センター試験国語(現代文)を極めたい!

センター試験国語の法則を解き明かすのが目標です(『ヘタレ競輪王のトホホ日記』のエントリも恥の記録として残しておきます)。

千葉ロッテマリーンズ日本一に思うこと少々

2005-10-30 18:10:57 | プロ野球(セ含まず)ネタ
 ずいぶん「今更?」なネタで恐縮ですが、ホンの少しだけ……。

 まずは、千葉ロッテマリーンズ

日本一ほんとうにおめでとう!!!!

 あなたたちは、「マリサポ」の皆さんのみならず、われわれ

パ・リーグファンの誇りです!!!!

 そして、辛抱強く球団を守り続けたロッテ企業にも、心からありがとうと言いたい。

 本当にいいチーム。

 グラウンドの監督、コーチ、選手たち。

 親会社の人たち

 そしてファン

 この三者が、文字通り三位一体となってのこの栄冠。これこそ、21世紀のプロ野球チームの

一つの理想形

なんじゃぁないでしょうか? 本当にうらやましい限りです。

 ロッテの黄金期がしばらく続きそうです。

 ただ……。

 このたびのロッテ躍進の立役者となった選手たちに、

読売とか

阪神とか

その他モロモロの、

「金はナンボでも出すから、ウチに来いや」

的なチームがちょっかいを出し始めたら……。

 そのときこそ、

本当に日本プロ野球が終わる日

なのかも知れません……。

阪神ファンの恥の記録

2005-10-29 21:28:19 | その他

 この一週間、全くブログの更新ができなかったため、結果的に t ファンの「ご乱行」に口を閉ざす形になってしまいましたが、

喉元を過ぎても熱さを忘れぬよう

ページの期限が切れる前に、記事を引用して残しておこうと思い立ちました。

阪珍事件ファイル①

>> 千葉西署は22日、プロ野球日本シリーズ開催中の千葉マリンスタジアムでフェンスといすを壊したとして、
>>器物損壊の現行犯で男を逮捕した。
>> 男は25歳ぐらいで阪神タイガースのユニホームを着ており「負けたので腹が立った」と供述。酒を飲んでお
>>り、身元を明かそうとしないという。
>> 調べでは、男は第1戦終了直後の22日午後9時10分ごろ、千葉市美浜区の同球場外野スタンド裏で、阪
>>神と千葉ロッテマリーンズのファンを仕切る高さ約1メートルの鉄製フェンスと、売店前に置いてあったプラスチ
>>ック製のいす一脚を足でけって壊した疑い。
                                             (以上、共同通信の記事より引用)

阪珍事件ファイル②

>> 事情聴取をしていた警官に暴行したとして、千葉西署は23日、公務執行妨害の現行犯で、いずれも
>>阪神ファンの東京都江戸川区西瑞江、解体業藤下哲史(32)、同区南葛西、建築業杉原恭(31)両容
>>疑者を逮捕した。
>> 調べによると、両容疑者は同日午後8時45分ごろ、プロ野球日本シリーズ第2戦が行われた千葉マリ
>>ンスタジアム2階の通路で、別の阪神ファンの男性(30)がロッテファンの男性(29)と親しくしているの
>>に腹を立て、2人の顔などを殴り暴行。駆け付けた同署の警官2人が事情聴取したところ、「おれは関係
>>ない」などと言って警官に頭突きや体当たりをした。
>> 両容疑者は、「試合に負けて、ファン同士が仲良くしているのに腹が立った」と話している。
                                       (以上、時事通信の記事より引用)

阪珍事件ファイル③

>> 兵庫県警甲子園署は25日、プロ野球日本シリーズ第3戦が開催された同県西宮市の甲子園球場でガード
>>マンを殴ったとして、暴力行為処罰法違反の現行犯で自称会社員森本一正(39)ら2容疑者を逮捕。別のガ
>>ードマンを殴ったとして、暴行の現行犯で会社員松家孝容疑者(28)を逮捕した。3人はいずれも阪神ファンと
>>いう。

>> 調べでは、森本容疑者ら2人は試合中の午後9時5分ごろ、スタンドで互いに缶チューハイをかけ合っていた
>>のを注意したガードマン(22)の腹を殴り、松家容疑者も同8時35分ごろ、スタンドの通路で別のガードマン
>>(22)を殴った疑い。3人はいずれも酒に酔っていたという。
                                            (以上、スポニチの記事から引用)

