センター試験国語(現代文)を極めたい!

センター試験国語の法則を解き明かすのが目標です(『ヘタレ競輪王のトホホ日記』のエントリも恥の記録として残しておきます)。

何気なく……

2006-06-30 20:59:27 | 教師ネタ
 この間ブログのネタにしたA先生に、

 「一生懸命授業やって成果をあげても誰も評価してくれませんけど、早朝の補習とかを請け負ったら、なんぼええ加減にやってようが、成果があがってなかろうが評価されるって、オモロい世界ですよねー」

と言ったら、

「アンタは若いのに、この世界の本質をよう悟っとるなー(笑)」

とホメられました。

 やっぱり、進路指導部になってよかったっす。

役得、役得!

2006-06-30 20:52:35 | 教師ネタ
 進路指導室には、たくさんの来客があります。

 大学、短大、専門学校なんかから、学校案内の名目で営業マンがたくさん来るんです。

 授業が詰まっているときに来られると、内心「メーワクやなー」とも思うのですが、手が空いているときは別。

 色んな業界のお話を聞くことができて、非常にオモシロい。

 勉強になります。

 この間は、とある工業大学から、教授がお越しになりました。

 なんでも、近くの出身なので里帰りも兼ねて営業に回ってこられたそうです。

 ずいぶん前にブログに書きましたけど、オイラは「メタルカラーの時代」の愛読者なので、文系人間でありながら工業技術大好きっ子です。

 だから、通常来客の応対なんて長くても20分ほどなのに、1時間近くも話し込んでしまいました。

 畑違いの人のお話を聞くのはホントに楽しい。

 時には、「業界のウラ話」的なものを聞くこともできます。だから、ホントに楽しいし、ためになる。

 これぞ「役得」ってヤツですね。 

どーでもいーけど……

2006-06-22 06:57:38 | その他
 最近、朝、やたらGABANのローリエ」のCMやってますね。


   ↑これは「宇宙刑事」のほう。

 あのCMに出ている岡本シェフって、

全然感情こもってない

と思う……。(特に『カレーに使ってもいいですね』ちゅうトコロ!)

 あれでええのか???

こんな風に指導した。

2006-06-19 20:58:28 | 「国語」ネタ
 久々の「国語ネタ」。

 抽象語句とか概念語とか、人によって呼び方はさまざまですけど、よーするに「コムズカシイ言葉」の指導の話です。めんどくさいので以下、「難解語」と呼ぶことにしますね。

 オレッチは、この難解語を理解していく過程を、次のように考えています。

《第1段階》

 具体例で説明してもらって納得する。

《第2段階》

 自分で具体例を考えて、理解を強化する。

……とまあ、大雑把に言うとこの2段階。

 で、この度、教科書の文章の中に、

「共同体の桎梏」

てな言葉が出て参りやした。

 コレをどうやって指導するか。

 オレッチはこうしました。

 いつも言ってるように、オレッチの授業はテスト中心なので、まずはテスト問題を作りました。


 「共同体の桎梏」とあるが、これは次の例でいうとどのようなことになるか。30字程度で説明せよ。ただし、解答に際しては後の語群に挙げる語句等を漏れなく、順序どおりに用いて一文で書くこと。



 「ヤングマフィア・緋桜団」という団体では、構成員は皆髪型をリーゼントにしている。これは、明確なルールがあってそうしているわけではなく、この団体内での昔からの暗黙の了解である。

語群 構成員が  リーゼント□□  髪型にする○○  抵抗を感じること。

注  「□□」の部分には、漢字2字の熟語を自分で考えて入れること。
    「○○」の部分には、「もの」か「こと」かを自分で考えて入れること。


 ……とまあ、こんなカンジ。

 実際やってみたら、生徒らはいろんなことを書いてます。もちろん、完璧に書けている子もいます。

 特に、生徒らには「□□」の部分に入る熟語が難しかったみたいです。

 それはともかく、後は、返却後、口頭で説明します。

 「周りがみんなリーゼントにしてるから、丸坊主とかパンチパーマにはなんとなくしづらい雰囲気があるワケや。ちなみに『桎梏』いうのは『手枷足枷』のコトな。『共同体』、簡単に言うたら『自分がいてる集団』の雰囲気が『手枷足枷』になって、法律で禁じられてるワケでもないのに『リーゼント以外の髪型』にしにくくなる、ま、そういうコトや。ほんなら教科書の文章に出てくる『共同体の桎梏』いうのは何のことやろな? こっから先は自分で考えてみてーな。」

てな具合に。

 はっきり言って、オレッチの「説明」の部分なんて平凡極まりないもんやと思います。

 けど、いっぺん自分で例文を考えている(合ってるか間違っているかはともかく)ので、ただ説明だけするのに比べたら、アタマに入りやすいんではないかなー、なんて思ってます。これで上に書いた《第1段階》はクリアできるんではないでしょーか。

 このやり方、社会とか理科なんかでも応用できると思うんですけど……。

 どなたかやってみてくれまへんか???

