DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

武田教授は信用できるのか?

2011年08月06日 | Weblog
私は「転向」したのか?・・・科学者の信念

武田先生の意見には概ね賛成であるし
科学的には正しいことを言っていると思う。

でも、相変わらずテレビには出続けているし
どうしてこの人はマスメディアから抹殺されないのか
非常に不思議な思いで眺めている。

地球温暖化の時の先生の意見は非常に参考になった。
週刊新潮は先生をバッシングした。
味方なんだろうか?

干されない理由は2つ。

①ブログでは原発批判をするがテレビでの批判発言は全くないこと。
②原発推進派ではないが原発反対派ではないこと

「【第三期】
福島原発が破壊しても、これまで原子力を推進していた科学者の「反省」が聞こえず、専門家の虚偽のコメントが続いたこと、北は青森から南は石川県に至るすべての原発が震度6の地震で破壊したこと、の2つから科学者として、原発を中断する必要を感じた。」

よく注意して欲しい中止ではなく中断と言っている。
ここだけの記載だけじゃない。
彼のブログを良く読んでいると
「原発の安全性が確認できるまでは中断」と言っているのだ。

自分的には原発なんぞ未来永劫消滅すべきものだ!との認識に
いささかのブレは存在しない。

もしかして東電はほとぼりが冷めるのを待って
武田教授を買収してくるかもしれない。
その時は非常に強力な味方になるだろう。
そこまで見越しての黙殺だとしたら恐ろしい。

今日は中日新聞(東京新聞)の決意表明の
朝刊社説を読んで少しだけ明るい未来を感じ取った。

しかし、我々国民に必要なのは
いろいろな情報を自分で理解して判断することである。

武田教授だって中日新聞だって
常に少し距離をおいて斜めから眺める…
ぐらいの感覚がいいと思う。

この世の中に絶対的正義などは存在しない。
モチロン、このブログも同じである(笑)