DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

闇に紛れて生きる~俺たちゃ原発推進派なのさ~♪

2011年10月31日 | Weblog
新潟知事が汚染マップ批判 「天然放射線を配慮せず」

東京電力福島第一原発事故を受け、文部科学省が航空機で各地の放射性セシウムの蓄積量を測り、公表した汚染マップについて、新潟県の泉田裕彦知事は19日の記者会見で「天然の放射線を配慮していない。いい加減な数値である可能性がある」と激しく批判した。

 マップの値は、新潟県内に幅広く分布する花崗岩(かこうがん)から出る放射線の影響を踏まえていない、と同県は主張している。

 文科省が12日に公表した汚染マップによると、新潟県では福島県境や北部で比較的、高い蓄積の地域が見られ、一部で1平方メートルあたりの蓄積量が3万~6万ベクレルに上った。新潟県は花崗岩分布とマップの「汚染地域」がほぼ一致しているとして、発表直後から「すべてが原発事故による影響ではない」としてきた。

(引用終わり)

本当は今日の中日新聞朝刊の記事を引用したかったんだけど
引用元が無いので代わりに朝日新聞を引用した。

この記事が間違いであることは明らかで
汚染ルートとタイミング(9月30日改訂)(早川由紀夫の火山ブログより)

あるいは、いつもの放射能汚染マップ拡大版を見てもらえば
新潟の放射能汚染が群馬ルートの流れであることはすぐに分かる。

中日新聞でさえ朝刊の見出しは
「米どころ新潟 反発」
「魚沼で高い値 「推計に誤り」」というとんでもない見出しだ。

では、なぜ?だれが?こんな風評被害をたれ流しているのだろうか?

本日のキーマンは
「新潟県 原子力安全広報監 熊倉 健」だ!

こいつの発言。
(文科省の航空機モニタリングによるセシウムのマップと花崗岩分布図が…)
「重なって見えますね」

「文科省はヘリコプターからの調査による推計。トリウムなどとセシウムの区別はつきにくい。
国はちゃんと対応して欲しい」

これを受けて泉田新潟県知事が文科省に抗議をしたとのことである。

まず、原子力安全広報監というのがどこに属しているか?
これを調べるのが非常に難儀だった。

推測で「原子力安全対策課」が怪しいと思って調べるのだが、なかなかわからない。
でも、結局そうでした(笑)→地域の会第71回定例会座席表
言っとくが、俺はしつこいからね!

ここまで尻尾を捕まえれば後は芋づる式だぜ!

●[JAIF]日本原子力産業協会 原子力関連リンク(国内)
この中で地方自治体にいっぱい存在している原子力安全対策課(室)ってのが
電力会社の御用機関ってわけだ。

どう御用なのかというと?
北海道庁→北電天下りリスト
のように、原子力安全対策課ってのは電力会社への天下りポストなのだ。

ちなみに「新潟県 原子力安全広報監 熊倉 健」自身も
御用役人として立派に職務をはたしてきた。

『柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会』
2010/11/30 新潟県 設備・耐震小委(47回)傍聴記

資料の中に、番号はないが、「柏崎刈羽原子力発電所5号機の設備健全性及び
耐震安全性の評価」のタイトルで、技術委員会の鈴木賢治座長が泉田裕彦知事
に宛てた平成22年11月16日付文書がある。

審議の様子

(1) 技術委についての報告

熊倉・原子力安全広報監が事務局として報告。県民からの質問は大きく3点あり、
一件一件、丁寧に議論してもらった。予定を2時間もオーバーした。7号機に
ついては安全上、問題なし。5号機のスタビライザーについては、鈴木委員、
黒田委員からの質問があったが、東電はLOCA時でもストッパの当たり面は
3mm確保されており、安全だとした。委員会終了後、東電は補足説明資料を
提出し、各委員へ示された。11月16日、座長から「安全上問題ない」と報告され、
17日に3首長が再開よし、とした。本日までに5号機は75%出力状態に達した。

