センター試験国語(現代文)を極めたい!

センター試験国語の法則を解き明かすのが目標です(『ヘタレ競輪王のトホホ日記』のエントリも恥の記録として残しておきます)。

豊かなオーディオライフ ~その1~

2006-01-28 23:53:48 | 音楽ネタ

 月子さんのブログを読んで、久々にオイラのオーディオ魂に火がついた。

 このところ、オーディオに全然金をかけていないオイラですが、かつては、そりゃもう、

分不相応に

金かけたもんです。

 ただ、今振り返ってみると、その「金のかけ方」は、

相当デタラメ

なもんです。

 そもそも、オイラがオーディオに金をかけ始めたキッカケは、知り合いからレギュラーコンポ一式を譲り受けたこと。

その内訳は、

【アンプ】 Technicsのやつ。
【スピーカ】 同上。
【カセットデッキ】 SONYの3ヘッドデッキ。
【CDプレーヤ】 SONYのやつ。
【チューナー】 Technicsのやつ。
【イコライザ】 同上。
【レコードプレーヤ】 同上。


 ……とまあ、こんなカンジ。

 まず、カセットデッキがイカれたため、修理の人を呼びました。すると、そのオサーンは、一言、

 こんな古いのを使ってくれる人がいるんですね! メーカーの人間として、こんなにうれしいことはないですわ。でも、残念ながら、部品の製造が打ち切られてまして……。買い替えるしかないですね……。

と。

 というわけで、買い替え1号はカセットデッキ。上記のオサーンの言葉がうれしかったので、再びSONYでいくことにしました。

 最初は、3ヘッドのやつを買おうと思っていたんです。ほれ、「録音中に録音された音がモニターできる」って、なんか通っぽいじゃないですか。

 ところが、カタログをよくよく見ていると、オイラの目はある機能に目がくぎ付けになりました。

 その機能とは……、

クイックリバース機能

でございます。

 赤外線ナントカ(すんません。うろ覚えです)が、磁気テープ部分とヘッドクリーナ部分を識別し、ヘッドクリーナ部分に差しかかった瞬間に自動的にリバースする

とかなんとかいう説明を読んで、

なんだかものすごい機能

のように感じてしまったんですね。

 んで、購入。今にして思えば、そのカセットデッキには、いろんなヘンな機能が満載でした。
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【ヘンな機能 その1】

カセットを入れるところのフタが、電動開閉

 冷静に考えたら、何の意味もない機能ですよね。しかも、オイラは「呪われし精密機械ユーザー」なので(コレは後述します)、完全に余計な機能でした。

【ヘンな機能 その2】

ピークレベル自動調節機能

 録音レベルを最適の状態に勝手に合わせてくれる、という一見ベンリそうな機能でしたが、結局、ほとんど手動でやっていたので、ほとんど活躍しませんでした。

【ヘンな機能 その3】

ドルビーC、同S

 そもそも、ウォークマンとか、ラジカセとかに、ドルビーC、Sに対応したものなどほとんどないので、まったく無用の機能だと思いました。

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 ……と、まあ、今にして思えば、「なんでこんなの買ったんだろう……」感満点なんですが、このカセットデッキ、実はすでに再起不能になっています。

 その理由は、【ヘンな機能 その1】の、「電動フタ」にあります。まずコレがイカレてしまいました。

フタが挙動不審

になってしまったんです。フタを開けるためにボタンを押したら、途中で勝手に開け閉めを繰り返すなど、ムチャクチャな動作をするんですよ……。

 それだけでなく、件のクイックリバースまでおかしくなって、使えなくなってしまいました。

 丁寧に丁寧に扱っていたのに、なぜか狂った動作をするようになる……。

 「電動フタ」っていうのは、閉めるときは手動でもできるんです。ある程度押し込んでやったら、勝手に閉まる。CDプレーヤのトレーと同じです。

 でも、そんなことをしたら、機械に余計な負担をかけているような気がして、フタを閉めるときも絶対に開閉ボタンを押して閉めるようにしていたんですよ。なのに……。

 やっぱりオイラは呪われているんですよ。昔からそうだったんだけど、オイラの使う電化製品は、なぜかよく壊れる。

 そういえば、以前、とある有名な温泉地で、旅館の人に、

 「このあたりは、硫黄が充満しているような状態なので、電化製品がすぐにダメになる」

といったような話を聞いたことがあります。実際、その旅館で貸してもらったCDラジカセは、

・早送りのボタンを押したら再生
・再生ボタンを押したら停止
・ヴォリューム(+)ボタンを押したら次のトラックへ移動


など、狂いまくっていました。

 たぶん、オイラの体は、硫黄ほどじゃないにしても、何らかの「機械にダメージを与える物質」を放出しているんでしょう。

 カセットデッキの話だけだと、「偶然だろ」の一言で片付けられそうですが、オイラの特異体質ぶりは、後にCDプレーヤにおいても遺憾なく発揮されることとなります。

 次回(あれば、ですが)は、CDプレーヤ篇。