センター試験国語(現代文)を極めたい!

センター試験国語の法則を解き明かすのが目標です(『ヘタレ競輪王のトホホ日記』のエントリも恥の記録として残しておきます)。

不公平だけど、仕方ない

2007-02-23 21:45:29 | 空耳アワーネタ

 とりあえず、空耳アワード2007(前編)を観た。

 一回も見逃してないつもりだったけど、初見のヤツがいくつかあって、面白かった。
 
 ただ、「空耳10大ニュース」

一曲からネタ3つの快挙

ということでサッチモの「ポルトガルの四月」がとりあげられてましたが、これって「史上初」じゃないでしょ?

 「ポルトガルの四月」からの3つ目は、

「血ィ吸うなアホ 受精」

ですけど、これは(たしか)一昨年のオンエア。

 でも、それよりずっと前に、

QUEENの「FLASH(フラッシュ・ゴードンのテーマ)」

が、

・「いっせーので笑わす」
・「ゴールじゃなーい」
・「背広でユニットバス」

「一曲3ネタ」達成してるじゃん……。

 これに、未発表(だけど、あたくしが発見した空耳)の

・「いずみたく」

を加えると「一曲4ネタ」なのに……。

 何か不公平な感じがしますけど、サッチモの「あんさん、日本人」なんかはジャンパー作品ですからね……。

 それに引き換え、QUEENの「いっせーので笑わす」手ぬぐい……。

 「不公平だけど仕方がない」ってことなんかね……。

 ちなみに、「一曲3ネタ」にリーチが掛かっている曲といえば、有名どころでは、

・METALLICAの「Blackend」
 (「バケツリレー、水よこせ」と「アホでしょ? バカでしょ? ドラえもんでしょ?」)

・TLCの「Whispering Playa」

 (「おっさん おっさん おっさんか? おっさん/えー、自分だと思うー」と「何点? 満点! 一応13点」)

       

あたりがありますね。

 これらの中からあと一つ、探してみてはいかがでしょうか?


非武装中立……

2007-02-23 21:15:15 | 教師ネタ
 久しぶりに「国語ネタ」以外の教師ネタをば。

 今の生徒たちを見ていて「コワいなー」と思うこと。

 それは、「人を怒らせること」に対する「オソレ」みたいなものがないヤツが多いこと。

 そりゃ、フツーに生活してて、多少人を怒らせることがあっても、滅多なことじゃぁ「ドツかれる」なんてことはないと思うんですけど、

あまりにもあっけらかんと人の怒りの琴線に触れる言動をする

ヤツらの態度には、もはや

キレるを通り越してアキレる

わけです。

「教師なんて、どんだけ挑発してもドツかれることはない」

と完全に安心しきっとるわけなんですな。

 まるで某国のような態度じゃありませんか……。

 われわれ教師は、「生徒に対して怒ったら負け」という立場に置かれている

 あたくしも、授業中や清掃監督をしているとき、

「この手に機関銃があったら乱射してるやろな……」

と感じることがあります。

 でも、怒ったら負け

 なんか、この何年かは、

いかに怒らずにこっちのペースに持ち込むか

ということばかり考えているような気がします。

 「自らの身を絶対安全圏に置いた上で相手を挑発し、相手の反応を見てほくそ笑む」……。

 人間としてサイテーの、卑劣かつ卑怯千万な態度だと思うんですけどね。

 いったいどんな大人になるんでしょ。

 ま、ひとつハッキリしていることは、

「自分とは『住んでいる世界が別』やから、可能な限りかかわりたくない」

っつうこと。

 これも一つの「格差社会」ってヤツですかね?  

いつかはこんな日が……

2007-02-20 21:27:22 | プロ野球(セ含まず)ネタ
 今日のスポーツ報知、最終面の話です。

 いつかはこんな日が来るだろうとは思っていましたが、やっぱり今シーズン限りなんですね……。

 あのチームのことは、ずっと「キンテツ、キンテツ」としか呼んでいなかったので、「Buffaloes」という愛称にはそれほど愛着はなかったんですが、いざなくなってしまうとなると……。

 もちろん、2004年をもってあのチームがなくなったことで、自分の中では終わってたんですけどもね……。

 それでもやっぱり、さびしいなあ……。

勉強するぞ!