北村小委員長は補足して、①3点について詳細な討議が行なわれた。②70項目の
質問を20項目ほどに集約し、逐次検討した。

北村委員長がいつものように、技術委委員を兼ねている委員(橋爪委員、鈴木
委員)に何かあれば、と声をかけると、鈴木委員がすぐに手を挙げ、

鈴木委員:「いまの熊倉さんの説明は1箇所違う。スタビは2mm以上は動かない、
というのが東電の言ったことだ。熊倉さんは3mmと言ったが、そうではなかった。
小委では3mmという説明だった。しかし、その値はどのようにして出たかの
説明はナシだ。」
熊倉:「失礼しました。2mmでした」
鈴木委員:「私はオヤ委員会で初めて2mmと聞いた。2mmと3mmとは矛盾
している。後日の東電の説明にも矛盾している。私は納得していない」


【このやりとりに私は非常に驚いた。私は当日の技術委を傍聴していた。鈴木
委員が、その日、東電が突然もちだした2mm説にビックリしたときの表情も見ていた。
広報監としての熊倉も熊倉だが、設備小委の委員長として技術委の一員を勤める北村も北村だ。グレイゾーンのときといい、塑性ひずみについての香山発言のときといい、まさしく御用学者そのものではないか。
傍聴者たちが声も上げずに、おとなしく座っていてはいけなかったのだ。

まだある。熊倉は「2時間オーバーした」と言ったが、飯沼防災局長が挨拶し
終えたのが5時15分だ。県が公表した議事録には、この日の委員会は13:30~
17:10となっている。「1時間余り」と言うべきだろう。熊倉はその程度の大雑把な人だということであり、こういう人が広報監をやっているのである。
北村委員長の「70項目を20項目に」も、この文脈では、違う。「県民の皆さま
からの質問」は44件に整理され、それを座長は逐次辿ったのだ。「確認事項」
としては20件にまとめられたが。「全部で73件の質問が44件に整理された」と、
当日も、熊倉が発言しているではないか。
私見をつけ加えれば、そもそも、一件一件、丁寧に議論したなどとはとんでもない。北村委員長の「詳細な討議が行なわれた」もウソだ。地元・県民たちはどう受け止めただろうか。
鈴木委員は「私は納得していない」と言っているのだから、座長の11・16文書
については、意見の一致をみていないということである。鈴木委員としては、
立場上、「座長まとめ」を認めたのだろうが、地元・県民の「安心・安全」
からは納得できない「座長まとめ」であろう。こういうことを議事録だけから
読み取ることは難しいかと思う。】

(引用終わり)

まあ要するに、「原子力安全対策課」という原発推進派が闇に紛れて自治体のなかで生き続けているということだ。

こいつらは一生かかっても人間になどなれやしねぇぜ!
しかも正義の血なんて一滴も流れてねぇ

妖怪人間ベム OP 【FULL】


日本が売り飛ばされる~助けてくれ~!

2011年10月29日 | Weblog
野田首相、TPP交渉参加の意向固める 11月のAPEC首脳会議で関係国に交渉参加を伝達へ
フジテレビ系(FNN) 10月29日(土)21時7分配信


野田首相は、TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉に参加する意向を固めた。11月中旬にハワイで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議の際に、関係国に交渉参加を伝達する方針。
政府関係者によると、野田首相は、TPP参加に慎重な鹿野農水相と、10月だけで数回極秘の会談を重ねてきた。
鹿野農水相は、最終的に交渉参加を容認する考えを示唆し、これを受けて野田首相は、APECで交渉参加を表明する意向を固めた。
民主党内では、慎重派が攻勢を強めているが、野田首相は11月4日をめどに、交渉参加容認の方向で意見集約したい考え。
その後、記者会見などの形で交渉参加方針を国民に説明し、そのうえで、APECに臨む方針。
しかし、慎重派が猛反発するのは必至で、政権運営に影響が出る可能性もあるとみられる。

(引用終わり)

どうしてアメリカのスパイが政権の座に座ってるんだよ~

誰を選挙で選んだって
結局、アメリカのスパイが総理になるんだったら選挙いらねぇ!

原発で日本国民見殺し、
TPPで売国。

いっそのことアメリカの選挙権のある
日本州に加えてくれないかな?

亀はどじょうに勝てるのかな?

小沢なきあと日本を守れるのは亀しかいないよ…
なんで日本国民は亀の凄さがわからないのかな?
(マスコミの洗脳もあるけどね)

最後のホットスポット…一関の汚染マップはどうして公開されないのか?

