お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?
昨日は久々に2歳と5歳のお友達と遊びました。なので今日は全身筋肉痛です。社会適応まではまだまだですね。そして今日から2ヶ月ぶりの会社です。どうなるでしょうか?
ということで、前置きが長くなりましたが、今日も病室で読んだ本からです。
八名見江子さんの
ママは子育て一年生 という本です。
yahooショッピングで本を探していたら、中古で安くこの本が出品されていました。先日読んだ、同じ八名見江子さんの薬に頼らない生き方のすすめがなかなかよかったので購入。
独身で子供もいないのに、なんで今更って感じですが、なかなか面白かったです。
登場人物、優香ママが、翔ちゃんと綾香ちゃんを育てる過程で遭遇する様々な病気について、その症状、対処方法、そのてママの気持ちを綴ったフィクション作品です。
子供が遭遇する沢山の病気について書かれいるので、タイトル通り、ママ一年生におススメです。もう既にいろいろ勉強されていることと思いますが、お話はちょっとした物語になっているので擬似体験できるような感じ。
実際に子供の病気に遭遇しても、落ち着いて対処できるかもしれません。
そんな中から私が気になった話題はこちらです。
除菌と免疫
皆さまがよく使っている除菌グッズ、入院中の病室の前にも消毒用のアルコール、看護師さんがお部屋の拭き掃除をするときも、除菌用のウェットティッシュ、すぐ身近でも大活躍です。
このお話では、優香ママが病院に行ったときに、除菌グッズにこっているお母さんと出会いお話します。なんでも、子供がよく指しゃぶりをするし、近くにあるものは口に入れるしと大変。なので子供の手にも除菌スプレー、ママの手にも除菌スプレーと徹底しているそうです。
優香ママは子供の手にまで除菌スプレーはちょっとやりすぎ?と思いましたが、翔ちゃんが病気のときは、手洗い、うがいといろいろと神経質になっていた自分を思いだし、やりかたはそれぞれなのかと思っていました。
そんな時にネコ好きの佐々木さんに出会い、除菌の話しになります。ネコを飼っていると除菌に気を使うかと思いきや、以外とそうではなく逆でした。というのも、あんまり殺菌力のある掃除用品を使うとネコが嫌がるらしいのです。
人間は自然な環境から人工的な環境につくりかえてしまったので、化学薬品には慣れてしまったのかもしれませんが、ネコは違うんですね。
別の話しですが、床掃除に使った殺菌力の強い薬品のせいで飼っていたイグアナがどんどん衰ていった、そんな話しもあります。
そして、また違う話しですが、優香ママと真弓さんの話し。アメリカの国立アレルギー感染症研究所の説です。
人間の胎児は免疫系のリンパ球の一種、Th2細胞がアレルギー反応で重要な役割を果たします。そして生まれると今度はTh1細胞が増えて病原体と戦います。ですが医療の発達で抗生物質が使われるようになると、抗生物質が病原体と戦うので、Th1細胞が増えないという現象が起こっているそうです。どうやらそれがアレルギーに繋がっているのではないか?そんな話しもあるそうです。
ちょっと難しいですが、いろんな物の進歩によって、逆に人間が弱くなっているのかもしれません。病原菌や細菌に恐れず普通に生活するほうが免疫が出来て、かえって強い体を作るのかもしれません。
私なりに書いしまったので、本とはニュアンスが変わっしまいましたが、
ママが感じる悩みに対して、友達の意見、医療機関の専門的な話しも含めていろいろ 書かれてました。
目次から書き出すと
母乳とダイオキシン、紙オムツとアレルギー、うつぶせ寝と乳幼児突然死症候群、添い寝と一人寝、ペットと子ども、日光浴と紫外線、除菌と免疫
水疱瘡、はしか、風疹、溶連菌感染症、ヘルパンギーナ、突発性発疹、手足口病
インフルエンザ、プール熱、グループは、りんご病、おたふくかぜ、百日咳、ヘルペス口内炎
とびひ、蕁麻疹、水いぼ、あせも、しもやけ、紫斑病、
吐き下し、赤ちゃんの便秘、赤ちゃんの口の中、ひきつけ、頭シラミ、ぎようちゅう、火傷、けが
アトピー、アレルギー性鼻炎・結膜炎、スギ花粉症、気管喘息、食物アレルギー
内服液の飲ませ方、軟膏の使い方、点眼、点耳液の使い方、座薬と浣腸の使い方、薬の飲み合わせ、薬を多く出す医者と少ない医者、薬を間違えてしまったとき、母乳に出る薬、子どもの漢方薬
おむつかぶれ、お風呂の入れ方、体操とマッサージ、タバコと子ども、離乳食と栄養、免疫と予防接種、子どもの歯、パパも子育て
メチャメチャありますね
お恥ずかしいことに53歳にして、ぜんぜん知らないことばかりでした。
頑張っているママ達、大尊敬です。
いろいろと悩まれているママさんがいらっしゃいましたら、読んでみられるといいと思います。
今日は書きすぎですいません。
薬剤師の八名見江子さんの
ママは子育て一年生
のご紹介でした。