2007-02-19 20:04:29 | 教師ネタ
 最近、『逆説の日本史』(井沢元彦著)を読み直してます。

 「古代の文学史について理解するには、やっぱり古代史についてある程度の理解がないとなー」と思ったので。

 古代史は、人物名が覚えにくいので難渋していますが、やっと平安時代までたどり着きました。

 もとが週刊誌連載のため、読みづらい(同じ話がやけに何度も繰り返されるかと思うと、急に話が飛んだりする)部分もありますけど、歴史シロートのオレッチにもわかり易く古代史を説いてくれているので、面白いっす。

 あと、「物理」の勉強もしようかと。

 生物、地学、化学については、なんらかの形で今まで勉強したことあるんですけど、なぜか「物理」だけはまったくの手つかず。

 最近、音楽ファイルの加工に凝っているので、「音」という現象について理屈からわかりたいなーと思ったわけですよ。オーディオ関係の専門書とかを読むためにも「トランジスタ」とか「コンデンサ」とかそういった知識は必要でしょうし。

 ま、文系のくせに数学は得意なので、なんとかなるんちゃうかと思ってます。

おお! 昔のCDが……!

2007-02-17 20:27:52 | 音楽ネタ

 最近、デジタル・オーディオにハマってます。

 ピュア・オーディオという観点からすれば、

所詮擬似オーディオ

に過ぎない圧縮オーディオなんでしょうけど、それを

いかにド迫力で鳴らすか

ということに凝っています。

 んで、ネット上で発見したのが、

Sound Engine Free

というフリー・ソフト。

 コレは、.wav形式の音楽ファイルに、さまざまなエフェクトをかけることができるスグレモノで、サウンド・エフェクト初心者のオレッチには、その機能について十分に解説することはできません。

 今のところ、「コンプレッサー機能」と、「オートマキシマイザー機能」を使って、昔のCD(アナログ盤主流時代のタイトルを、とりあえずCD化したもの)のリマスターに励んでいます。

 コンプレッサーひとつをとっても、設定すべきパラメーターがいっぱいあって、今のところ、

・スレッショルド
・レシオ


の二つについてはなんとなく理解したのですが、

・アタック
・リリース
・RMS
・ステレオリンク
・先後読み

なんていうパラメータがあって、何のことやらよく分かりません。

 ただ、そんなシロート同然のオレッチでも、リマスター作業ができてしまうこの感動!

 デジタルリマスター盤がリリースされないMETALLICAなんかの旧譜が、

迫力満点の音で甦る!!!!!!!!!!!!!

 ただそれだけでうれしいっす。

 ひと昔前なら、プロ用機材を使わないとできなかったことが、シロートにも簡単にできるなんて……。

 いい時代になったもんです。

 一応、オレッチがMP3 を楽しむために今使っているソフト群を挙げておきますね。

CDからのリッピングMusic CD デザイナー3(メガソフト)

.wavファイルのマスタリング→Sound Engine Free(Cycle Of 5th)

マスタリング済.wavファイルのエンコード→MP3 Audio Magic XP サラウンド(TDK)

 作業自体はけっこうメンドくさいんですけど、旧譜の頼りない(音圧不足の)音が、ビシッと、かつドッシリとした音に変わります。

「昔の曲と最近の曲をチャンポンにしたお気に入りCDを作ったら、音量がバラバラで聴きづらい」

と感じたことのある方は、試してみてはいかがでしょうか。


バレンタイン……

2007-02-17 19:51:14 | その他
 オレッチのファン(の生徒)から

本命チョコ

もらいました。

    

 オレッチのヒネたセンスを見越したような

おもしろプレゼント

付き(何かはナイショ。でも、到底女子高生とは思えんようなセレクトです。GJ。)、という手の込みようで、うれしかったっす。

国語の教科書

2007-02-12 22:08:42 | 「国語」ネタ

 いっつも思うことなんですが、国語の教科書に載っている文章の採否の基準というのは何なのでしょうね?

