DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

INDEPENDENT (LONDON) 紙が福島のチェルノブイリ超えを認定

2011年08月31日 | Weblog
Why the Fukushima disaster is worse than Chernobyl

Japan has been slow to admit the scale of the meltdown. But now the truth is coming out. David McNeill reports from Soma City
Monday, 29 August 2011

Economic cost
Fukushima: Japan has estimated it will cost as much as £188bn to rebuild following the earthquake, tsunami and nuclear crisis.
Chernobyl There are a number of estimates of the economic impact, but thetotal cost is thought to be about £144bn.

Safety
Fukushima: workers are allowed to operate in the crippled plant up to a dose of 250mSv (millisieverts).
Chernobyl: People exposed to 350mSv were relocated. In most countries the maximum annual dosage for a worker is 20mSv. The allowed dose for someone living close to a nuclear plant is 1mSv a year.

Death toll
Fukushima: Two workers died inside the plant. Some scientists predict that one million lives will be lost to cancer.
Chernobyl: It is difficult to say how many people died on the day of the disaster because of state security, but Greenpeace estimates that 200,000 have died from radiation-linked cancers in the 25 years since the accident.

Exclusion zone
Fukushima: Tokyo initially ordered a 20km radius exclusion zone around the plant
Chernobyl: The initial radius of the Chernobyl zone was set at 30km – 25 years later it is still largely in place.

Compensation
Fukushima: Tepco's share price has collapsed since the disaster largely because of the amount it will need to pay out, about £10,000 a person
Chernobyl: Not a lot. It has been reported that Armenian victims of the disaster were offered about £6 each in 1986

Aid
Fukushima: The UN's Office for the Co-ordination of Humanitarian Affairs reported bilateral aid worth $95m
Chernobyl: 12 years after the disaster, the then Ukrainian president, Leonid Kuchma, complained that his country was still waiting for international help.

まあ、内容的には目新しいところはないが
イギリスの一般紙が福島は
過去最大級の事故であると認めたことは大きな意味があるだろう。
(日本人はもうみんな既に知ってるけどねw)

(追記 9月7日)
TOMMYさんという方が
全文訳を掲載されていますので以下引用させて頂きます。

福島原発事故がチェルノブイリを超える惨事となった理由について
(英・インディペンデント紙)

原発作業員の死者3人目です!

2011年08月30日 | Weblog
協力企業男性、白血病で死亡…東電「関連ない」

「東京電力は30日、福島第一原子力発電所で8月上旬に7日間作業に従事した協力企業の40歳代男性が、急性白血病で死亡したと発表した。

 同発電所内の休憩所の出入り口で、放射線量管理などの作業に当たっていた。作業中の被曝量は外部被曝で0・5ミリ・シーベルト、内部被曝はゼロで、東電は「福島第一での作業と白血病との関連はない」としている。福島第一原発以前の職歴は不明という。」
(2011年8月30日12時58分 読売新聞)

あのさ、急性白血病が関係なければ
もう関係ある病気ないよ!
しかも直ちに健康被害あるじゃん。

6月18日のブログ 原発作業員は何人死んでも健康被害なし

これで死者3人目!

あのさ、これが仮に放射能に関係がないとしてもだよ、
半年に3人も死者が出る作業現場って
この世の中に存在するのかな?
しかも、事故死じゃなくて
病死だよ…

なぜ福島第一では緊急冷却装置を手動で停止する必要があったのか

2011年08月30日 | Weblog
原発調査委員会が設置されないワケ?