 この他にも、「後世に残しておくべき t ファンのご乱行」記事がありましたら、コメント欄にアドレスを貼るなどして教えてくださいまし。 


忙しかった一週間……

2005-10-29 20:29:02 | その他

 いや、今週はキツかったっすよ。

 何せ、久しぶりに祝祭日なしの一週間で(先週はテスト期間でした)、

一週間すべて授業(全6種類)

の上に、

補習(全2種類)

があって、さらにその上

日本シリーズ

おまけに、

試験の採点

まで重なったんですからね。しかも、細かいところでは、締め切りの二日前になって、

いきなり

「○○大学の推薦入試に出願したいから調査書と推薦書を大至急書いてくれ」

などと言い出す輩が出現する始末……。はぁ……_/ ̄|〇

 んで、オイラのこの一週間の生活。

 まず、週の前半。

① 学校での仕事をなるべく早く切り上げて(可能ならば手を抜いて)、帰宅。
② 日本シリーズTV観戦。
③ 喜びのあまり放心状態となり、次の日の授業の準備もせずに就寝。
④ 翌朝4時(!)に起床。
⑤ 朝5時に学校到着。その日に返す試験の採点、および、その日の授業の準備をする。
⑥ ①に戻る。

 で、週の後半。

① 学校での仕事をなるべく早く切り上げて(可能ならば手を抜いて)、帰宅。
② 日本シリーズがあるわけでもないのに、なぜか放心状態となり、即就寝。
③ 翌朝4時(!)に起床。
④ 朝5時に学校到着。その日の授業の準備をする。
⑤ 授業の準備が片付いたら、始業時間までのんべんだらりんと過ごす。
⑥ 放課後、補習と会議の掛け持ち。
⑦ ⑥が終わった時点で、放心状態なので、①に戻る。


 いや、改めて振り返ってみると、凄まじい生活ですな。

 ずっと放心状態ではないですか!

 それでもって、今日。

 雨が激しく降っていたので、クラブの練習試合が中止となり、一日フリーになりました。ですので、朝、いつもより四分の一日ぐらい遅めに起きて、フロに入り、昼前にもう一度フトンの中へ……。

 そして次に気がつくと、

真っ暗になっとる!!!!

 時計を見ると午後6時30分……。

「オレって、何のために生きてるんだろう……」


ロッテの日本シリーズ

2005-10-23 10:46:51 | プロ野球(セ含まず)ネタ
 いや~、勝ちましたね!!

ロッテが!!!!

 実は、ゆうべ、オイラは

スゴい偉大な先生

から食事に誘われていまして、

世界の中心で「熱くなれ今江!!」と叫べない状況

だったんですよね。

 従って、昨日の試合は、小料理屋の座敷で大先生のありがたいお話を伺いながら、

失礼にならない程度に

カウンターのTVをチラチラ盗み見するような観戦だったわけです。

 もちろん、関西地方のことゆえ、カウンター席の客は

み~んな t ファン

 昨日みたいな試合ですから、口々に文句言うてます。

「井川髪切れ」

とか。

 オイラは、大先生のお話もソコソコに、t ファンのボヤッキーを聞きながら、

「フン、ざまぁ見さらせ!」

と心の中で叫んでおりました。

 そして、今朝。

 いつものようにコンビニにスポーツ紙チェックに行きました。

 やっぱりというか何というか、各紙とも

 t 惨敗の言い訳

が1面でしたね。なかでも秀逸だったのが、スポニチ

 記事を引用します。

>>日本シリーズ史上初の濃霧コールドでスッキリしない黒星発進。

……って、1-10のスコアでそれはないやろー!

 ロッテさん、

頼むから

このまま4連勝でけりをつけてやってくれ!!!!

 ただ、パ覇者が初戦圧勝といえば、10年ちょっと前に、「西武ライオンズが g に初戦圧勝(たしか11-1ぐらい)しながら、その後アッサリ4連敗(だったかな?)」ってのがあるので、

気を抜かずに

頑張って下され!!!!

TDQ???

2005-10-20 20:12:48 | その他
 オイラはアホです。

 今日で、今回の試験問題、全部作り終わって、印刷も終了。ということで、

ひとつの山

を越えたワケです。

 もちろん、あくまでも山をひとつ越えただけで

大量の未採点答案

を抱えておりますので、決して

スーパーフリー

になったわけではおまへん。

 なのに……。

 TDQにハマってしまった!!!!

