DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

だから、千葉はヤバイって言ってる!

2011年04月30日 | Weblog
牧草から放射性物質
全国初、許容値超す 八街と市原の千葉県施設
2011年04月29日09時42分


「県畜産課によると、検出されたのは、いずれも県の畜産総合研究センター(八街市)と同センター市原乳牛研究所(市原市)で21日に採取した牧草。許容値は、ヨウ素が乳用牛70ベクレル、セシウムは乳用牛と肉牛300ベクレル、それ以外の子牛5千ベクレル。八街市では1キログラム当たり放射性ヨウ素90ベクレル、放射性セシウム350ベクレル、市原市ではヨウ素230ベクレル、セシウム1110ベクレルが検出された。」

牧草から検出されるってことは
人間も吸ってるってことなんだよ。

今日は診察で、福島から愛知まで家族で避難しているという子供を診察した。
(指の怪我でしたけど)
無事でよかったねって抱きしめたくなっちゃったよ。
あぶないあぶない(笑)

福島の子供たちがみんなここに来てくれたらいいのに…

日本の子供たちの将来を憂うすべての人達へ

2011年04月30日 | Weblog
2011年04月29日 (金)
官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載します


2.「国際常識とヒューマニズム」に則ってやっていただきたい

 緊急時には様々な特例を設けざるを得ないし、そうすることができるわけですが、それにも国際的な常識があります。それを行政側の都合だけで国際的にも非常識な数値で強引に決めていくのはよろしくないし、そのような決定は国際的にも非難されることになります。

 今回、福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が年間20mSvの被曝を基礎として導出、誘導され、毎時3.8μSvと決定され、文部科学省から通達が出されている。これらの学校では、通常の授業を行おうとしているわけで、その状態は、通常の放射線防護基準に近いもの(年間1mSv,特殊な例でも年間5mSv)で運用すべきで、警戒期ではあるにしても、緊急時(2,3日あるいはせいぜい1,2週間くらい)に運用すべき数値をこの時期に使用するのは、全くの間違いであります。警戒期であることを周知の上、特別な措置をとれば、数カ月間は最大、年間10mSvの使用も不可能ではないが、通常は避けるべきと考えます。年間20mSv近い被ばくをする人は、約8万4千人の原子力発電所の放射線業務従事者でも、極めて少ないのです。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは、学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたいものです。年間10mSvの数値も、ウラン鉱山の残土処分場の中の覆土上でも中々見ることのできない数値で(せいぜい年間数mSvです)、この数値の使用は慎重であるべきであります。

 小学校等の校庭の利用基準に対して、この年間20mSvの数値の使用には強く抗議するとともに、再度の見直しを求めます。



自分は、朝のテレビで記者会見を行っている小佐古敏荘氏に対して
「東京大学大学院教授」という肩書きを見て
またつまらぬ屁理屈を言ってけむにまくのかな~とか
斜めから見下すような態度をとっていた。

しかし目に涙を浮かべて辞任を発表する彼は
本当に、日本の国の将来を担うべき子供たちを真剣に心配していた。
東大教授であっても
子どもを思う人の心に違いはないのだと痛感し、
色眼鏡で見てしまったことに謝罪する。

子供たちこそは日本の宝である。
我々大人はその生命を賭して子どもを守らなければならない。

このような素晴らしい人を辞任に追い込む
鬼畜野郎どもこそ
この世の中から排除されるべきことだと思う。

正義の為に涙を流して抗議していただけた小佐古敏荘教授
ありがとうございました。
僕はあなたの流した真実の涙を決して忘れません。

やっと議論の場に出てきた

2011年04月29日 | Weblog
復興財源には外貨準備を使え (根津 利三郎氏)
「外貨準備を取り崩して復興財源に充てる、という考え方は日本では聞かれないが、海外ではこのような主張をしている専門家は少なくない。例えば3月25日のフィナンシャル・タイムズで米国のラインハルト夫妻がこのような提言をしている。2人とも著名な国際経済学者で、財政面では保守的な考えの持ち主だ。日本が外貨準備の取り崩しをしないのは円高になることを恐れているからだと見られるが、外貨準備を財源にして国内での復興需要を喚起する方が、円高を恐れて何もしないより、遥かに良い経済政策だ、外貨準備とはまさにこのような時にこそ使われるべきだ、というのが彼らの意見だ。」