これは、あまりコメントないけど
覚書ってことで。

なぜ福島第一では緊急冷却装置を手動で停止する必要があったのか
(Life is beautiful さんのブログより)

「原子炉は運転中は300度近くで安定して動作しているが、炉の中の核燃料は緊急停止(スクラム)後もしばらくは熱を発生しつづける。万が一、その途中で水が蒸発してしまうと炉心溶融(メルトダウン)を起こしてしまうので、冷却装置を使ってすみやかに100度以下に冷却する必要がある。
1号機で使われているGEのMarkI型原子炉には、蒸気圧のみで動く(つまり外部電源なしに動く)緊急冷却装置がついていて、万が一の全電源喪失の際にも、原子炉を冷やして炉心溶融を避ける仕組みがついている。
3月11日の地震でも、原子炉の緊急停止時、この装置がちゃんと作動した。
その結果、炉の温度が一気に100度下降した。
しかし、炉の温度を一気に下げると、炉に大きな負荷がかかり、熱いコップを冷たい水に入れた時のように、炉が破損してしまう危険がある。
そんな炉の破損を避けるために、原子炉のマニュアル(手順書)には、「原子炉の緊急停止時に炉の温度が短期間に大幅に下がった場合(1時間に55度以上)、緊急冷却装置を手動で停止して、炉の破損を避けなければならない」と書いてある。
福島第一のオペレーターが地震の15分後に緊急冷却装置を手動で停止したのはこれが理由。
しかし、そのまま停止させておいたのでは、再び炉の温度が上昇して炉心溶融を起こしてしまう。そこで、オペレーターは、温度計と圧力計をにらみながら「炉を壊さない様にゆっくりと、でも炉心溶融を起こさないようにすみやかに」冷却すべく、緊急冷却装置のオン・オフを繰り返していたのである。」

ミスしてもしなくても
ベントしてもしなくても
海水入れても入れなくても
ホウ酸入れても入れなくても

最初っから全電源喪失したら爆発する運命だったんだってことを確認ね。

それにしても原発調査委員会が設置されないのはなぜ?

子供たちは健康被害を受けている!

2011年08月30日 | Weblog
ドイツZDF-Frontal21 福島原発事故、その後(日本語字幕) 拡散希望!!


福島第一原発労働者の実態を撮影:小原一真(独ZDF)


中に出てくる写真はここに→Inside Fukushima – interactive guide

世の中にこんなひどい悪魔みたいな人間たちがいていいのでしょうか?

先日、船橋二和病院の柳沢裕子医師をこのブログで引用して
多くの人がここにたどり着いている。
そこで本当に子供たちが鼻血や下痢で苦しんでいるのか?
ネットで検索し続けてるんだけど
ソースのはっきりした記事が全く出てこない!
オカルトなのか?
柳沢医師は単なる心配性なのか?

医師向けのコミュニケーションサイトでは
オカルト扱い。
内科、耳鼻科でも全く問題視されてない。
そこでやっとたどり着いた。

8月20日【内容起こし】岩上安身×飯田哲也×岩井俊二×松田美由紀 in 小田原ウォーク【その④】
(以下抜粋して引用)

それは、小さい子供が、体調を崩してるっていう事実なんですよ。
これ最初ネットで出始めた頃、鼻血とかそういう話は、これは所謂都市伝説とか、またネット上でのうわさだと言われたりしたものです。だから僕も慎重に見てたんです。実際に足を運んでフィールドワークをして、本当の当事者が見つかるまでそういうことは、抑制してたんですけれども、今ちょっとお話しました。その女性。
子供が体調を崩しました。
そして新潟に避難した。そこに避難してる間、子供の体調すごく回復したんです。そして、4歳の子です。
今度、地元に戻ってきたら、また崩しちゃったんです。
これを不安から来るものだってちょっと言えないんですよ。
高熱が続く。
しかも住み慣れた家に戻ってきて、おじいちゃんもいて親戚もいて、安心なはず。
見知らぬ土地に居たほうがストレスかかるはず。ところがそこのほうが体調がいいってこと。
で、その方は3姉妹の次女で、お姉さんにも子供がいて、妹さんにもいて、小さい子がそれぞれいるんです。
やっぱり体調崩す。
みんな子供が体調崩す。
しかも福島市近郊の保育園に預けてらしたんですけど15人いる園児のうち、3分の1の5人が肺炎という名目で入院中なんです。
そういう確率なんですよ。
つまりこれだけ具体的になっていくと、広がりがどうなのか実感できると思います。
それ以外にも例えばいわき市のある保育園。これも具体的に僕が取材した話ですけれども、やっぱりこれも15人だったんですけど。
園児のうち3分の2。
10人が入退院繰り返してるんです。

