わったら、こんな問いを考えてみましょう。
・いつもの食事と、今の体験は、どう違っていましたが、
・味、食感、噛んだ感じ、飲み込む感じ・・・
口の中で生じる感覚に気づきましたか?
・注意が味覚からそれてしまったとき、何を考えていましたか?
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まずは、こんな感じです。
日常の様々な動作。
「シャワーを浴びる」
「お茶を淹れる」
「パソコンを使う」などなど
さまざまな動きを、自動操縦でおこなわず、
意識してみる。
これによって、暴走している心を
まずは意識する力を鍛える
それが、この「マインドフルネス」のスタートになります。
まだまだ、沢山の方法が紹介されています。
中でも良さそうなのが、身体の動き、それを観察する方法です。
この方法は「マインドフルネス」の様々な手法の中でも
分かりやすい方法だと思います。
さまざまな体操と組み合わせた、
マインドフルネス。
ダイエットにも繋がり一石二鳥です。
興味があるかたは、すいません。
この本を一読いただけると良いと思います。
まだまだ紹介したいのですが、
今回はその他にも、自分的に共感したところがあったので
紹介させて下さい。
◆第6章 ソーシャルマインド - 社会の中で生きていくために
社会の中で何が大切かについて語ります。
その一部は、こんな感じです。
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・脳はそもそも自分意外の存在と結びつくようにできていて、
他人や他人の考えとやりとりしながら組み立てられていくのです。
・喋ったり考えたり、何かを愛したり憎んだり
人間が人間であるための能力は、他社とのうれあいによって
育っていくのです。
・人間には、自分の心を、話している相手の心と共鳴させ、
他人と同調して生きていく能力があります。
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これは、なんとなく共感して頂けるのではないかと思います。
そして、次の部分。
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そして、地球全体に居住する大勢と更新する手段として、
インターネットが生まれた頃から、
人間は対人能力の一部を失い始めたのだと思います。
人はスクリーンをへだてて孤立するようになりました。
(フェイスブックは、その狙いに反して、
人間の交流を円滑にはしていません。
本当の意味での行間を読むためには、
顔と顔を合わせる必要があるのです。)
信頼と思いやりの能力が無くても
出世ができてしまうせいで、
一流の人材を抱える企業であっても、
幹部に信頼と思いやりの研修を
受けさせなければならなかったりします。
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この一説をどのように感じられるでしょうか?
ある意味。
現代の社会の一つの課題である。
そんなふうに感じてしまいます。
長文になってすいません。
もう一節を紹介させて下さい。
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その一方で今でも、誰でもいいから敵をやっつけたいという
原始的な本能が残っています。
自分たちが戦うのは、正義や平和のためだ-
と現代人は思っているかもしれませんが、
私に言わせれば違います。
ただ本能を満たしたいだけで、
違う人種、違い宗教、違う政治的意見の人を
叩きたくてたまらない。
自分の身内だけを絶対視する排他的主義、
敵対感情、強欲とわがままは
誰の中にもあります。
文明人だと思っていても、
闘技場を建設して楽しく殺し合いを観戦していた時代の人間と、
私たちは何も変わってません。
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これが現実かもしれません。
そんな中で、さらに大切なことを語っていいます。
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政治や宗教の見解でお互いを分断せず、
人間を全体としてとえるのは、
たしかに、とても勇気がいることだと思います。
でも、それこそが
「思いやり」というものの本質です。
自分のことだけを考えるのではなく、
全体で考えられるかどうか・・・
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まだまだ、心に響く言葉がいっぱりです。
あとがきでは
この動画をオススメしてました。
著者がどんな人かもわかります。
ルビーワックス 精神病の何がおかしいの?
もし興味があればご覧下さい。
ということで、
今日も話があちら、こちらに飛びましたが
「心がヘトヘトな あなたのための
オックスフォード式 マインドフルネス」
のご紹介でした。
この手の問題を取り扱う本は沢山あります。
その中で、この本は私の心にヒットした本でした。
よろししければどうぞ!