私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

ようやく泣けた

2005-11-24 12:44:17 | 私のこと
私から彼と連絡取らなくなっても、彼からは、相変わらずメールが届いていて、暖かい気持ちに包まれていたけれど、このままが続くわけでもない。
彼の優しさに包まれ、抱きしめられるような日々を過ごしてみたかったけれど、私にはそれに踏み込む勇気もなかった。

彼は、子供が一人いる女性と、周囲に反対されながら結婚した。
子どもが生まれ、そして、家族のために一生懸命過ごし、そして離婚していた。
彼の話を聞いていると、こんな人と一緒に居たら、幸せだろうなと思った。

彼とは、趣味の話もしたし、もしかしたら、一緒に仕事することも出来るなと思った。
一緒に、ご飯のメニュー考えて、一緒に買い物に行って、一緒にご飯作って・・・
そんな風に、暮らせたら楽しいねって話していた。
子ども達と一緒に釣りに行って・・・・・
今まで、夢見た生活が、彼となら出来ると思った。
何か困ったことがあっても、話を聞いて、分かち合ってくれて、そんな生活が出来ると思った。

けれど、別れた奥さんは、何もしてくれなかったと言ったそうだ。
もしかしたら、私も、彼と過ごしたとしても、優しさに包まれたとしても、彼にどんなに愛されようとも、やっぱり言ってしまうかもしれない。
今の私のままだったら、彼の気持ちにさえ、甘えることも出来ないまま、愛を求めるばかりで苦しくなってしまうだろう。

そう思うと、私に出来ることは、ここを教えることだけだった。
彼に、待って欲しいとか、傍にいて欲しいとか、話し相手になって欲しいとか、そんなこと求める資格なんてないと思ったから。
彼の人生の中で、私に足止めされることは、決してプラスになるなんて思えなかった。
この先どうなるかわからない、決めることすら出来ない私のために、彼の大切な時間を、弄んでしまうことは嫌だった。

そして、2週間ちょっと前、彼からメールが届いた。
「ねこちゃん。さようなら。短かったけど本当、会えてよかった。彼女が出来たわけではないけど、やっぱり今の状態は、淋しい、どこか深い海に沈んでしまいたくなる。今までありがとうね。ねこちゃんも頑張ってね。」
何も感じなかった。感情が止まってしまったみたいに。なんで泣けないんだろうと思った。
でも、これでいいんだと思った。こうするしかないんだと思った。



今、浜田省吾の「Thank you」聞いていて、急に彼のこと思い出して、涙が止まらなくなってしまった。

今も君がこの世界に生きていることにThank you

まるで君は自分を燃やして辺りを照らす太陽
燃え尽きることなんてないと思ってた

今も君がこの世界に生きていることにThank you



彼に会うまでは、こんなにも自分自身の弱さを話したこともなくて、それでも彼は、一生懸命に話を聞いてくれて、受け止めてくれようとしていた。
逢ったこともない相手なのに、必死で支えようとしてくれていた。
こんな風に、誰かのこともう一度好きになりたいな、そう思わせてくれた。
彼との出会いがあったからこそ、今こうして、自分と向き合える私がいる。
本当にありがとう。
上手く言葉に出来ないけれど、私もあなたに出逢えてよかった。

もう、たぶん、ここを見てくれていることはないと思う。
だけど、私が、こうしているきっかけを作ってくれたのは、彼だから、彼のことちゃんと書いておきたいと思った。

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