それはみんな、「風邪だ」「インフルエンザだ」みたいなこと言われるわけです。
でもインフルエンザって検査すればわかるでしょ?インフルエンザ状の症状が出ているっていうこと。
でも鼻血がでて下痢をして、嘔吐を繰り返して、高熱がでて、その症状が2ヶ月も止まらないっていうのは、もう子供がそれは確かに風邪を引いたりするのが仕事ですけどね、そんなレベルではない。
それは赤ちゃん、或いは小さい子を持ってるお母さん、それは半狂乱にもなりますよ。
それはなんとか避難しなければって思うと思います。
(引用終わり)

自分は確信する。
福島や東日本で診療をしている医師のほとんどが
放射線障害についての知識が欠落していて
普通の疾患と放射線障害の区別ができていない!

間違ってるのは医師だ!
放射線障害は実在している!
これについて
マスコミは早急に調査すべきだ


マスコミは医師に対して警告するべきだ。
そして真実を報道するべきだ。

子供たちがバタバタと倒れていく
「フクシマハート」なんてまっぴら御免だぜ!

悪魔の魔法に魅入られて
福島の地に住み続けている住民たちの
頬をぶっ叩いて魔法を解いてやってくれ!

あんたたちの住んでいるところは
悪魔の棲家なんだよ!

日本人絶滅法案が可決されていた!

2011年08月29日 | Weblog
瓦礫焼却で放射能再拡散!福島原発再臨界していた事を米NRC証明!8/21(字幕)


「汚染がれき処理法」は昨日(2011.08.26(金))成立/何故か本文は未公開

これ、何が恐ろしいって
「汚染がれき処理法」なのにその処理方法が何も書いてない。
いつか見た「リサイクル法」とおんなじだ。
国が放射能汚染がれきを集めますよ
→それでどうなるの?どうすんの?

「AERA」(2011.8.8号)に「汚染がれき」が拡散するという特集が組まれていました。
(バンビの独り言より)

放射能汚染がれきを日本中で処理する理由はひとつ
放射性物質を全国にばらまくことで
汚染地域の空白地をなくし
日本中の放射能汚染レベルを上げるつもりなのだ。

このままでいくと
何年後かには確実に東日本
中でも福島の罹病率、死亡率が上昇するのは明らかだ。

そこで政府官僚は考えた…
「これ、日本中にバラマイちゃえばいいんじゃねぇ?」
(以下官僚談)

汚染されている地域とそうじゃない地域があれば
統計的に差が出ちゃうけど
日本中が汚染されちゃえば
差なんかでないじゃん!

10万ベクレル?
そんなん普通のがれきと混ぜちゃえばOKね
そう、牛乳で試してOKだったもんね。
おんなじ、おんなじ。

だいたい東日本だけ被曝って不公平じゃねぇ?
日本人全員で被曝しようよ!
低濃度なんだからさ…
直ちには健康被害なんてないよw。
被害が出たとき
俺達もう天下ってるしさ。

ああ、そうそう
マスコミには国民が気がつかないように
紳助の話題だけ流すように話つけといたからね(笑)

日本人絶滅したって大丈夫だよ。
誰も責任取るわけねぇしな ハハッ。

今日は俺達の息のかかった
野田を代表にしといたからヨロシク!。
もう官僚に楯突く奴いないよ。
菅さんも大喜びだったよ。
官邸の派遣アメリカ人も喜んでたし。
マスコミも一安心だねw
国民ザマァ(笑)

(官僚談話終わり)

この国の国会には
国民のことを思う
政治家なんて
一人もいないよ!
もう革命しかないよ!





サンマは大丈夫です!?