 ああ、どうしよう……。

千葉ロッテマリーンズ 一般紙の1面ゲット!!!!

2005-10-19 19:21:08 | プロ野球(セ含まず)ネタ

 今朝の毎日新聞のコラム、「余禄」にて、千葉ロッテマリーンズ応援団の皆さん、通称「マリサポ」が紹介されていたそうです(オイラは読んでないんですよね)。

 まぁ、内容そのものは、「応援スタイルがサッカーみたい」とか、「帰るときにゴミ拾って帰る」とか、「試合終了後、相手チームにエールを送る」とか、まぁパ・リーグのファンにとっては、

何をいまさら……

なものだったようです。

 それでも、オイラはうれしかった。一般紙の1面、しかもコラムとくれば、

中学生とかが国語の宿題で切り抜き

とかしているかも知れないじゃぁないですか。

 どんな形であれ、一般人にパ・リーグの話題が浸透する、というのはありがたいことです。

 さて、いよいよ日本シリーズがあさって開幕。んもう、楽しみで楽しみで……。

 近鉄バファローズを失ったオイラの楽しみは、

この目でパ・リーグの繁栄を見届けること

しかありませんからね。

 がんばれよ、千葉ロッテマリーンズ!!!! 

 応援するぜ!!!!

 あ、そういえば、今日は

「10・19」

ですね。あのときニキビヅラの高校1年生だったオイラが、今はもう30過ぎたオサーンに……。

 今日はビデオでも観て思い出に浸ろう……。

 試験問題の作成はもう終わったし……←アレ? 採点は?)


ロッテ!! ロッテ!! ロッテ!!

2005-10-17 21:55:03 | プロ野球(セ含まず)ネタ
 ついにツモ!!!!

 もう、凄い試合でした。

 ホークスも強かった。

 ロッテの執念が、ほんのわずかだけ勝ったんだろうか……。

 いや、やめとこう。こんな凄い試合を見せられて、こざかしいしたり顔の論評は白けるだけ。

 両チームとも、ホントに強かった!!!!

 これぞパ・リーグ!!!!

 ホークスは2年続けて無念……。

 もう、両チームを日本シリーズに出してあげたい……。

 今日はもう胸が一杯です。

指導法あれこれ~その2~

2005-10-17 20:14:17 | 教師ネタ
 指導法うんぬんに関する戯言をシリーズ化してみることに決定。

 今日は第2回です。果たしていつまで続くことやら……。

 さて、今回のテーマは、

小テスト

です。

 小テストをしない教師は、まあほとんどおらんでしょうが、運用の際の思想、という点で2つに分かれると思います。

 一つは、

点を取らせる小テスト

 「小さな成功体験」を数多く積ませることで、大きな成功に導く、という発想です。

 今一つは、

点を取らせない小テスト

 これは、「点を取らせる小テスト」とは逆に、失敗の経験を数多く積ませることで、成功への道筋を模索させよう、という発想です。

 一見すると、前者の方が理想的なように見えると思います。「小さな成功を積み重ねて、大きな成功にたどり着く」って、なんか

いい響き

じゃないですか。

 ところが、「点を取らせる小テスト」には落とし穴もあります。まあ、真っ先に思い浮かぶのは、「簡単に高得点が取れるゆえに、過信を招く」というものがありますが、まあ、それはたいした問題ではありません。

 さて、「点を取らせる小テスト」を実施するためには、

誰でも点数が取れる方法

を示しておかなければなりません。大多数の生徒が、少しの努力で高得点を取れるようにしておかないと、「ほぼ全員が高得点」にはならないからです。

 そうすると、勢い、テストの内容は、

問題と答えを丸暗記しておけばオッケー

という至極安易なものになります(実際、学力的に中位以下の学校ではこうでもしないと全員に高得点を取らせるのは不可能に近いのです)。

 すると、生徒は、「問題と答えがはっきりしていないと勉強しない」という状態になります。無意識のうちに、

〈〈「勉強」=「問題と答えを丸暗記すること」〉〉

という図式が出来上がってしまうのです。完全なマニュアル人間ですね。

 そうなると、「わからないこと」を自分の頭で考える、ということをまずしなくなります。その場で自力で考えてどうにかする、という発想は失われてしまいます。

 これが落とし穴です。

 小学校や中学校ならともかく、高校や大学、もっと言えば社会人になってから、問題と答えを覚えておけばオールオッケー」なんていう場面がそうそうあるでしょうか?