2011年10月29日 | Weblog
岩手3題(武田教授のブログ)

【汚染】岩手県一関市、保育園など4施設で10マイクロシーベルト測定し16施設で5マイクロシーベルト越え(92施設で1マイクロシーベルト越え)(save child様のブログ)

放射線量等分布マップ拡大サイトでみると
宮城県の北端、岩手県との県境、一関市のすぐ近くのところに
セシウム青色地域(60-100K)が存在している。

これまでの経過および空間線量のモニタリング値からして一関市に
柏、松戸、流山、三郷ぐらいのホットスポットが存在していることはほぼ確実であると思う

ただ、残念なことに一関市長は情報解析ができないお方のようだ。

子供が直ちに死亡するような急性期症状を引き起こす線量は
チョット想像しにくいが…

既に7ヶ月も過ぎているというのに
ホットスポットかどうかさえ知らされないというのは
情報隠蔽以外の何者でもないと思う。

秋さえ乗り越えてしまえば
農産物が売り尽くせるとでも思っているのであろうか?

日本はいつからこんな腐った国になちゃったのかな?
(もともとそうだったりしてw)

福島市民はこうして国に見殺しにされる!

2011年10月29日 | Weblog
『週刊プレイボーイ no.44/2011』「福島市民はこうして国に見殺しにされる!」
(Supersymmetry Brothers様のブログより)

今週の週刊プレイボーイの記事だが、福島市渡利地区の問題がとりあげられている。場所によっては高線量を示す場所があるのだが、国は20mSv/yを越える場所はないとの一点張りで住民と対話が進まないようなのだ。除染も効果が少なく、場所によっては上昇したところもある。地形的に洗い流したり土を取り除くだけの除染では効果が薄いのだと言う。国の除染の目標は2年で空間線量を半減だが、今の空間線量の3/4はセシウム134で2年が半減期。目標設定が低過ぎると神戸大の山内知也教授は語る。

住民の自主的な測定では、側溝では9.8μSv、通学路の近くに60μSvの箇所があるなど、記事を読む限りではまだら状にセシウムが降り積もっている様子が浮かぶ。通常なら避難地区に指定されるレベルである可能性があるのだが、行政はそっぽをむいたまま。ある官僚の言葉によれば、渡利地区は県庁からも近い高級住宅街であり、こうした福島市内の地域を避難対象にすることは市の行政、経済活動に大きな影響を与えるためできないのだという。

この記事から、いくつか見えてくることがある。

汚染された地域はスポット的に広がっているので、きちんと把握するには、最低限戸別にきめ細かに調べて可視化する努力を継続する他ない。これについて行政を頼りにすることはできないので、住民が行政と話し合いながら自主的な努力を継続する方が効果ある。
除染の効果は限定的。また、その方法にもいい面、悪い面があるのでやはり信頼できる専門家の指導の元慎重に行うことが必須。
都市部の避難は事実上できないと考えられている。東京や大阪で同様の事態が起ったら対策は無いと考えてよい。
自主避難については補償しないという方針に微塵も動揺なし。自主的に避難する際に国が補償する仕組みを勝ち取るためには長期の闘争が必要。今は、そうした闘いも組織化されておらず結果として見殺しになっている。

いずれも想像していた範囲のことなのだが、現実に苦しんでいる人々がたくさんいるのを読むと複雑な気分になる。日々の仕事に追われ、生活に追われ、余暇を使って何かをするにしても限界がある。ツイッターやブログで言いたい事は言えても、砂漠に水をまくようにきえていってしまい力にはならないようにしか思えない。そういう人は多いと思う。しかし、正しく考えること、妥当な考え方を提示することこそが重要だという考え方を僕は手放すつもりもないのだ。椅子に座って考え、考え方を作り出し、提示し、極々限られた人々にだけど共有されさざ波のようにして伝播していくことで、いつか大波を作り出せるのではないか。どのみち、できることが限られているなら、そこにかけるしかないと考えてこのささやかなブログを続けているというわけで。力不足は人に言われるまでもなく十分承知しているのだが、やるしかないと改めて思ったことではありました。

(引用終わり)

まずはこの週刊プレイボーイ(10月17日発売)を直接読まれることをすすめる。

そしてその記事の最後にある経済産業省キャリアの言葉を以下に引用しておく。

「国も福島県も福島市も、渡利地区を避難勧奨推奨地区に指定する気はないでしょう。渡利地区は県庁から2km弱、6700世帯1万6400人が暮らすセレブな住宅街です。そんなところを避難させて「死の街」にしたら大変なことになる。市内には県庁もある、東北新幹線もある、東北自動車道もある。市だけでなく、県の行政、経済活動がストップしかねません。県都だけに、福島市内は避難指定が決して許されないのです。」

(引用終わり)

10月26日のブログ 日本で一番放射能が危険な場所は?でも引用したがこの地区は田舎の過疎地などではなく、れっきとした都会の住宅密集地なのだ!