昨日の吉田繁治先生のメルマガより引用

「なぜ、こうした表現で外貨準備(ドル国債)の売りを拒否するのか、理解できません。
そう言えば、数日前に、米議会で、以下のような質問がありました。

「日本政府が、大震災の復興に使う資金として、手持ちのドル債を
売りたいと言えば、米国は拒否できないのではないか?」

答えたのは、ロレンス・サマーズ(国家経済会議(NEC)委員長)です。
その答えはふるっています。
「その問いには、答えない・・・。」
これと、野田財務大臣の答弁は符合します。
以上引用終わり。

米国債を日本に売らさせないのは米国の圧力があるからです。
米国債は日本政府から米国政府への上納金であって
その管理は債権者である日本にはないことを表明しているのです。

原発となにも変わらないことに気づいて欲しい
重要なことは国民には何も知らされてない。

しかし、富士通総研コラムというメジャーなマスメディアでさえ
その議論に目を向けざるをえなくなってきた。

どうしてか?
日本が破産してしまうからである。

日本は原発の危険性を認識できぬまま爆発を引き起こしてしまった。
そして米国債保有というタブーを抱え込んだまま
海に沈もうとしている。

何も行動を起こさずただ死を待つのみ。
そんな将来にNOと言おう。

原発にNO!

米国債にNO!

また風評かよ…

2011年04月28日 | Weblog
ニュースウオッチ9でまた福島県産野菜の話。
小さな赤ちゃんを抱いてるお母さんが買ってた…
もうやめてほしい。

「安全である野菜」=「放射能が規制値以下の野菜」ではない
安全である野菜というのは放射能が含まれていない野菜である。

「風評被害」とは?
放射能が全く含まれていない野菜及びその産地において
あたかも放射能が含まれているかのごとく扱われ
野菜が売れないことである。

「放射能が含まれているけど規制値以下の値しかない野菜」が買われないのは
風評被害ではない。

テレビで放映されていたシイタケ農家、
「売るためにはちゃんと放射能を測定しなきゃ…」?????

あんたら、どういう根拠で安全って言ってるの?

本当の風評被害の農家が言うであろうコメント。
「私の農場でとれた農産物のサンプリングデータがここにあります。
どうですか?放射能が全く含まれていませんよ!
これで安心して私の野菜を買っていただけますのでよろしくお願い致します」

つぎに、良心的な農家が言うであろうコメント。
「私の農場でとれた農産物のサンプリングデータがここにあります。
わずかに、放射能が含まれていますが規制値よりははるかに少ない量です。
お子さんには勧められませんが、
普通の大人の方では普段の食事量で健康被害が出ることはありません。
その分お安くなっておりますのでどうぞ買ってください。」

一般的な農家が言っているコメント。
「(サンプリングって一体何?そんな面倒なことしなくても安全に決まってるだろ!
俺ら生活かかってるんだからさ)皆さん安心して買ってくださいね。」

念の為に断っておくけど
悪いのは東電だからね!
農家の方々は被害者。
でも安心した食べ物を売る責任は農家にある。
被害者だからって新たな被害者を生み出していいってことはない。

海の放射能汚染という大問題

2011年04月28日 | Weblog
武田先生のブログでやっと時の流れが再開したようだ。

「最も大切なことは、
1.チェルノブイリと似たぐらいの多くの放射性物質が放出されたこと、
2.長期間にわたって放射性ヨウ素が放出されたこと、
3.海に大量に漏れたこと、
の三つがあり…」

海の放射能汚染というのは人類史上初めてであり
この災害による影響というのはまだわからないというのが正解なのだ。

海水に薄まって全然影響がない可能性もあるし
魚に濃縮されて太平洋全体の魚に影響が出るかもしれない
誰もわからないのだ。

それにしても重大性が過小評価されすぎていると思う。

今回の原発事故で痛感したことは
過去に例のあることについて多くの者は推測することができるが
全く新しいことに直面すると
思考回路が停止してしまうということだ。

「原発は爆発しない」とかありえない確信を抱いてしまう。

福島原発周辺の海水(表層)の放射性物質濃度を確認して欲しい。
4月25日の時点でもヨウ素、セシウムが検出されている地点があることを確認して欲しい。

海水への放射能物質の流出は現在進行形である
…にもかかわらず30kmも離れたところに
ポツポツとモニタリング地点が存在しているに過ぎない。

どう考えても変だろう。
原発から10km、20km、あるいは100km。
千葉、東京などの海水の放射線量も測定されるべきだろう。

原発問題は収束なんてしちゃいない。
ロボットのすぐ下から滝のように放射能が流れ出ている。

このままで行くと日本産の水産物全体が壊滅的打撃を受けるぞ。
(風評被害含む)

海に目を向けろ!

