センター試験国語(現代文)を極めたい!

センター試験国語の法則を解き明かすのが目標です(『ヘタレ競輪王のトホホ日記』のエントリも恥の記録として残しておきます)。

不祥事と研修

2008-07-07 22:35:40 | 教師ネタ
 教員の不祥事が発覚すると、決まって発せられる当局のコメントは、

「より一層研修を充実させ、再発防止に努めたい」

というもの。

 わが県でも初任者研修をはじめとしてさまざまな研修が施されるわけです。

 とりわけ、正式採用から10年満了者に施される10年研修というのがエグい。

 年間四十数日もの出張に次ぐ出張。その間、本業は左前。

 ほんの何年か前まではもっと簡潔なものだったのですが、不況による公務員バッシングの風潮の下、ごく一部の不届き者が必要以上に叩かれるようになったため、かように異様なまでの手厚い研修が行われるようになったわけです。

 でもねぇ……。

 完全に時間と経費のムダ。

 「このように手厚く研修を施していますよー♪」というポーズにしかなっていない。

 本当に下らない、主催者の自己満足丸出しの研修。

 こんなものにばっかりカネをかけて、本当に必要な部分を「経費削減」の名の下に切り捨てる……。

 公務員叩きが好きな人は、この壮大な税金の浪費をこそ、じゃんじゃん叩くべきだと思います。

 いっそ、この下らない研修の実態を新聞の投稿欄にでも投書して、「そんなもんやめてまえ」的世論を盛り上げてみようかしら。

 教育委員会なんて、大した見識もなく、世間様の声には極めて弱いフヌケ集団だから、案外簡単に「なんでも研修」路線を見直すかも。

 ともかく、恐怖の10年研修まで、あと1年半……。

 イヤやなあ。

愚考

2008-07-02 21:55:50 | 「国語」ネタ
 今年度は、ハチャメチャな時間割&教頭の陰謀のせいもあって、なかなか授業に集中できずにいます。

 何とか立て直さんといかんとは思いながら、妥協に妥協を重ねるうちに、ズルズルと一学期末まできてしまった、という感じです。

 当然、授業も完全にマンネリ化。

 このままではホンマにヤバい。

 で、ちょっと思いつきました。

 それは、

授業のプロレス化

でございます。

 授業の始めからしまいまで、台本どおりに演じるわけです。

 もちろん教師役があたくし、生徒役は生徒。

 目指すは「笑点」の大喜利のコーナー。

 今は、とかく密室になりがちな授業を公開しようという流れなので、授業参観に来る教師をまんまと騙せるように生徒ともども演じきるように持っていけたら、相当面白いことになるんではないか、と思うわけです。

 考えてみたら、授業というのは、毎時間毎時間ガチンコの試合ばっかりやろうとするから退屈なもんになるのかも知れません。

 しかも、ガチンコをやるのにアタマは必要ないのですから、何時間もやっていたらグダグダにならん方がおかしいのかも知れません。

 その点、プロレスするには常にアタマ使わんとあきません。

 理想的な国語の授業のシナリオを考え、教師・生徒がともに納得づくで演じる、というのは、結構いいやり方なのかも知れません。

 夏休みを利用して真剣に考えてみようかしら。