1万6400人を見殺しにするために年間20mSvという基準値をわざわざ作り上げて
避難をさせないように画策しているのだ。

「安全だから避難しなくてもいいよ」じゃなく
「避難させないようにする最低の被曝量はどれだけか?」から
逆算した基準が年間20mSvなのだ!
それでもちゃんと調べればそんな基準さえも軽くオーバーしてしまうマイクロホットスポットが市内の至る所に存在しているのである。

以前、福島市長が「福島原発」、「福島県」とおなじ「フクシマ」ということで
遠く離れた「福島市」を問題視しないで欲しいと言っていた。

しかし、皮肉にも「福島原発」は「福島市」に何の因果か一番被害を与えていたのである。

避難しなければ当面は平穏が保てるかもしれない…
でも4-5年して本当の健康被害が続出することになったら
その時はどうなるのだろう?

「はてしない核の物語」はいつまでも語り続けられることとなるのであろうか?
我々は目を覚まして現実を直視するべきではないのか?

Past the point of no return
no backward glances

オペラ座の怪人でのファントムの言葉…

もう、我々は前に進むしかないのである。
3.11以前の世界には決して戻ることはできないのだ。

真実を見つめよう。
一番大切なものを考えよう。

郡山駅西口の植え込み 80μSv超を確認

2011年10月28日 | Weblog
郡山駅西口の植え込み 80μSv超を確認 - .m4v


郡山駅西口の植え込み 80μSv超を確認

きょう午後、JR郡山駅前の植え込みの土から、1時間あたり80マイクロシーベルトを超える放射線量が計測された。
高校生などが通学で利用する場所で、早急な現地からの除去が求められる。
きょう午後、JR郡山駅西口にある植え込みの土から、高い放射線量が確認されたとFCTに情報が寄せられた。
FCTが現地で計測したところ、地上から5センチほどのところでは、最大で1時間あたり80マイクロシーベルトを計測した。
また、JRの職員が個人で持っていた線量計で調べたところ、120マイクロシーベルトの高い放射線量であることがわかった。
高い値の放射線量が確認された場所は、土の色が変わっていて、線量が高いのもこの場所だけとみられている。
現場は駐輪場近くにあり、通学の高校生などが数多く通ることから、早めの処理が待たれる。
郡山市は現地に職員を送り、詳しく調査している。
[ 10/27 20:08 福島中央テレビ]

(引用終わり)

郡山市全体が1μSv/hなんだから
普通に80倍に濃縮されたってだけでしょ?

どうしてこれがニュースなのかわけがわからないよ?

こんなこと言ってたら
郡山市の雨樋や側溝測れば
同じような数値がすぐに見つかると思うんだけど…

(追加 22:30)

郡山市のTSUTAYAでは、
なんと!ガイガーカウンターがレンタルできちゃうそうです。

TSUTAYA 富久山店

◇◆放射線量測定器(ガイガーカウンター)無料貸出中◆◇

只今、復興支援の一環といたしまして、Tカード会員様限定で放射線量測定器(ガイガーカウンター)の無料貸出しをしております。
1泊2日限定です。
※台数には限りがありますのでご希望にそえない場合がございます。

(更新日:2011年10月01日)

(引用終わり)




年間20mSvの被曝量とは?

2011年10月28日 | Weblog
今日も放射線量等分布マップ拡大サイトの話題で…

放射能汚染マップってどれくらい正確なのかな?
やっぱり低めに記載されてるに決まってるよね?

今回はそんな疑問に郡山市のデータで検証してみた。
昨日のセシウムマップで水色エリアは橘小学校の付近だけでした。
空間線量で見てもほぼ同じような感じ…
地表面から1mの空間線量なんですけど
郡山のほとんどは0.5-1.0μSv/hの薄緑地域と
やっぱり橘小付近の1.0-1.9μSv/hのスポット状の緑地域。

これが実際のデータだとどうなっちゃうのかな?