 オイラは、「高校生の勉強」なんてものは、「問題と答えを覚えたらオッケー」だとは思わないので、「難しい、点の取れない小テスト」をひつこくひつこくやってます。

 「難しい、点の取れない小テスト」のメリット、デメリットについては、次の機会に詳しく述べます。

 どうもオイラは、

短くまとめるのが苦手

なようなので。orz

スポーツ報知~コンビニの新聞コーナールポ

2005-10-17 19:36:41 | プロ野球(セ含まず)ネタ
 今朝のスポーツ各紙、パ・リーグプレーオフを1面トップに持ってきたのは、

スポーツ報知

ただ1紙!!!!

 あとはぜ~んぶ1面が……、言わなくてもわかりますね

 オイラは迷わず

スポーツ報知

を買いましたよ。

 んで、オイラが買い終わった段階で、報知は完売マジック1が点灯。他は軒並み、

大量売れ残り!!!!

 これが全関西的な傾向だったとしたら、

うれしい限りでござる!!!!

ホークス逆王手!!

2005-10-16 21:26:02 | プロ野球(セ含まず)ネタ

 今日も1点差!!

 ホントに凄い試合をやってますねー!  

まさに、

エッキサイティングリーグ……

パ!!

ですね。

 それはそうと、今日のサンスポに 変な記事 が載ってました。

(リンクの期限切れになるとワケわかんなくなるんで、以下、当該記事を引用)

落合監督がプレーオフ制を痛烈批判…セ導入の動きに大反対

2005年10月16日(日) 8時2分 サンケイスポーツ

>> 中日・落合博満監督(51)が15日、秋季練習中のナゴヤ球場でプレーオフ制を痛烈批判。セ・
>>
リーグでも導入の動きがある中で「大反対です。何のためのペナントレースなのか」と問題提起し
>>た。
>>
>> 王監督が気の毒、という思いもあるのだろう。落合監督が現行のプレーオフ制をオレ流批判だ。
>>
>> 「プレーオフ? 大反対です。もし(勝率が)5割に満たない西武が日本シリーズに出ていたらど
>>うなっていたか。この制度自体、認められないよ。それに今年は盛り上がっているの?」
>>
>> セ・リーグでも開催の動きがあるプレーオフ。中日は反対の立場をとっているが、その急先鋒が
>>落合監督だ。「シーズンの重みが薄れる」と発言してきたが、今年のパ・プレーオフを見ていても
>>納得できない。テレビで見たくても地上波での全国中継もなし。「スポンサーがつかないんだろ
>>う?」。必要性に疑問を感じるというワケだ。

>> 「100試合以上やって数試合で運命が決まるのはおかしい」と真っ向から否定しているオレ流
>>監督。もし今年、パと同様の制度があれば、10ゲーム差の2位の中日にも日本一になるチャン
>>スがあった。だが、きっぱりと言い切った。
>>
>> 「(シーズン)2位で日本一になったって、ちっともうれしくない。オレはそう思う。それにパ・リー
>>グだって現場は望んでいないんだろう」
>>
>> ソフトバンクがロッテにつけたゲーム差は4.5。こんな思いをしているのは「オレは保守的だけ
>>ど」という指揮官だけではないはずだが…。


                                     (以上、サンケイスポーツより引用)

 何でまたこんな時期に……。

 プレーオフ1面に持ってきてたから、

サンスポ改心か!?

と思ったんですけどねぇ……。

 落合も落合ですよね。普段記者の前ではしゃべらんらしいのに、「パ・リーグ叩きネタ」になるとホイホイと

アホみたいな愚意見

しゃべり散らして……。

 彼の場合、

① パ・リーグ時代に偉業達成

② セ・リーグに移籍するものの「口ほどにもない」程度の活躍しかできず……

③ パに舞い戻ってきて給料ドロボー

という現役時代を送ってますから、変なコンプレックスみたいなもんがあるのかね?

 ……などと勘繰ってみたり……。

 まぁ、そんな下らないことは忘れて、声を大にして言っておきたいことがあります。

パ・リーグはこんなにすげぇんだぜ!

これを報じることすらしないなんて、おめぇら、間違ってるぜ!


あの日の新聞が……!

2005-10-15 19:45:15 | プロ野球(セ含まず)ネタ
 オイラは自宅でインターネットできませんので、現在、自宅近くのマンガ喫茶で、

プレーオフ第3戦を粗い画像で観ながら

コレ書いてます。

 昨日の晩のこと、オイラ、部屋の片づけをしておりましたら、段ボール箱のなかから出てきました。

2004年9月25日付の日刊スポーツが!!