 授業する立場からすると、

いったいコレで何を教えろと?

と言いたくなるものがやたら多い。

 現代文の分野なら、「逆説」やら、「近代化」みたいな、

辞書的な意味よりもその概念の持つ構造を理解することが重要な語句

について、体系的に指導できるような文章を採用してほしいと思う。

 毎年毎年、教科書会社は改訂版の教科書見本を持って売り込みに来るんだけど、ハッキリ言ってどれもこれもドングリの背比べでしかない。

 「逆説」やら、「近代化」やら、「帰納・演繹」やら、「合理主義」やら、「絶対・相対」やら、そういったモロモロの概念について体系的に学べるんなら、収録されている文章なんか定番のモノでいいし、むしろその方が教える側も学ぶ側も余計な混乱がなくていい。

 国語の教科書で多いパターンは、

「チョットいい話」的なエッセイ

とか、

「ジーンとくる」短編小説

みたいなヤツがやたら多いこと。

 もちろん、オレッチはそういった作品の価値を認める者だ。

 でもね、

国語の教科書に文学的価値なんていらない!

んですよ。

 有名な和歌に、

唐衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ

ってのがある。

 これは、技巧ばっかりこらして、文学的な価値は低いらしい。

 でもいいのよ。国語の教科書としては

 だって、たったの一首の和歌で、「枕詞」「序詞」「掛詞」「縁語」、も一つついでに「折句」なんてマニアックなものまで、

一挙に五つもの修辞技巧が学べる

んですから。

 小説や詩歌なら、「鑑賞技法」がシロートにも簡単に学べるような

典型的なヤツ

だけ載せてほしい。たとえそれが

今となっては紋切り型でツマラナイ

ものであってもいい。

 たとえば、絵画の「鑑賞技法」について解説した本なら、どんな本でも例として挙げられているのはいつも決まりきった「名画」だったりする(レオナルドの『モナ・リザ』とか、レンブラントの『夜警』とか)。

 「教科書」ならそれでいいんじゃないのか?

 どうして、「国語の教科書」に

新鮮な感動

なんぞを求めるのか?

 書物から感動を得たければ、本屋とか図書館に行って自分好みのヤツを探せばいい。

 もし、オレッチが生徒なら、

国語の教室で感動したいなんて思わない。

 だって、感動するのって

結構ハズカシイこと

じゃないですか?

 すくなくとも、生身のオレッチは、人前に

自分が何かに感動している姿

を晒したくはない。

 ……ちょっとまとまりがつかなくなってきましたけど、

国語の教科書は定番の教材のみであってほしい

ということ。

 「指導事項をハッキリさせる」ということも教科書の役割の一つだと思う。

 ま、「学習指導要領」なんつーのもありますけど、あれを読んで

指導事項がハッキリしたぜ! 万歳!!!!!!!!

なんて言ってる国語教師が、果たして全国に何人おりますことやら……。


「構造」ということ

2007-02-11 18:47:38 | 「国語」ネタ
 国語の試験問題の定番として、

傍線部「~~」とはどういうことか。説明してごらんなさい

というヤツがあります。

 今まで授業では、

>> 《説明する》いうのは、『言い方を変える』いうことや。言葉を変えへんかったら説明にならへ
>>んやろ?
>> たとえば、「『ケンシロウ』とは何か。説明せぇ」言われて、「『ケンシロウ』は、『ケンシロウ』
>>である」て答えても説明にならへんやろ? これは「同義反復(トートロジー)」て言うんや。ギ
>>リシャの昔から「説明になってへん」言われてたんやで。
>> 「ケンシロウ」について説明しよ思たら、「ケンシロウ」のことを「ケンシロウ」いう言葉を使わ
>>んと言い換えたったらええんや。たとえば、「『ケンシロウ』いうのは、北斗神拳の継承者・リュ
>>ウケンの息子、ラオウとかトキなんかの弟で、胸に七つのキズがある男や」とかな。


