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東京から徳島の山奥へ移住したテレビディレクターの田舎暮らしドキュメント。毎日なんやかんややっとることの記録です。

2011 花見

2011年04月01日 16時03分57秒 | 日記



東京の街にも春の訪れ。
ようやく桜が咲き始めました。
よし、今年の花見はどうしよう・・・と考え始めた矢先、
こんなニュースに出会いました。



【東日本大震災】石原知事“花見禁止令” 戦争時の「連帯感は美しい」



またしても強烈な“違和感”。

調べてみると石原都知事は「夜間、照明をつけての花見は自粛すべき」と言っているようなので、
記事になっているような論調と少し違うのかもしれません。
しかし、その後の「戦時下の連帯感」という点に関しては正直理解に苦しみます。

確かに戦時下の日本では、家族や近隣、地域に強い連帯感があり、
人々が助け合って暮らしていたのかもしれない。
だが、その当時の人々は本当に正しい“考え”を持ち、
正しい“行動”をしていたのだろうか?
政治家やマスコミの言う事を鵜呑みにし、
愛する夫や息子を戦地に送り出し、
女性や子供は工場で兵器を作っていたのではないか?
当時の“連帯感”はなぜ生まれたのか?
それは当時の庶民が本当のことを知らなかったからではないのか?

なぜあの戦争を阻止することが出来なかったのか?
戦後に生まれた私たちの世代は、そのことを子供の頃から考えさせられて来た。
石原都知事は言う「戦争の時はみんな自分を抑え、こらえた」と。
この発言を聞いて私は思う「だから誰も戦争を止められなかったんだ」
こんな時こそ「みんなが自分で考え、行動する」べきなのではないだろうか?



来週末、満開の桜の木の下で、毎年恒例の花見を行いたいと思います。
そしてみんなで語り合いたいと思っています。
今 わたしにできること・・・
それはみんなで考え、話し合うことだと思うから。

「東京で暮らしながら被災地のためにできること」
「原発は今後どうするべきか?」
「子供たちのため、日本はどんな国になって欲しい?」などなど
いつもは気恥ずかしくてなかなか語り合えないことを、この機会にと考えています。

私のことを知っていて、参加したいという方は左の“メッセージ”からご連絡下さい。



最近は時間があれば忌野清志郎を聞いています。
相変わらず頬を張り倒されるような衝撃・・・そして勇気をもらえます。
興味のある方はどうぞ。

RCサクセション / 軽薄なジャーナリスト

空がまた暗くなる




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