 そうです。「近鉄バファローズ」の本拠地ラストゲームを報じたスポ新です。

第1面

でっかく

「サヨナラでさよなら」(やっぱり見出しはダジャレです)

と書いてあります。

中村ノリと松坂が抱き合ってます。

 涙が出そうになるのをグッとこらえて、

100円ショップに走りました。

735円の額縁

を買いに。

 家に帰ってすぐに新聞を額縁に入れ、完成。

 一生の宝にします!! 

「選択科目」というワナ

2005-10-14 23:38:44 | 教師ネタ
 「選択科目」というものがあります。

 「必修科目」の対義語です。

 何で「選択科目」なるものが存在するのか?

 曰く、「生徒の進路希望に合った科目が選択できる」、

 曰く、「生徒がそれぞれの興味、関心に応じて科目を選択するのでモチベーションUP!!」

 曰く、「得意な教科をさらに伸ばす!」などなど……。

 ところが、現場では上のようなことはまぁほとんど起こっておりません。ウチの学校は、かなり自由度の高い選択科目を設置しているのですが、どう考えてみてもそのことが原因で、

深刻な学力低下

が起こっています。

 オイラは、「多様な選択科目を学校が設置すると、生徒がダメになる」と思っております。考えてもみてください。人間って、そんなに立派なもんでしょうか?

 どう考えても、「向上心に燃え、自分のためになることは必ずやる人間」よりも、「どうしようもなくなって仕方なしに努力する人間」の方が多いと思いませんか?

 「締め切りを設定してなくても、全体の利益を考えて早め早めに仕事をこなしていく人」よりも、「締め切りに追われて、仕方なしに仕事をこなしていく人」の方がどう考えても多いのではありませんか?

 オイラは、人間ってのはそういう「横着な生き物」だと思っておりますし、「それでいい」んだと思っております。

 話を元に戻します。

 「多様な選択科目」が用意されていると、生徒は追い詰められることが少なくなります。苦手な教科・科目があれば、進級するときに選択しなきゃいいんですから。

 そうなると、学校側は「生徒のため」に「多様な選択科目」を用意しているのに、生徒の側から見たら、「学校が逃げ道を用意してくれている」風にしか見えないんだと思うんですよ。

 オイラの学校で見ていても、大半の生徒の選択科目の選択基準は、「どの授業がラクか」ということになっています。「何でこんな授業選択したの?」というオイラの質問に、「だって、先輩が○○(科目名)は試験もないしラクだって言ってたから」とはっきり言い切る生徒もいます。

 選択科目がなかったら追い詰められてイヤイヤながらでも勉強したかも知れない生徒たちを、みすみす「まったく勉強しない」状態のまま放置する……。

 「選択科目」というシステムは、「生徒の興味・関心に応じて……」という美名の下、(長期的な視点からの判断の未熟な)生徒から、勉強の機会を奪うシステムに他ならないように思います。

 「勉強から逃げてラクな道を選ぶ生徒」に罪はないと思います。ほとんどの人間は、ラクな道があったらそっちを選ぶでしょうから。

 悪いのは、判断力の未熟な生徒に「逃げ道」の存在をチラつかせる学校側だと思うんです。

 オイラは独身で子供はいませんが、もしいたとしても、「多様な選択科目」をウリにしている学校になんて、絶対に入れたくないと思います。
 

中村さん、マジっすか!?

2005-10-14 21:59:53 | プロ野球(セ含まず)ネタ

 サンケイスポーツからの引用です。

>> 当初6、7人での会談だったが、途中から2人きりに。指揮官はその20分間で、3つの熱い
>>思いをぶちまけた。
>>
>> (1)関西の君のファンが心待ちにしている。
>>
>> (2)君の素晴らしい野球人生の最終章の総仕上げを俺に託してくれ。
>>
>> (3)阪神の実力、人気に追い付け、追い越せという俺の野望に力を貸してくれ。
>>
>> ほとばしる熱意に番長は「非常にありがたいと思います」と頭を下げたという。

 (1)、(2)はともかく、(3)です! (3)!!

中村さん、マジっすか!?

信じていいんすか!?

本当にそんな野望を抱いているんですか!?

 だったら、……

オイラはアンタを支持します!!!!

熱烈に!!!!

 そのかわり……

裏切ったら承知しないぞ!!!!