 なんて具合に説明してました。

 ま、今もあんまりその辺は変わってないんですけど、最近、ちょっとだけ付け足したことがあります。

 それは、

「《構造》を変えずに」

ということ。

 つまり、

【説明する】とは、《構造》を変えずに、《表現》を変えることである

という風に説明しているワケです。

 ちょいととっつきにくい表現であることは承知の上で、あえて《構造》なる用語を使っています。

 この、《構造》という語を説明するときには、「ギョウザ」を例にします。

 ギョウザがギョウザであるための最低限の条件は何か?

 ・具がある
 ・具が皮に包まれている

の2点でしょう。つまり、「ギョウザ」というモノは、《そういう構造》を持っているわけです。

 で、【説明する】とき、《表現》を変えることはもちろん重要なのですが、その際に《構造》を崩してしまってはいけない。見た目(表現)がいかに変わろうと、《構造》は維持されていないといけない

 ……とまあ、こういう原則に基づいて【説明する】ことを指導しています。

 さて、話は変わりますが、みなさんは、

「現代文の試験は○○を使えば必ず満点が取れる!」

と豪語なさっている(自称?)カリスマ予備校講師をご存じでしょうか?

 オレッチは、

「何ぼ何でも『必ず満点』いうのは大袈裟なんと違うか?」

と思っています。

 マーク式ならともかく、記述式ともなると「必ず満点」いうのは何ぼ何でも……。

 もちろん、「傍線部を説明しなさい」という問題にしても、「傍線部のように述べる理由を説明せよ」いう問題(んで、この二種類の問題が国語の試験問題のほぼすべてですわな)にしても、本文で述べられているモノゴトの《構造》さえつかまえれば

解答の方向性に関してはパーフェクト

になるでしょうけど、実際の記述解の段階になると、

表現上の優劣が生じることは避けられない

と思うんですよねー。

 使用する語の一つ一つが厳密に定義されている数学の答案と違って、

あくまでも(必然的に曖昧さを有する)自然言語を用いる国語

の試験の答案においては、

常に完璧な解答

なんてありえないと思うんですけど……。

 まあ、「一定の水準を満たしていればすべて満点」と仮定すれば、「常に満点」というのも可能なんでしょうけど、「一定の水準」というのは、それこそ出題者(プラス採点者)の数だけ存在するでしょうから、

いつなんどき、どんな試験でも満点とってみせる

なんていうのは事実上不可能だと思うんですが……。

 その「カリスマ講師」氏については、いくつか指摘したい点もあるので、またヒマなときに書いてみたいと思います。

tintantei さん、ありがとう!

2007-02-11 14:35:27 | その他


 ひっさしぶりに、tintantei さん運営のサイトを覗いてみてビックリ。

いてまえ! 猛牛軍団やって!!!!!!!!!!

 カトテっちゃん、ナイス!

 「OLDバファローズファンのための店」と謳ってくれているところがウレシい。

    
      阿波野も思わずガッツポーズ!!!!

 行きたいなあ!(どなたか、ご一緒しまへんか?)
            ↑オレッチは、焼き肉食いに行ってもゴハンばっかり食ってるんで、ワリカンしたらお得でっせ。




久々の超大作

2007-02-09 20:51:34 | 「国語」ネタ
 毎時間毎時間、現国の時間に生徒に例の方式でもって長文を綴らせてますけど、このたび、史上(っつっても1年半ほどの歴史しかないけど)最長の問題を作りました。

 解答の字数、なんと

200字以上!!!!!!!!!!

