バーとホテルと農業と…           ほんまはテレビ

東京から徳島の山奥へ移住したテレビディレクターの田舎暮らしドキュメント。毎日なんやかんややっとることの記録です。

山梨

2009年01月19日 23時14分21秒 | 田舎大好き(山梨でのこと)
昨日、2009年になって初めて山梨に行ってきました。

中央高速を甲府南ICで降り、富士川に沿って南下。

目指すは雪で輝く南アルプスを背にそびえる櫛形山。

この櫛形山の中腹標高600メートル辺りに目的地、平林があります。

125世帯303人が暮らす小さな集落(08年8月1日現在)。

ここが、私の惚れこんだ憧れの地です。

どこに惚れたか?

一言では表せません。




今から二年前、

仕事に悩み、人生の行く先に迷っていた頃…

各地の温泉を巡って、遊び呆けていました。

夜、名も知らぬ山を車で登り、たどり着いたのは「赤石温泉」。

人里離れた山中にある秘湯の宿でした。

(「赤石温泉」は「日本秘湯を守る会」の一つ)



温泉につかって出口の見えない悩みを一時忘れ、

山の幸をたらふく頂き、

宿の横を流れる川の音を聴きながらぐっすり熟睡…。

そして翌日、山を降りようと車を走らせていると、

小さな農村がありました。

そして、ふと目を横に向けると、



目前に雄大な富士山がそびえていたのです。

それまで、それほど富士山に興味があったわけではないのですが、

その迫力に圧倒されました。

そして、その小さな農村、平林に一目惚れしてしまったのです。




昨日は富士山は水墨画のようにうっすらと空に浮かび、

写真には写せませんでした。

でも、しっかりエネルギーは貰って来ました。