郡山市放射線量モニタリングマップ

橘小付近を調べて欲しい…ていうか
地上50cmのデータだけど郡山殆どの地域が1.0μSv/h超えてるじゃん。

ああ、こういうことなんだね…

マップ見るのめんどくさい人は
【9月28日~10月14日実施分】ちびっこ広場放射線量測定結果

マジでちびっこ広場なんだよね?

ちなみに学校は除染されてて数値低いですw
郡山市立中学校 放射線量測定結果のお知らせ<10月28日>

マップはあくまで目安ってことねw
学校だけ除染してそれでOK?

それってアリバイ工作?

他にも須賀川市放射線量マップ(H23/10/27更新)

須賀川インターチェンジを見つけてもらって国道118号線に沿って
西方向に進んでいくと軒並み1.0μSv/h
このマップは汚染マップと同じで1.0μSv/h以上が緑フラッグになっている。
このあたりはほぼ一致しているのかな?

でもスポットと言うより
郡山から続くラインのように見えるけどね。

以上を総括してわかったことがある。
どうして年間20mSvなのか?

避難区域以外で2.0μSv/h(17.5mSv/y)の地域→空間線量で緑より上の
地域が南相馬を除くと日本に存在してないからだw

放射性廃棄物の時と同じ…
このデータを見てから年間20mSvを決めたんだね。
誰も避難しないですむようにね!

ちゃんと意味があったんだ…ひどい。
政府の役人はホントよく知ってるなぁ
国民には知らせないけどねw

放射能汚染マップで探す高放射線量地域…天栄村、大里小学校

2011年10月27日 | Weblog
郡山市からさらに南下していきます。

ここのところブログ記事を書いていて非常に気分が悪いです。
正直、吐き気が止まりませんw
これからの記事もさらにひどいです。

南に下がっていくと福島県須賀川市と岩瀬郡天栄村に
1-2Km四方ぐらいの3つの水色ホットスポットを確認できます。

どこを調べようか迷ってひとまず
「大里小学校 放射能」でgoogle検索です…

天栄村立大里小学校 - 福島県学校等環境放射線モニタリング
3月16日に雨が降ったみたいで
4月5日に、高さ1cm 3.5 μSv/hを記録しているみたいです。

ぱっとした記事が無く、そのあたりがみんな「天栄村」にあるみたいなので
「天栄村、放射能」で再検索すると…

牛肉から基準超える放射性物質 市場には出回らず 福島・天栄村 2011.4.1 00:30
 
「厚生労働省は31日、福島県天栄(てんえい)村で採取された牛肉(もも肉)から、暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える510ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。食肉から基準を超える放射性物質が検出されたのは初めて。肉は一頭分がすべて保管されており市場には出回っていないという。

 天栄村は福島第1原発から約80キロ。汚染経路などが不明のため、厚労省は1日にも他の部位とともに再検査を行う。

 一般的に牛などが放射性物質を体内に取り込んだ場合、尿などで排出されるため、肉への影響は低いとされている。」

そしてこの結末がどうなったかというと…

天栄村の牛肉再検査、セシウム不検出 - 2011.04.09 -

「福島県天栄村で採取した牛もも肉から放射性セシウムが検出された問題で、厚労省は31日に発表した「検出」の結果を「不検出」に修正した。

再検査の結果、検査用牛肉を入れた容器を包んでいたビニール袋から放射性セシウムを検出。誤って牛肉に付着した可能性が高いという。

天栄村は1日、菅直人首相や関係閣僚、県などにあて、31日の発表が風評被害をあおると抗議文を送っていた。内容は「不確定な検査結果を公表し、風評被害をあおるような方法は許せない」というものだった。」

「なかったこと」にされてました (T_T)

ここで地元の人の調査結果を載せます。
「天栄・湯本 「でどやま」通信」様のブログより
天栄村内の放射線計測

前回の記事のとおり、ガイガーカウンタを手にする機会がありましたので、
身近な地点で放射線量を計測してみました。

地域住民の安心のため、また、天栄村の観光業や農業への
風評被害を最小限に抑えるためにも、
こうした細かなデータは必要であると考えられます。
 
なお、時間の都合により範囲は湯本地域に限定し、
測り方も独自のやり方なので、
他のデータと比較するのは難しいかもしれません。
あくまで参考までにご覧ください。
 
計測日時:
5月13日15:55-17:22
 
計測方法:
「はかるくんⅡ」
115cmの高さでセンサーを下方に向け、
1分後から10秒ごとに5回計測し、平均を出した。



(引用終わり)