 しかも、当然1文です。

 本文は、「言語の消滅」について述べた文章。教科書では「評論」のジャンルに入っているやつです。個人的には、「単なる説明文じゃねーか」と思いますが。

 あまりにも壮絶な作品なので、本文と併せて、掲載しておきます。


教科書本文の引用(一部略)

 ……(前略)……

 言語学者は、現在の世界における諸言語の状態を三つに分けている。
A 絶滅の運命にある言語。全体の言語の数の二十~五十パーセント。
B 危機に瀕した言語。子どもがまだ母語として習得し続けてはいるが、現在のままでは二十一世紀末までにAの仲間入りする可能性があると考えられる言語。四十~七十パーセント。
C 安泰な言語。将来にわたって確実に話され続けるだろう言語。五~十パーセント。
 この分類の基準にあるのは、子どもが当該の言語を母語として習得するかどうかにある(原文ママ:引用者註)。後に続く者がなければ、その言語を担う人間の生命がいずれ終わるのだから、遅かれ早かれその言語は消滅していくのである。
 現在、Cはともかく、BはAへ、Aはゼロへと、非常な速さで進行中である。
 消滅の状況の分類に続いて、消滅のプロセスの研究が進行し、各地でのさまざまなケースが私たちの耳目を引くことになったが、消滅の根本原因はより有力な言語への移行が、便利で、有利であるということにほかならない。
 このことはとある言語の消失を文化の大きな損失だと考える人たちが、それを防ごうとしたとき、当該の言語の担い手に、文化の名において、便利さを放棄させることになりかねない。ここに問題解決のひとつの難しさがある。
 もしあなたが話し手の数の少ない言語集団に生まれ、育ってきたとき、接した別の言語に本があり、ラジオがあり、テレビがあり、その言語を習得すれば、さらに高度の教育が受けられ、より収入の多い職に就けるとしたら、自分の母語を守れといわれても困惑する以外にはないであろう。
 五百年前にイギリスの一言語であった英語が、現在ほぼ世界の共通語になった主な原因の一つは、この言語を習得すれば得られる有利さにあり、インターネットでわかるように、近年のマスメディアの発達はその傾向をさらに強めつつある。
 いったん、消滅への道を歩み出した言語を再び繁栄へと向かわせることの困難をだれよりもよく知っている言語研究者が、せめてもとこの事態に立ち向かっている。(後略)


問題

問 傍線部「いったん、消滅への道を歩み出した言語を再び繁栄へと向かわせるこ
  との困難」とあるが、この「困難」はどういう点にあるのか、200字程度で答
  えよ。ただし、解答に際しては、以下に挙げる諸条件を踏まえた上で、語群に挙
  げる語句等を漏れなく、順序通りに用いて一文で書くこと。


《条件》 ・〈消滅の危機にある言語〉を〈A言語〉とする。
      ・〈A言語〉を母語とする人々を〈A語人〉と呼ぶ。
      ・〈ある言語の消滅を防ぐ〉ことを〈ある言語を守る〉という。

 語群  消滅しつつある言語  守  、
     その言語  母語  人々  その言語  使用し、継承し続け  こと  絶対条件で  、
     A言語  守  こと  「文化を守る」  観点  価値  見出  言語研究者  、
     A言語  守  主体  なること  でき  、
     母語  棄て  より有力な言語  移行  方  有利である  現実  存在  、
     A言語  守  主体  なり得  A語人  、
     A言語  守  こと  価値  見出すこと  でき  という点。



 ……いかがなもんでしょう?

 この問題、実はそんなに難しくないわけで、授業でも簡単な図を書くだけで説明できてしまうものでした。

 しかしながら、ウチの学校のレヴェルでは、ほぼ完璧な解答を書いたのは、3クラス中たったの2人

 中心になる骨組だけでも、書けていたのは5、6人だけでした。

 日本語という言語は、文をつかさどる核になる部分が書き出しと文末に跨る傾向があるので、「係り受け」の意識なしにテキトーに文を綴ると、メチャクチャになってしまう。

 生徒たちの答案も、ほとんどがメチャクチャなものでした。

 「係り受けを意識して文を作る」……言ってしまえばこれだけのことなんですけど、それを指導するのは難しいし、時間がかかる……。

 先は長いなあ……。 

ベストプレープロ野球

2007-02-03 20:33:57 | プロ野球(セ含まず)ネタ
 昨日紹介した「ベストプレープロ野球」

 シーズン6位チーム4つ、5位チーム1つ、オリジナル・チームによるペナント・レースが終了。


  

 結局、楽天は5位……。

 でも、借金わずかに1。これはスゴい!