給食に放射能を出すバカ市長

2011年04月27日 | Weblog
いわき市の学校給食4月25日より再開27日より福島県内産の牛乳も。・牛乳は安全?野菜は?

「学校から給食だよりが配られました。
それによると、5月からはパンと牛乳に加えて、ジャムやチーズ、デザートなどの簡易な副食物が出されるそうです。

また、牛乳に関しては、以下の通り
”これまで福島県産は出荷が制限されていたことから他県産の生乳が使用される予定でしたが、福島県産の生乳の安全性が確認されたことから、4月27日から福島県産も使用される予定です”」

これに対して武田先生のコメント

緊急の訴え いわき市の市長さんへ、あなたは神ですか?

ちなみに、神ですか?ではなくって
悪魔ですかの?間違いと思われます。

残念ですが自分には予想を立ててブログに書くことはできても
それを阻止する力がありません。

給食が真っ先に危険にさらされることは分かっていても
どうにもなりません。

福島の子供たちの親が正常な判断をしてくれるものと願っています。

ロボットの大冒険

2011年04月27日 | Weblog
格納容器に水漏れなし=1号機をロボット調査-「水棺」作業へ・福島原発

不謹慎だとは思うんだけど朝刊を読んでいて思わず噴きだしてしまうことがある。
今日のロボットの記事なんだけど、
前にロボットが調べてる場所って1階じゃない?って書いたんだけど
大当たりでした(笑)
「東電によると、ロボットが1号機建屋に入ったのは17日以来2度目。建屋内を2台で約2時間調査したが、格納容器からの水漏れはなかった。」

これどうして笑っちゃうかっていうと、
原子炉建屋1階には水漏れがないことは始めっからわかってて
ロボットが水没しないことを確認して出動してること。
調べなくってもわかってるって(笑)

そのすぐ下では汚染水ダダ漏れでロボット出撃したら
即、水没!
結局、ロボットなにやってるの?って想像して笑えた。

「東電も「ロボットで見ていない部分は不明」」
あの~見なくてもわかってるし
東電さんもわかってるでしょ!

前に1号機はすでに地下が全部水没したんじゃない?
って書いたけど。
どうやら全部は水没していないみたい。


東電の嘘の推移予想

圧力容器から水の漏れはない(本当はダダ漏れ)
→格納容器から水の漏れはない(本当はダダ漏れ←今ここ)
→原子炉建屋からの水の漏れはない(本当はすでに漏れている)
→タービン建屋からの水の漏れはない(本当はすでに漏れている)
→トレンチからの水の漏れはない(もうちょっとで危ない)
→海への水の漏れはない(もうちょっとで危ない)
→水漏れはあっても海水で薄まるので大丈夫(笑)

外貨準備を売るということ

2011年04月26日 | Weblog
自分は、経済が専門分野(医学よりも勉強している?)で原発は成り行きで
やってるつもりなのでちょっと書いておきます。

じゅんこさんからのコメントにお答えしますね。
(非常に個人的ですけど、まあこのブログを今やってる事自体がこの人のおかげですから)

お金を刷れ
この人の論点は二つ
①『復興財源として、100兆円の政府紙幣を発行せよ。』
②お金を刷ってもハイパーインフレは起こらない

①の考えは震災より前は正しい考えだったんですよ。
世界的な規模で通貨安競争が起こっていた。だから、日本もペーパーマネーを刷りまくる必要があったんです。でも通貨を増刷するってことはインフレを意味するんです。
ただ、市場に実際に通貨量が圧倒的に少ないからこそ通用する手段。

