DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

CTBT高崎の数値をグラフ化している人がいた

2011年08月16日 | Weblog
ペガサスのブログより
CTBT高崎のグラフを7/26まで更新
ちなみにCTBT高崎の引用先のHPが見つかったので載せておく(最新は8月12日まで)
軍縮・不拡散促進センター

あと訂正だがTe129の半減期は確かに1時間ほどだがTe129mからも生じるようなので
両者を合わせて大まかには1ヶ月程度と考えるほうが良いそうだ。(下記注)
1号機トレンチ内溜まり水で検出されたTe-129 の放射能
「仮にTe-129 が核分裂直後に生成されるとすると、震災後10 日以上経過した時点でその放射能が
観測されたのならば、それは再臨界が起こっていることを意味する。ただし、Te-129 はTe-129m
の核異性体転移によっても生成されることに注意が必要である。Te-129m の半減期は約34 日(核
異性体転移への分岐比は63%)であるため、震災後10 日以上経過した時点でTe-129 の放射能が
検出されてもおかしくはない。」

ペガサスのブログの言葉を借りると
「だらだらと続く福島第一からの放射能放出」という表現が的確である。(以下引用)
「セシウム137が今でもほとんどコンスタントに出ていることが分かります.この核種の平常値(大気中濃度のバックグラウンド)は,広島県のサイトにあった文書によると,2000年前後から0.1マイクロベクレル/立方メートルで,上のグラフの一番下の目盛りよりさらに一桁下です.5月や6月になっても,ヨウ素やセシウムに濃度のピークがいくつも見られます.本当に容易ならざる事態です.」

高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所における放射性核種探知状況
(8月12日時点)


8月6日から7日にかけてのTe129(m)の上昇をひとまずチェックしておこう!
8月12日のブログ参照

だいたいこれで下地はできたので
これから先は
福島第一原発の注水停止の事故を受けて
→高崎のテルル上昇の予想
→各地での放射線量上昇の確認
→実際の数値での検証
を実際に行いこれらの仮説が正しいかどうかを証明していこうと思う。

まあ、放射性物質が飛び続けているという事実は
すでに証明されてると思うけどね。

中国に汚染を非難される日本って…

2011年08月16日 | Weblog
「放射能汚染海域、日本の発表超える」 中国側が見解

「中国国家海洋局は、福島県沖の西太平洋で行った海洋環境調査の結果として「(放射性物質に)汚染された海域は日本が発表した影響範囲をはるかに超えている。放射性汚染物質が中国の管轄海域に入っている可能性も排除できない」との見解を明らかにした。

 中国紙、科技日報(電子版)が15日、同紙の取材に対する同海洋局の書面回答の内容として伝えた。

 これによると、放射性物質の影響を受けているとされたのは、福島県沖東800キロ以内の25.2万平方キロの海域。中国近海に比べてセシウム137が最高300倍、ストロンチウム90が最高10倍の濃度で、それぞれ検出されたという。

 同海洋局は福島第一原発事故を受け、6月から7月にかけ、海洋調査船を宮城県沖などの西太平洋に派遣し、調査を行っていた。(北京=古谷浩一)」

この調査は公海上ということか?
いくら何でも中国に影響はないだろうが
中国に非難されるようになったらおしまいだよねw

でも6月から7月というのは
日本政府の発表ではセシウムなどの放射性物質は
海底深くへと沈んでいるはず?
800km沖で海底の調査というのも考えにくいので
表層を漂っていたということ?

いづれにしても
今回は中国のデータのほうが正しそうだわな。
日本の海はすでに終わってるのだが…