 それより、

何なの? このBsの低迷ぶり……!

ダントツの最下位やないか!

 打撃、投手10傑は以下のとおり。

    

 藤井が打率3位てwww。

 マドロックが優良外人になってますwww。さすが「10・19」でホームランを放った男www。

 近鉄・デービスが大麻パワーで(←こら!)45本塁打!!!!!!!!

 投手部門はわけのわからないラインナップですね。

 岩隈凄すぎwww。

 昨日のエントリには書かなかったんですけど、実はもうひとつリーグがありまして、そちらの方では「K」というチームがブッチギリで優勝しています。

 Kチームというのは、

1996年の近鉄

です。

 リアル世界ではシーズン4位だったので、まあ順当な優勝だったわけです。

 そして迎えた日本シリーズ

第1戦

  

 藤田学が完封www。’71南海が先勝。

第2戦

  

 今度は高村が完封www。’96近鉄が五分に。

第3戦

  

 「タコ投法」でおなじみの(?)アキーノが敗戦投手!

 いまだになぜ彼があのシーズン限りで解雇されたのか謎です。

 ちなみに、6回オモテの2点は、2番手で登板した品田投手が連打を食らって取られたものです。

第4戦

  

 9回オモテに、赤堀が、河埜(なつかしい!)と「あぶさん」連続HR食らってました。

 もちろん、「あぶさん」は代打HR。

 実は、「あぶさん」を代打オンリーにするために、DH制なしにしてます。

 ちなみに、

  

 コレが「あぶさん」のシーズン成績。大したことないのう……

 最後は来日1年目・ローズ(当時)のサヨナラHRで、’96近鉄が再び五分に。

第5戦

  

 「ピッカリ投法」佐野が、代打「あぶさん」に痛恨被弾!!!!

 ’71南海がリーチ。

第6戦

  

 山崎慎太郎と、山内新一の投手戦でした。

 なんと、山崎慎太郎が完封勝利!

 後がない’96ヨッシャー近鉄が三たびタイに戻して逆王手!

第7戦

  

 平沢、高村の両先発投手の息詰まる投手戦でしたが、わずかに制したのは’71南海。

 若き日の新井宏昌(当時)のタイムリーで勝ち越し、最小リードを平沢-村上之のリレーで守りきって試合終了。

  

 ……って、1971年の最下位なんですけど……。

 「あぶさん」の分だけ勝ち越した、っちゅう感じですな。

 おそるべし、影浦安武……。

 「ベスプレ仲間」募集中です……。詳しいことはコメント欄にて。 

お久しぶりでございます。

2007-02-02 23:59:59 | その他
 えー、どうも。

 まことにお久しぶりでございます。

前○みたいに無免許ひき逃げでタイーホされたのか?

とご心配して下さっていたみなさん、

ご心配をおかけしてすみませんでした。

    

 この2、3か月間、更新していなかったのは、

単にネットにアクセスしてなかったから

なんですよねー。

 ブラウザの起動自体、10回あったかなかったか、てなぐらいなんですよ。

 決して、

殺人的に忙しかった

とか、そういうことじゃなくって、

毎日が完全にルーチン・ワーク化していた

っていうのが原因です。

授業→小テスト(でかいけど)の採点→新しいテストづくり→授業→(以下略)……

 ずーっとコレの繰り返し。

    
           決してこのようなステキな生活をしていたわけではありません。

 あたくしは、自宅でインターネットできないんで、以前のような頻繁な更新は、今後も望むべくはないのですけど、

死亡説が流れない程度に

ぼちぼち更新していこうと思っております。

 今年もよろしく。


ベストプレープロ野球スペシャル

2007-02-02 22:25:26 | プロ野球(セ含まず)ネタ
 最近、エミュレータで、ファミコンの「ベストプレープロ野球」をやってます。

 で、今使ってるリーグの順位表がコレ↓。

    