2011年08月29日 | Weblog
「サンマ定食」値上がり!? =原発周辺海域の操業自粛で(時事通信)

「日本のはるか沖合の太平洋を北上し、北海道東沖から三陸や千葉沖へと南下するサンマ。これから秋本番に水揚げが活発化するが、漁業者らは消費者の安全への懸念に配慮し、福島第1原発から半径100キロ圏内の海域での操業を自粛する。
 操業自粛海域は、福島県沖のほか宮城県南部や茨城県北部の沖合を含む。この海域にサンマが南下するのは例年、水揚げが盛んな10月以降となるため、漁獲が大幅に落ち込む可能性もある。
 サンマ漁業者らでつくる全国さんま棒受網漁業協同組合は、これまで水産庁と連携し、サンマの放射線量をモニタリングし安全性を確認してきたが、「消費者の警戒感は強く、サンマを安心して食べてもらうには原発周辺の海域で漁獲しないことを事前に訴える必要がある」(同組合)と判断した。
 研究者によると、サンマの南下は例年、沿岸寄りと沖合寄りのおおむね2ルートあり、「その年によってはどちらかに偏ることがある」という。仮に、操業を自粛する海域を多くのサンマが南下し、沖合寄りの魚が少なければ、漁獲は極端に減ってしまう。
 魚群がさらに南下し、千葉県沖などへ到達した時点の操業については、「モニタリングの結果などを見て判断する」(同組合)としており、水揚げが少ないまま漁を終えざるを得ない事態も予想される。
 漁期後半のサンマは例年、冷凍されて缶詰になったり、解凍して食べる分に回されたりする。東日本大震災による津波の影響で今でも冷凍在庫量は少ないだけに、サンマの南下状況によっては、来年秋まで外食での「サンマ定食」などが値上がりしそうだ。」 


Q.カツオ、サバ、サンマ等の広く回遊する魚の安全はどのように確保するのですか

「A 福島県の沖合海域を含めて広く回遊するカツオ、サバ、サンマ等についても、週1回程度主要水揚港においてサンプリング調査を実施し、速やかに分析結果をお知らせします。

特に福島県の沖合海域にこれらの魚が回遊することが予測される場合には、事前に試験的な漁獲を行って放射性物質の調査を実施し、その結果が暫定規制値を超えていないことを確認した後に漁業を開始することとしており、その後も主要水揚港で週1回程度の定期的な調査を行います。

サンマなんて食う奴いないかとも思ってたんだけど
近くのスーパーのあの巨大サンマも
すぐさま売り切れになっていた。
(掲示板でも巨大って書いてあったぞ!→ゴジラみたいな感じか?)
みんなサンマがどこで取れるのか知らないのかな?
ある意味、野菜よりも高濃度のような気もするが…
まあ、1匹ぐらいどうってこともないか?
でも内蔵は食べないでね!
検査の時は内蔵は捨てちゃってるからね!

週一回も検査してくれるのか?
そりゃまた安心…なわけねぇだろ!

役人のアタマの中見てみたいね
こいつらホント狂ってるよ。

どこかの海域で放射能汚染された魚が水揚げされたら
最長1週間は食べられ続けるわけだろ?。
こいつら検査する気があるのかな?

暫定基準値ってなんのためにあるの?

2011年08月28日 | Weblog
焼却灰からセシウム 最高9万5千ベクレル検出 福島

「県は26日、警戒区域を除く22カ所の一般廃棄物焼却施設で行った焼却灰などのモニタリング調査結果を公表した。

 放射線を遮蔽する施設で灰を保管する必要がある「1キロ当たり10万ベクレル」を超えた施設はなかったが、福島市渡利(わたり)の「あぶくまクリーンセンター」で、焼却炉上部の排ガス処理施設から回収した灰から、同9万5300ベクレルのセシウムが検出された

 これを含め、計16施設の灰から8千ベクレルを超えるセシウムが検出された。

 これらの灰は、国の方針が決まるまで一時保管が必要で、灰を缶や袋に入れて施設内に置くか、管理型の最終処分場で保管することになる。」

そうか!
焼却灰の日本最高値は
1キロ当たり10万ベクレルね
それじゃあ ↓


10万ベクレル以下の汚染焼却灰、埋め立て可 環境省

「環境省は27日、放射能で汚染されたがれきなどの焼却灰について、一般の最終処分場に埋め立て処分するための新たな指針案を明らかにした。地下水への流出を防ぐなどの措置を取れば、灰に含まれる放射性セシウムが1キロ当たり10万ベクレル以下なら可能とする。今年6月に示した暫定基準値(8千ベクレル以下)を見直す。