胸糞悪い!(今のところ)

2006-06-16 20:11:22 | プロ野球(セ含まず)ネタ
 どーしてBsはクサレ t に勝てないんでしょーか?

 今日も負けてます。

 しかも!

 オレッチがクルマのTVで見始めた瞬間、ボコスカ打たれて、6点も取られました。

 んで、クルマで移動中、オレッチが見てない間に2点返して、なおも1、2塁だかのチャンス。

 信号待ちの間、サイドブレーキ引いてTV見だしたら、ノリはポップフライ、キヨは三振……。

 その後も、こんな具合で「オレッチが見てるとチャンスつぶれる」ので、TV見るのやめました。

 それにしても気分悪い……。

 この後、どんなゲームになるのか分かりませんけど、今日はよく分かりましたよ。

 自分がいかに t が嫌いかということが。

 もうホンマに嫌いです。

 地獄に落ちてほしいです。

 あのダッサいユニフォーム見てるだけで虫唾が走ります。

 頼むから消えてくれ!

 本気でそう思います。

 なぜ地球上に t が存在するのか……。

 なんか許せない気持ちです。

 そんな t にいつまでも負け続けているBs……。

 楽天を見習ってください。

自己満足の祭典

2006-06-16 13:54:30 | 教師ネタ

 えー、本日は文化祭でございます。

 オレッチは進路室でお留守番。

 来客の応対や電話番ですわ。

 外から来る人にとっては文化祭なんて関係ないですからね。

 しかし、文化祭……。

 今の学校の文化祭、大っきらいですわ。

 もう完全に自己満足の世界……。

 一週間やそこら、ちょっとやったぐらいで頑張った気になってるのが見ててムカつきますね。

 普段な~んにも頑張らないヤツが、「青春ごっこ」してるさまを見ると、虫酸が走りますな。

 こんな下らない行事に二日間も割くなんて、正気の沙汰とは思えまへん。

※ オレッチは文化祭そのものを否定するつもりはないんですよ。それなりのコトをするんだったら、ネウチあるかも知れんとは思ってるんです。ただ、今の学校は、あまりにも本末転倒しているので、行事ごとにマジメに取り組む気がしないだけです。


仕事の話

2006-06-11 21:01:09 | 教師ネタ
 最近、われわれの業界でも「能力給」的なモノが導入されようとしています。

 オレッチは基本的に賛成です。

 いや、別に自分の能力に自信があるからではありませんよ。

 オレッチのように、大学で留年した上卒業後しばらく「プータロー」状態だったヤツにとっては、「逆転のチャンスがある」ということが重要なんですよ。

 今の昇給制度では、オレッチには逆転の目はありません。

 ふしだらな学生生活、および卒業後の生活を経てきたオイラの場合、同い年、ヘタすると年下の教員よりも給料が安く、そして何よりこの差は一生埋まることがないわけです。

 まあ、別にお金に困ってるワケじゃないし、今のままでも別にいいんですけど、「逆転の目がない状態」よりも、「もしかしたら逆転できるかもしれない状態」の方がオモシロいじゃないですか。

 まあ、逆に今以上にぶっちぎられる目もあるってことなんですけど、逆転の可能性がある方がオモシロいと思うんですよね。

 しかも、オレッチは国語科の教員。

 実は、一番チャンスが大きい教科なんじゃないかと思ってます。

 なぜか。

 いくつか理由があります。



① 主要教科である

 何といっても、「授業で手柄を立てられる」というのが大きい。ここで言う「手柄」というのは、学校の内輪だけで通用する「手柄」ではなくて、「世間の誰もが認める(または、認めざるを得ない)手柄」ということです。

 「学年主任を3まわりやりました!」と言ったところで、世間的には「へぇ、それで?」で終わるでしょうが、「国語の学業成績で、上位の○○高校を抜かしました!」と言ったら、世間の人も「へぇ! スゴいじゃん!」となると思います。

 コレは、「副教科」と言われる教科ではなかなか難しいコトだと思います(家庭科の先生にはムリでしょう)。

② 国語の教師には大した指導者がいない

 国語、特に現代文の分野においては、指導法も、教材も、「コレ!」と言えるものがない。不思議なぐらい未整備な分野だと思います。

 国語、特に現代文分野の成績というのは、中学校時代の序列がそのまま維持されていることが多い。

 仮に、学区内に3つの高校があるとします。上から順にA高校、B高校、C高校とすると、現代文の成績というのは、高校3年間、ずっとA>B>Cのまま推移することが多い。

 まったく逆転の起きない教科・科目なんですね。

 要するに国語科にはロクな指導者がいないということなんです。

 ということは、付け入る余地がたくさんあるということです。

③ オレッチは効率的な「書く練習」の方法論を見出している

 手前味噌ながら、オレッチほど毎時間、しかも数多くの生徒に文を書かせている教師はいないと思います(しかも、単に「書かせっぱなし」ではなく、チェックもしてますし、修正のポイントも教えています)。

 誰も見出していないトレーニング法を実践しているというだけで、相当有利だと思っています。



……とまあ、こんなカンジです。ほかにもあるかも知れませんけど、むやみやたらと長くなるのもアレなので……。

 英語や数学なんかだと、もう既に指導法も教材もほぼ完成されていると思うんです。だから、相当工夫したり努力したりしないと、顕著な成果は望めない。

 だけど、国語に関しては、「事実上何もしていない」というのが現実だと思います(これを読んだ皆さん、ご自分が学生時代、国語、特に現代文の勉強って何をしましたか? たぶん何もやってないでしょ?)。

 ということは、付け入る余地がたくさんあるということです。

 がんばりますよ!
 

