センター試験国語(現代文)を極めたい!

センター試験国語の法則を解き明かすのが目標です(『ヘタレ競輪王のトホホ日記』のエントリも恥の記録として残しておきます)。

真面目な生徒

2006-01-11 23:29:30 | 教師ネタ
 今日、職員室でこんな会話を耳にした。


教師A 「まあ、素行の良さと勉強できる、できんは関係ないからなあ」

教師B 「ホントに、その通りですわね。」

教師A 「真面目~やのに、勉強ちょっともできんヤツ見てるとカワイソウになってくるわ」

教師B 「ホントに、その通りですわ」


 ところで、

「真面目に努力をした者は、いつかきっと報われる」

という言葉について、どう思いますか?

 オイラは、「いい言葉やなあ」と思います。もう少し付け加えると、「ホントにそうなったら素敵だね」とも思います。

 では、この言葉をチョイとアレンジして、

「真面目に努力している者は、必ず、今すぐに報われねばならない」

という言葉にしたらどうでしょうか?

 オイラは、

「コレって、もはや宗教だよね!」

と思います。


 さて、ここに二人の生徒がいたとしましょう。で、授業の内容に基づいて、テストをしました。

生徒A 真面目によく努力する。だのに、テストで30点。

生徒B 授業中ずっと寝ている。だのに、テストで40点


 さあ、この二人に「○」、「×」二段階で評価をつけるとしたらどうしますか?

 オイラは迷わず生徒Aに「×」生徒Bに「○」をつけます。

 ところが、多くの教師は、ここで、「平常点」なるものを持ち出して、両方に「×」をつけるか、生徒Aを「○」、生徒Bを「×」にするか、そうしないまでも、

次回以降、

生徒Aが点数を取れて、

生徒Bが点数を取れないように

策を弄します。

(この「策」については、これまで何度か書いたことがあるので、割愛。)

 理由は簡単ですね。

真面目に努力する生徒Aがカワイソウ

だからです。たぶん、冒頭の教師A、Bの二人は、こういう考えの持ち主でしょう。

 実は、オイラもこんな風に考えていた時期がありました。でも、今は違います

 今、オイラがどう考えているのか、それはまたの機会(←あるのか!?)に……。

 みなさんも考えてみてください。では。