指導法あれこれ~オイラの場合

2005-10-13 22:27:06 | 教師ネタ

 このところず~っと野球ネタばかりだったので、久々にマジメなことを書いてみる。

 教科の指導法について。

 「よい教師」の条件っていうのは、「生徒に力をつけること」だと思っとります。コレは、オイラが教師になりたての頃から変わっておりません。

 ただ、「どうやって力をつけるのか」ということに関しては、ずいぶん考え方が変わったと思います。

 教師になる前、なりたての頃は、

《「力をつける指導法」=「上手な説明」》

だと思っとりました。だから、いわゆる「教材研究」の段階では、「生徒がどのあたりで理解不能に陥るか」ということを必死で考えて、「そのポイントをいかに理解しやすく説明するか」ということに、それこそ睡眠時間を削って心を砕いたもんです。

 ところが、……

 ぜんぜん生徒に力が付いていかなかったんですね。当時、どんなにやり方を工夫しても、定着率にぜんぜん変化がない

 そうなると人間焦ります。そして、分かりやすくしようと努力すればするほど、説明がクドくなり、徐々に自分でも何がしたいのか分からなくなってきます。

 もう完全な

悪循環

ですね。

 当時は必死でしたよ。「オレの説明が下手なんやろか」ってね。それこそ「分かりやすい」と評判の参考書の類はほとんど買いあさって、「説明のしかた」を研究しまくったもんです。

 さて、何年かこのようなことを繰り返すうち、あることに気づきました。

頑張ってるの、オレだけやん……。

 そうなんです。こっちが分からせようと必死になっても、肝心の生徒の方はちょっとも頑張ってない。最初はそれが腹立たしくてならなかった。

 でも、そこで気づいたんですね。

勉強するのは生徒

ということに。考えてみたら当たり前なんですよね。オイラだって高校生の頃、

自ら進んで勉強

なんてしなかった。

周りから取り残されたらヤバい気がしてイヤイヤやってた

んですよね。で、今にして思えば、それでいいんですよ。

 んで、やり方をガラッと変えました。それまでの「オレが分からせてやる!」的なやり方をやめることにしました。よく考えたら、オイラがクソ丁寧に説明することに授業時間を費やすと、その分

生徒が自分でアタマを遣う時間が減る

んですよね。

 というわけで、授業時間のほとんどを小テストなどの問題練習に充てて、その時間を捻出するために、説明の類は最小限に止めるようにしました。

 そうしたらどうなったか。

 年度当初、全国模試の平均点が、全国平均を大きく下回っていた集団が、下半期にさしかかったあたりから、全国平均に迫り、並び、そして

軽く追い越した

んですよ。もちろん、個人ベースで見たら、乱高下を繰り返したヤツもいましたし、むしろ成績が下がっていったヤツもいます。それでも、全体の平均値を取ったら、途中から急激な右肩上がりになったんですよ。

 これには自分でもビックリしました。小テスト作りと採点に追われて、ろくすっぽ「教材研究」も出来なかったので、「分かりやすい授業」なんてぜんぜんできなかったのに、今まで経験したことのない成果を上げることができたんですからね。

 私がやったのは、小テストを毎回毎回ひつこくやって、その都度結果を公表したことだけです。

 ただそれだけのことで、「競争」が働いて、全体の底上げができたんです。

 つくづく経験を重ねることの偉大さを思い知らされたのでした。


 ただ、以上のようなことが起きたのは、「古典」という科目でのこと。

 「古典」というのは、コツさえつかんでしまえば、非常にカンタンな科目なんですよね。オイラ自身、高校生の頃、特に古文なんてチンプンカンプンだったわけなんですが、大学生の頃、急激に古文が読めるようになって、

「なんでこんなカンタンなことができなかったんだよ!!」

な~んて思った記憶があります。

 要するに、「古典」という科目は、「コツをつかむまでは大変に見えるけど、実はカンタン」なんですよ。で、「コツ」なんてものは経験を通して自分でつかむしかないもんですから、上記のようなやり方がうまく行ったんだと思います。

 しかし、ここに厄介な科目が……。

そう、「現代文」です!

 こればっかりはオイラも目下悪戦苦闘中。だいたい、数学とか英語の文法、作文とか、例の古典なんかに比べて、

練習問題の作成とその後始末

大変すぎるんですね。

 「現代文」の教科書を使って、「練習問題」を安定供給すること……。これがオイラの

目下の課題

ですね。