ここで放射能マップと付き合わせてください。
そうなんです!測定結果は合っているんですよ!
グーグルマップなども参考にしながら
湯本や大槻を調べてみると茶色なんです!
天栄村の中で天栄中学校の隣、大里小学校の近所である
天栄村役場のところだけが「ホットスポット」なんです。

天栄村は東西に長く広がってるみたいで
全体を平均すると安全なんですが
東の端っこは水色高放射線量地域だったんです!

間違ってはいなかった…
牛から検出されたのは「包んでいたビニール」のせいかもしれません。
でもそのビニールについていた放射性物質は
紛れも無く福島原発から飛来し付着したものだと思われます。


本当にそこで飼っていた牛は大丈夫だったんでしょうか?

3カ所の水色地域は例のごとく、航空機 軌跡を表示すると
まるでなぞり書きするかのように
ヘリコプターがその辺を重点的に飛んでいることがわかります。
何が目的だったのでしょう?

ちなみに、9月28日発表のこのあたりの学校の放射線量です。

福島県環境放射線モニタリング調査(学校等)結果について(速報)

大里小学校(9/9 50cm) 0.31μSv/h
広戸小学校(9/9 50cm) 0.66μSv/h

…で水色よりチョット離れているところのほうが
実際は高線量になってたりします。

須賀川市立長沼東小学校(9/12 50cm) 0.91μSv/h
須賀川市立白方小学校(9/9 50cm) 0.86μSv/h
須賀川市立白江小学校(9/9 50cm) 1.3μSv/h
須賀川市立長沼中学校(9/8 1m) 0.73μSv/h
須賀川市立岩瀬中学校(9/12 1m) 0.73μSv/h

以上のように水色地域を取り囲んで高放射量地域が存在しています。

これは推測ですがモニタリングできてないだけで
このあたりのホットスポットはもう少し大きいのではないでしょうか?

その後の報道はありませんが
「風評被害」で片付けて良いものなのかどうかは
この記事を読まれた皆さん個人の判断にお任せしますw。

放射能汚染マップで探す高放射線量地域…郡山市、橘小学校

2011年10月27日 | Weblog
今日も放射線量等分布マップ拡大サイトから高放射線量地域を探します(以下放射能汚染マップと略す)。

今回は先日の福島市→本宮市→郡山市→白河市→那須郡へと続く
ホットラインの郡山市です。

郡山の水色スポット(300-600K 任意移住区域)は2つの地域
先日書いた本宮市のすぐお隣の高倉小学校(→これは先日の流れでよいでしょう)

そして…なぜかはわかりません
本当に「スポット」なんです! 「橘小学校」

そして、「橘小学校 放射能」でgoogle検索です…
検索して、吐き気がしてきました…
(何度も繰り返しますがこの記事はマップから調べて書いています)

橘小学校がHPで放射線の測定値アップを中止して、そして再開した件について(「エネルギーシフトと子どもの未来のために 」様のブログより)
4月26日、郡山市の橘小学校ホームページに、『橘小放射線測定値報告中断のお知らせ』と題したコメントがアップされた。(下記参照)

                      ********
               『橘小放射線測定値報告中断のお知らせ』

先日来、本校独自で実施した校舎内及び校庭等の放射線測定値をホームページに掲載してまいりましたが、インターネット等での測定値の発表は、文部科学省や県など公的な機関が測定したものに限るとのことから、今週からホームページへの掲載は中断することになりました。なお、学校独自の調査はこれまでどおり継続し、数値の推移等については、学校便り等で保護者の皆様にお知らせしてまいりますので、ご理解いただきますようにお願い致します。
【緊急情報】 2011-04-26 10:31 up!