 新指針では、8千ベクレル超~10万ベクレル以下の焼却灰を埋め立て処分する場合、(1)セメントで固める(2)耐久性のある容器に入れる(3)隔離層を設けて水の浸入を防止(4)施設に屋根を付ける、などの方法で放射性物質の流出を防ぐことを求めた。

 この日開かれた環境省の専門家会議では「より安全を期すために、四つの処理法を組み合わせるべきだ」などの意見が出た。詳細を詰めた上で、近く自治体に通知する。10万ベクレルを超える焼却灰の処理方法については、引き続き検討する。」

後出しジャンケンにも
ほどがある!!!


日本の役人
マジ、全部クビにしてくれ!


アメリカは全てお見通しだってことか?

2011年08月27日 | Weblog
原発周辺住民は「ヨウ素剤飲むべきだった」 識者が指摘
「東京電力福島第一原発の事故で周辺住民が飛散した放射性ヨウ素を空中や食品から体内に取り込むことによる甲状腺の被曝(ひばく)は、健康被害を予防する安定ヨウ素剤を飲むべきレベルだった可能性があることが、27日、埼玉県で開かれた放射線事故医療研究会で指摘された。

 今回、政府は原発周辺住民にヨウ素剤の服用を指示しなかった。しかし研究会では、原子力安全委員会の助言組織メンバー、鈴木元・国際医療福祉大クリニック院長が「当時の周辺住民の外部被曝の検査結果などを振り返ると、安定ヨウ素剤を最低1回は飲むべきだった」と指摘した。

 3月17、18日に福島県で実施された住民の外部被曝検査の数値から内部被曝による甲状腺への影響を計算すると、少なくとも4割が安定ヨウ素剤を飲む基準を超えていた恐れがあるという。

 放射性ヨウ素は甲状腺に集まりやすく、甲状腺被曝では放射性ヨウ素の中では比較的、寿命が長い放射性ヨウ素131(半減期約8日)だけが考慮されていたが、広島大原爆放射線医科学研究所の細井義夫教授は「半減期が2時間と短いヨウ素132も考慮が必要」と指摘。理化学研究所などが3月16日に原発30キロ圏外の大気を分析した結果、放射性物質の7割以上が放射性ヨウ素132や、約3日で放射性ヨウ素132に変わる放射性物質だったという。」

米軍、原発80キロ以内に立ち入り禁止 国防総省 2011年3月17日4時41分
「米国防総省のラパン副報道官は16日、東日本大震災の救援活動にあたる米海軍などの要員に対し、福島第一原発の半径約80キロ以内への立ち入りを禁止したことを明らかにした。「救援活動に際しての米兵の安全を確保するため」としている。

 日本政府は同原発から半径20キロ以内には避難を、20キロから30キロ以内では屋内退避を指示している。国防総省は、航空機を運用する兵士らには、同原発から約112キロ以内に近づく際は、ヨウ素剤を服用することを義務づけた。 」

結局、すべての情報を掴んでいたのはアメリカだけだったか…。

The China Syndrome (1979)

検出限界値は意図的に操作されている

2011年08月26日 | Weblog
8/22 だれが検出限界値を4・6・9(I-131:4Bq/L、Cs-134:6Bq/L、Cs-137:9Bq/L)に統一しようとしている?
(3.11東日本大震災後の日本のブログより)

「検出限界値といっても、今日はお米の放射能の話ではありません。海水の検出限界値のお話です。
海水の検出限界値をもっと低くして欲しいというのは、このブログでは5月から言ってきています。ですが、今回の海洋モニタリングではそれは反映されませんでした。今後引き続いて行うモニタリングではもっと検出感度を上げるということなので、それに期待したいと思います。
それよりも気になるのが、東京電力が毎日HPに発表している海水のモニタリングの数値です。ほとんどのデータは今は不検出になってきているのですが、その検出限界値が、いつのまにか文科省の4・6・9(I-131:4Bq/L、Cs-134:6Bq/L、Cs-137:9Bq/L)にそろってきているのです。