②日本の長期金利が上昇しているということはインフレを市場が折り込み出しているということなんです。今まで銀行が日本国債を消化することでインフレは絶対起こらないとされてきた。
だから、長期金利が動かなかったんです。
短期金利は日銀の支配下にあるが長期金利を決めるのはマーケットなんです。
でもみんなが日本国債が危ないと感じ取ったらだれも引き受ける人がいなくなる
→国債暴落→さらなる長期金利上昇という悪夢のサイクルに突入します。

だから、今通貨量を増やす国債増発はおろか政府紙幣の発行でさえ危険な行為なんです。
それをすると必ずハイパーインフレが起こり日本は破産します。
ギリシャと同じ道をたどる可能性が存在しています。
自分が住宅ローンの金利を心配している理由です。

震災前は無能な日銀が通貨量を増やさないがために起きた人為的なデフレでした。
ところが震災で本物の大不況に見舞われてしまった。
(もうすぐ大不況になるが正しい表現かな?)
もう、新たなお金は刷ってはいけないんです。

これはいつも拝見している吉田繁治先生のメルマガにも全く同じ意見として載っています。
ちょっとだけ引用させていただきます。

「対抗手段は、財務省が管理する外貨準備$1兆の売り(ドル上り・
円買い)です。前号で述べたように、財務省はこれを行い、円を得
て、それで日本国債を買うこと(=27兆円の国債発行の無効化と同
じ)を行うべきです。

なぜ、財務省にはこれを行う姿勢が見えないのか、理解に苦しみま
す。これを行わない限り、期待金利が2ポイントは上がって、国債
の時価は、10%は下がります。これは、金融機関に80兆円の評価損
を与えることになって、信用収縮が起こり、GDPはリーマン・ショ
ック(9%)以上の低下になってしまうのです。 」

武田先生もそうですけど
ある時点では正しかったことが次の時点で正しいとは限りません。
(武田先生は間違ってませんけど思考を止めてしまった…)
時代を生き延びていくことができるのは
その時点その時点で正確な状況判断ができるものだけだと思います。

じゅんこさん、ありがとう。
またよろしくね(笑)。



「わからない」という意味が分からない

2011年04月26日 | Weblog
汚染水濃度、1か月前の250倍…4号機地下

「建屋地下の水位は徐々に上昇しており、4月25日午前11時で、床から最大1・15メートルの水深が計測されるなど、前日に比べて5センチ上昇。1週間前に比べて15センチも増えるなど、水量全体も増加しつつあるという。」

4号機の燃料プールに大量の水を注入してるんだから
それがタービン建屋地下に流れてきてたまるのは当然過ぎる。
東電が「わからない」という意味が分からない。

2号機だけじゃなく3号機だって1号機だってトレンチの汚染水が溢れ出してくるのは
もう既定路線だと思うんだけど…

【図解・社会】福島原発・事故収束に向けた主な対策
また、図を載せとくね。
この中の高濃度汚染水の再使用ってのは東電の「夢」だからね。
実現不可能だと思うけど…

本当に頭がオカシイのか底抜けの馬鹿なのか

2011年04月25日 | Weblog
国損を正当化しようとする民主党政権
「野田財務相は、外為特別会計について「足元での為替レートを考えると15兆円の債務超過となっている」こと、「積立金の取り崩しは同じ額の財投債の発行につながり国債の発行と同じことになってしまうこと」、「外為特別会計の資金は政府短期証券の発行により調達された資金であり、一般会計として使うことは財政制度の根幹に触れかねない」こと、さらに「内外から一般会計の赤字隠しとの批判を受ける」ことを挙げて、外為特別会計の一般会計への転用には慎重な立場を強調した。」

これを自分の考えで言っているとしたら気が狂ってるので病院に入ったほうがいい。

官僚の言ってる通りに発言しているのだったら
底抜けの馬鹿なので財務相をすぐに辞任してもらいたい。

もう国民は官僚には優秀な人材を雇ってリードしてもらうとか
馬鹿げた考えを捨てて
公務員は給料安くてもいいようなお金持ちだけ採用して
ボランティアで働いてもらえばいいでしょ。

官僚なんて何の役にも立たないクソだよ。

革命起こさなきゃ何時まで経っても貧民のままだ。
ソビエトと何が違うの?
おんなじじゃん。

この国には国民から年貢を巻き上げる悪代官しかいないよ。