                     ********

そして翌々日の28日には、なぜホームページで数値をアップするのを辞めたのか、その理由がアップされていた。(下記参照)

                     ********

             『校内における放射線値のお知らせについて』

先日、これまで行ってきた放射線値の掲載について、中断するとをお知らせしました。その理由として、まず第一に、現在、国や文部科学省から正確な数字が公表されていること。本校の数値は、あくまで教職員の手によるものであり、ご家庭に参考としてお知らせすることと考えておりました。
第二に、私たちが情報をお伝えするべき対象者は、まず、保護者が第一であります。したがって、ホームページよりも文書をもってお知らせしたほうが、各家庭に確実に伝わると考えました。
なお、測定については現在も継続しており、結果については定期的に文書をもってお知らせしてまいります。その旨、ご理解をいただきたいと思います。(文責 橘小学校長 佐藤守廣)
【緊急情報】 2011-04-28 11:50 up

橘小学校HP

(引用終わり)

…隠蔽工作ですか?

そして、橘小通学路放射線マップ詳細版
9月2日に学校のHPでアップされています。(ちなみに郡山市立橘小学校のHPはこちら)

放射能汚染マップが自分で使える人は必ず自分の目で見て確認してください!
先の通学路マップでは池ノ台と書かれているところに
放射能汚染マップでは荒池と書かれた池があって、
その周りに大体1km四方の水色地域があります。
それに一致して通学路マップの高放射線量2μSv/h(17.5mSv/y)以上の
赤色地域が認められます(実測値のほうが予想値より高いです!)
(6年住んでたら生涯100mSvの限界を超えちゃいます→1年生はもうすでに卒業不可)

自分は思うんですよ…
ここは立入禁止だろうって。
(この範囲なら除染ができそうな気もするが…)

10月9日に橘小学校HPにアップされた運動会の風景です。
記念すべき大運動大会!

どうやら屋外ではできないので室内で行われているようです。

10月4日!に個人用積算線量計をみんなに配布されたようです。

多分、学校とかご家庭の皆さんは必死になってお子さんのために
頑張ってみえるのだと思います。

そういう方々にせめてこの事実だけでも伝わってほしい。
放射能汚染マップを見て自分の目で確認していただきたい。

水色地域…任意移住区域(ほぼ強制移住区域)の存在。

日本で一番放射能が危険な場所は?

2011年10月26日 | Weblog
日本で一番放射能が危険な場所は?
考えてみた…飯舘?南相馬? 
違います!

ここは警戒区域、計画的避難区域、
緊急時避難準備区域(平成23年9月30日解除になったが子供はまだ戻ってないみたい)に指定されていて住民はみんな避難しています?
じゃあどこ?

マップで調べていくと補償つき任意移住(185K以上→100-300K 淡い青、300-600K 水色)のうち
強制移住(555K以上)により近い水色地域で実際に人が居住しているのはわずかしかない。

すなわち福島県 福島市、伊達市、二本松市、本宮市
ただし伊達市は特定避難勧奨地点に指定された場所があるため
実質的には福島、二本松、本宮の3市だろう。

実際、汚染マップに警戒区域等を表示してみると
汚染地域と警戒区域や避難区域の関係がよくわかる。

特に小中学校を表示してみると
実際に避難している地域には「ほとんど学校がない→人がもともと住んでいない」事がわかる。

ところが福島市はどうだ?
水色区域の中には、既に書いた「大波」「渡利」そして「福島第3」の3つの小学校がある。
そして水色のすぐとなりには福島駅を中心に数多くの学校が存在している。

人口としてはこの地域が日本で一番危険に晒されていると思う!
どうだ?
原発の近くじゃない!

二本松市
「岳下」「杉田」「石井」「小浜」小学校

本宮市
「和田」「五百川」小学校
(市の境 郡山市 高倉小学校)

伊達市
「柱沢」「富成」「小国」小学校
(先日の緑のホットスポットは大波小に近いが伊達市だったようだ)

どうだ?
こんなにも多くの学区の人たちがほぼ「強制移住」区域に住み続けてるんだぞ!

また載せておくよ。
避難区域外の「福島」で今、生じていること
~大波・渡利・小倉寺における情勢~


もう一度いう
日本で一番危険なのは飯舘でも南相馬でもない
「福島市」だ!


その周りの青地域も十分危険だけどね…

おそらく政府もわかってるんだろう
でも、人口が多い=補償が大変
それだけの理由で見殺しにされているんだろう。

やるべきは「除染」じゃない「避難」だ!