誰かが悪い方向へ統一しようとしているようです。」

これは自分もうすうす感じていた。
検出限界値を提示せずにただ「不検出」と記載する場合が
多くにみられるからだ。
昨日のブログでも書いたが
検出限界が10Bq/Kgの場合9.9Bq/Kgは不検出となるのだ。
もし、検出限界が9Bq/Kgだったらその値は公表されることになる。

具体的に見ていこう
東京都水道局の【浄水場の浄水(水道水)の放射能測定結果】データだ。

平成23年 3月17日 水道水の放射能の測定結果について
金町浄水場における過去20年間の測定値は、0.0 ~ 0.5 Bq/L」とある。

3月23日 水道水の放射能の測定結果について
不検出<20Bq/kg→あれれれ???しかもヨウ素だけの数値。

平成23年 3月28日水道水の放射能測定結果について
ついに、ヨウ素は不検出になった。

4月14日までこれが続く。
そして、何の説明もなくいきなり
平成23年 4月15日水道水の放射能測定結果について
「検出限界値6Bq/kg」が登場!以降はほぼこれくらいの検出限界値が使用されている。

ところが突然
平成23年 5月13日 5月14日以降の水道水の放射能測定結果についてはこちら 
というデータが発表され
本当は4月4日までヨウ素131が検出されていて「検出限界値8Bq/kg」ぐらい、
しかもセシウムの測定もされているのだ。

驚くべきことはこれだけではない
主要浄水場(所)の浄水(水道水)の最新の放射能測定結果
検出限界値 0.8Bq/kg

てめ~ら、最初っからやればできるんじゃね~か!

すなわち、これは発表者が意図的に検出限界を高くした
簡易検査を採用することにより
不検出と発表していたということだ。

ちなみに文科省のデータでは
環境放射能水準調査結果(3月18日採取)
最初っからおそらく検出限界は0.01Bq/kgぐらいだから
大勢には影響がないと思うが
東京都のデータだけ信用してる人は
ペットボトルの水を買うのを止めて
水道水を飲んじゃった人もいるだろう。

環境放射能水準調査結果(上水(蛇口))(4月23日採取)
ちなみに、東京では4月23日までセシウムが検出されていたのに…

以上をまとめると
検出限界値を提示してないデータの発表は
全く意味が無いものである!


あと、このデータを見て思うことは
マスコミや東京都の「水道水安全デマ」を信用せずに
ペットボトルの水を買い占めてそれを飲み続けた人は
多くの放射性物質の内部被曝から
逃れることができたという事実だ。

バズビー教授 8月17日 ロシア・トゥデイ 毎時10兆ベクレル

2011年08月25日 | Weblog
バズビー教授 8月17日 ロシア・トゥデイ 毎時10兆ベクレル


福島第一放出セシウム137 広島原爆168個分

「政府が、東京電力福島第一原発の1~3号機事故と、一九四五年の広島への原爆投下で、それぞれ大気中に飛散した放射性物質の核種ごとの試算値をまとめ、衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出していたことが分かった。半減期が約三十年と長く、食品や土壌への深刻な汚染を引き起こすセシウム137の放出量を単純比較すると、福島第一原発からの放出量は広島原爆一六八・五個分に相当する。」


福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の大気輸送沈着シミュレーション

今更いろんなコト言われてもね~。
今の時点で
結局一番大事だったのは
原子炉が爆発してた3月から4月にかけて
首都圏から避難することだったんだよなって思う。

吸い込んじゃった放射性物質はもうどうにもならないものね。

3月11日のブログ どうでもいいんだよ早く避難だ!!!

でも、5年後に振り返ったら
半年後の今の時点でも首都圏から逃げるべきだった…
って思うのかもしれないな。