 「M」っていうチームがありますけど、千葉ロッテマリーンズのことではありません。

 コレは、実験用に作ったオリジナルチームです(詳しい説明は省きます)。

 「M」チーム以外の5チームを紹介していきます。

 まずは、Eチーム

    

 2005年の楽天のデータです。

 次、Buチーム

    

 1988年の近鉄です。

 次、Bチーム

    

 2006年のBs

 Oチーム

    

 1989年のロッテ。そう、われわれ「近鉄ファン」にはおなじみの、「あの」ロッテオリオンです!

 最後にHチーム

    

 1971年の南海。「あぶさん」がいるのは、ご愛嬌。

 ……というワケで、すでにお気づきの方もありましょうが、Bs以外は全て当該年度の最下位チームでございます。

 ここで、もう一度順位表をご覧ください。

    

Bsが楽天にブッちぎられとる!!!!!!

 唯一のシーズン5位チームやのにwww。

 ちなみに、打撃、投手部門の10傑は……、

    

    

 こんな感じ。

 南海ホークスの森口投手が異様な好成績。

 藤井ちゃんが3割打ってます。

 「あの」マドロックが大活躍してるし!

 では、最後に、

    

 楽天吉岡が、ロッテ園川から2ランホームランを打ったシーンです。

 データを入れ替えて、半永久的に遊べるベスプレ。

 ステキなゲームです。

 なお、各チームの選手データは、「jambar」というサイトに載っていたものを、テキトーに修正したものです。このサイト、眺めてるだけで、時間がたつのを忘れるぐらいオモシロイっす。

 googleとかでjambarと入力して検索してみてください。

 長年のプロ野球ファンなら、楽しめること請け合いですよ。

ナントカ的なナントカの時間

2007-02-02 21:41:23 | 教師ネタ
 「ゆとり教育見直し」とやらで、

総合的な学習の時間の廃止

というのが俎上にのぼっているそうな。

 もし、このまま「総合的な学習の時間」が廃止になったとしたら、

現場の教師の大半は喜び、

ごくごく一部の熱心に取り組んできた教師は憤慨する

でしょうねー。

 ま、それはさておき、この「総合的な学習の時間」ってヤツ。

 体験学習とか職業体験などの、テレビ番組でたとえたら

特別番組みたいなモノを、通常の帯番組にしてしまったみたいな「無理さ」

を感じるんですよねー。

  あたくしは、その昔、「総合的な学習の時間」なる用語を初めて聞いたとき、

コア・カリキュラムみたいなもんかな?

と思ってました。

 あほらしくて学習指導要領なんてろくに読んでいない公務員失格なあたくしには、いまだにソレが正しいのかどうなのか確かめてませんし、確かめる気もないんですけど、実際「総合的な学習の時間」なるヘンテコリンな授業が始まってみると、

行事をムリヤリ毎週やってる

みたいな状態で、ハッキリ言って苦痛です。

 なくなってくれるなら、実にウレシイ。

 でも、ホントに「総合的な学習の時間」ってヤツは、「体験学習」的なモノ中心でなけりゃならんのですかね?

 たとえば、あたくしの担当教科はご存知のとおり国語なんですけど、国語の力を鍛えるんだったら、別に国語の教科書にこだわる必要なんてないわけです。

 数学でも、社会でも、理科でも、英語でも、どの教科の内容でもネタにできると思います。

 国語は「形式」の教科ですからね。内容は何でもいいはずです。

 現に、あたくしは、既存の教科・科目の中でも「数学」、「英語」、「日本史」、「生物」、「化学」、「物理」、「競輪」については結構得意なので、授業に取り入れてます。(この記述には一部ウソが混じっています)

 これって、「総合的な学習」にならないんですかね?

 じゅうぶん「総合的」だと思うんですけど……。