放射線量等分布マップ拡大サイトの正しい使い方

2011年10月26日 | Weblog
昨日から放射線量等分布マップ拡大サイトを見続けています。
昨日の検証でわかったこと…
どうやらピンポイントで高放射線量地域を特定できるというメリットがあるということだ。
自分は阿見町はなんて全く知らなかったし
ホットスポットの疑いがあることも知らなかったのに
マップから逆算して小学校までたどり着くことができた。

今日もやってます。
マップ拡大サイトで
航空機モニタリング結果→千葉県、埼玉県測定(東京神奈川以外が表示)
→セシウム134+137にチエック(合計でいいでしょう)

☆土壌汚染については、チェルノブイリではセシウム137の地表堆積(ベクレル/m2)が

37K以上で汚染地域      →30-60K 青っぽいグレー、60-100K 青
185K以上で補償つき任意移住  →100-300K 淡い青、300-600K 水色
555K以上は強制移住      →600-1000K 緑、
1480K以上は強制移住&立入禁止→1000-3000K 黄、3000K以上 赤

要するに茶色はOK、青っぽかったら汚染地域、水色は任意移住、緑・黄・赤は強制移住だ。

まず青っぽいところを見つけて汚染地域を確認した後(茶の隣だからすぐに確認できます)
濃い青60-100Kとその隣にある淡いところ(淡い青と水色)100-300K、300-600Kを確認して任意移住区域を確認。
そして緑600-1000Kで強制移住区域を確認するという手順だ。

10Kmぐらいの縮尺にして大まかに場所を確認する。
福島市に飛んだ形で水色の任意移住区域が確認できる。
拡大を上げていくと何やら緑のスポットが有ることがわかる。
沼ノ田?とかいう場所らしい…
次にその近くに学校がないかチェックしてみよう。
右のところにある小学校、中学校というところを開いてチェックを入れると
緑の一番近くに市立大波小学校というのがあるようだ。

そこで「市立大波小学校 放射能」でgoogle検索してみる。
すると…

避難区域外の「福島」で今、生じていること
~大波・渡利・小倉寺における情勢~
とか、

福島市大波地区の「除染」の効果、ほとんど認められず(EX-SKF-JP様のブログ)
それどころか、5地点で「除染」後の線量が上がっています。

昨日のポストで、神戸大学の山内知也教授の福島市渡利地区の「除染」事業に関する報告書をご紹介しましたが、大波地区の結果を見ると渡利地区以上に、現在行われている「除染」に疑問がわいてきます。

福島市公表の資料「大波地区での放射能除染事業の結果(速報)」によると、除染は大波小学校の通学路沿いに8月9日から12日にわたって行われ、除染前の8月4日と除染後の8月19日に放射線レベルの測定が行われています。

「除染」作業として行われたのは、草刈り、歩道の高圧洗浄、ブラッシング等、側溝及び側溝集水枡の土砂上げ、とのこと。8月10日の日テレのニュースクリップを見ると、市委託の清掃業者がたいした防備もせず道路の脇を高圧洗浄機で洗い流しているだけ。あとは、ロードスイーパーで国道沿いの道路脇の土埃をブラッシングしている光景が。これはただの清掃であって、「除染」でもなんでもない気がするんですが、下の地図でご覧になれるように、放射線量はほとんど下がっていません。

いつまで続く「除染ごっこ」。日テレのニュースに出てくる大波地区の住民の方は、「何を今更」とおっしゃっていました。

(引用終わり)

と言った形でマップでの高線量が実際に被害の形で確かめられます。
(このブログの記事は上記の順番で確認した結果を書いています
自分は今の今まで大波小学校を知りませんでしたw。これは昨日と同じです)

除染できなくて当然だと思います。
だって強制移住区域にほぼ該当するんですもの…

あと、軽井沢の隣の群馬県境なんかも
青のホットスポットが点在しているので調べてみると

軽井沢 比較的高い放射線量(福島原発・東日本震災に関する情報集より)
…といった記事にぶち当たります。

ここまで色々調べてみると
ホットスポットというのは「スポット」といっても
10Km四方程度の広さがあるということに気付く。

そのある程度広さを持った地域が高度に汚染されているということだ。

そしてその高濃度汚染地域の中で
側溝とか雨樋の下とかにスーパーホットスポットがあるということだ。

除染というのは例えば茶色地域の東京都内だったら
少しの場所を掃除すればいいだろう。
しかし「ホットスポット」にそれをそのまま当てはめることは
できないのではないかというように思うようになった。

「ホットスポット」は除染できないんじゃないか?

高線量は決して濃縮によるものだけじゃないと思う。