DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

いや~よかった、よかった…なわけねぇだろ!

2011年08月17日 | Weblog
新たな放出 最大2億ベクレル

「これは17日開かれた、政府と東京電力の統合対策室の会見で明らかにされました。
それによりますと、福島第一原発から外に新たに放出されている放射性物質の量は、ここ2週間の原発の敷地付近で測った放射線量を分析した結果、1時間当たり最大で2億ベクレルと、前回、1か月前に発表した際と比べて5分の1に減ったということです。
この値は、事故直後の3月中旬と比べると1000万分の1に減ったことになります。
この結果について細野原発事故担当大臣は「『2億ベクレル』という値は、推定した最大限の値で、実際にどれくらい出ているかを測るよい方法がまだ見つからない。次の工程表の見直しまでにはよい測定方法を示すとともに、放射性物質を外に出ない仕組みをしっかりと考えたい」と述べました。」

いや~よかったよかった。
10億ベクレルかと思ってたらたった2億ベクレルだったよ…

てめ~ら、なめてんのかよ!
しかも、1時間あたりだしw


チェルノブイリと福島第一の根本的な違い

2011年08月17日 | Weblog
放射性物質の放出減へ 新たな対策

「国と東京電力は、福島第一原子力発電所から外へ放出される放射性物質を減らすため、原子炉が入った格納容器の中にたまっている汚染された気体を直接吸い出して放射性物質を取り除くという、新たな対策を目指すことになりました。
福島第一原発では、原子炉が入っている格納容器のつなぎ目などに、爆発で隙間ができたとみられ、放射性物質は、事故直後に比べると大幅に減ったものの、1時間当たり10億ベクレル程度という量が今も外に出続けているとみられています。
このため、国と東京電力は、原発から放出される放射性物質を減らすため、1号機で進めている、建物全体をカバーで覆う対策に加え、格納容器の中にたまっている汚染された気体から放射性物質を取り除くという、新たな対策を目指すことになりました。
具体的には、格納容器の中から既存の配管を通じて気体を直接吸い出したうえで、フィルターを使ってセシウムなどの放射性物質を取り除く計画です。
国と東京電力は、収束作業をまとめた工程表の中で、来年1月までに放射性物質の放出を大幅に減らすことを目標としています。
経済産業省の原子力安全・保安院は、放射性物質の放出量の抑制には複数の対策が必要だとしていて、今後、技術的な課題が具体的に解決した段階で、東京電力の計画の実施に向け検討を始めるとしています。」

政府が放射性物質が継続的に出てるって公言してますね!
まあ、アタリマエのことですけどね。

チェルノブイリの石棺ってよく考えたら
核反応を停止させるっていうことよりも
放射性物質を新たに飛散させないっていう大きい効果があったんだよね。
未だに核反応が継続して
新たな放射性物質が飛び放題である福島第一というのは
「拡散」という意味においてはチェルノブイリより
最悪と言えるのじゃないかな。
収束地点も見えないし…

なんかドーム球場のでっかいのみたいなので原子炉を覆い
中を陰圧にして放射性物質が飛び散らない様にして欲しいもんだね。

1時間あたり10億ベクレルの放射性物質はどこに行ってるのでしょうね?
国土の上?
海の中?
国民の体内?

それにしても国民の
「もう終わっちゃった感」何とかなりませんかね?
毎日漂ってくる放射性物質の中で生活する気分て
自分的には吐き気がするんですけど…
まだ収束はスタートラインにもついてませんよ!