コージー・パウエル!!!!!!!!!!!!!!!

2006-06-11 20:31:08 | 音楽ネタ
 この間、久しぶりにCDを買った。

 RAINBOW"DEUTSCHLAND TOURNEE 1976" という、6枚組(!)、6,800円(!)のシロモノである。

    

 これがいい。

 オビの解説にはこうある。

>>1976年のドイツツアーから
>>「ケルン」「デュッセルドルフ」「ニュルンベルク」の
>>3公演を余すことなく収録。
>>30年の時を経て歴史と興奮が再び目を醒ます!


 今のところ、「ケルン」の分(Disk1, 2)と「デュッセルドルフ」の分(Disk3, 4)しか聴いてないのだが、演奏のテンションの高さが素晴らしい。

 この時期のライヴは、"On Stage"と、テイチクが出してた2枚組(タイトルぐらい調べろよ……)が既発なんだが、両者ともに各公演からのつまみ食い的な収録なので、臨場感に欠ける部分がある(ような気がする。所詮は素人の思い込みに過ぎないが)。しかも、肝心要の「コージーのドラムソロ」が収録されていない。

 しかし!

 この度のCDには、ちゃんと収録されている!

 しかも!

 「デュッセルドルフ」のヤツには「1812」(だっけか?)を用いたソロが!(「ニュルンベルク」のヤツにも収録されているらしいが)

 やっぱ、カッコいいなあ、コージー……。

 コージーのドラムソロといえば、ちょっと前に発売されたMSGの武道館ライヴ(これまた2枚組)にも収録されていたんだが、テンションの高さでは圧倒的にRAINBOW時代が上だと思った。

 コージーが不慮の事故で他界してから早8年……。

 ロニーもリッチーも健在、そして、死ぬ直前の頃でも「コージーはコージー」だっただけに、「コージーが生きていたら……」とどうしても思ってしまう。

 当分の間、このライヴCDは聴きまくることになるだろうなあ……。

 改めて、コージー・パウエル様、R.I.P……。

久しぶりの更新

2006-06-11 20:07:19 | 教師ネタ
 お久しぶりです。

 競輪王です。

 ちゃんと生きてます。

 ただ、この一か月間、ブログの更新はおろか、インターネットの閲覧すらままならないぐらい忙しかったもんで。

 そんなわけで、プロ野球のほうもぜんぜん見てません。たまに新聞で試合結果を見る程度です。

 Bsはずっと負けてるみたいですね……。

 楽天が結構踏ん張りを見せているだけに、Bsのふがいなさが目立つような気がします。

 さてさて、お仕事の方なんですけど、けっこういいカンジではあります。

 新しい部署、めっちゃ気に入ってます。

 特に、前進路指導部長で今年定年を迎える先生(以下、A先生と呼ぶ)の元で仕事できることに幸せを感じています。

 このA先生、今ではすっかり好々爺然としてますけど、かつては切れ者と恐れられた先生です。若い頃から学年主任、生徒指導部長、進路指導部長など、いわゆる「出世コース」を歴任なさってきたというのに、なぜか「ヒラのいち教諭」として教員生活を終えようとしているお方です。

 今の職場で、オレッチが唯一気を許せるお人です。

 だいぶ前に、オレッチが去年の3年生、今の1年生の学年主任から相当嫌われているということは書きましたが、実際オレッチは、年上の人にとっては扱いづらい「じゃじゃ馬」なんだと思います。

 生意気だし、おかしいと思ったことはストレートにぶつけるし、年上の教師であろうと人前で批判するし。

 今年、オレッチが何の脈絡もなく担任を外れて進路指導部に組み込まれたのも、現1年生の学年主任が「いらん」と言ったオレッチのことを、おそらくはこのA先生が引き取ってくれたんだと思います。

 へそ曲がりで、偏屈で、妙に頑固なオレッチですけど、A先生の前だと不思議なぐらい素直になれるんです。

 ホンマに、オレッチは人に恵まれてるなあと思います。

 今のところ、授業に手間ひまをかけすぎていて、進路部の仕事はあんまりできていないんですけど、なんとかA先生の恩義に報いる働きぶりができるようになりたいと思っております。

 例の「逆穴埋め方式」も、最近ではずいぶんと洗練されてきて、授業のために割く労力が軽減されてきています。

 幸い、A先生は、定年後もしばらくは今の学校に勤めることが決まっています。

 何とか、A先生の在職中に、A先生をして「コイツを進路部に引っ張ってきたのは正解やったわ」と本気で言わしめるほどの男になりたいと思っています。