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田口圭二のブログ

右脳開発とNLPのプロフェッショナル田口圭二の、きのう・きょう・・そして・・あさって

「夢」

2009-06-09 09:48:14 | Weblog
パソコンの画面の向こう、
窓のさらに向こうに、どんよりとした空が見えます。
いかにも「梅雨」ですよお~!!!!!

先日、あるセミナーに参加してきました。
講師の先生は50歳位の男性。
ポロシャツにサンダル履きのなんとまあ、気さくで面白い先生でした。

経営戦略につての話です。
零細企業専門。だそうです。
零細企業のおっちゃん、おばちゃん、企業家した兄ちゃん、姉ちゃん
「大手企業と同じ商品、同じ客層、同じ宣伝・・・・。
これじゃあ~、勝てんでしょう!!!!
 商品は同じでも、大手企業がやらない!できない!考えない!
 つまり、大手企業の全く反対のことをしたら勝てる!!!!!!」

「ふんふん!!なるほどなるほど!!」

「例えば、私。大手のコンサルトは零細は相手にしない。
だから私が零細相手に食っていける!!
 大手のパソコン塾が相手にしない、田舎の爺ちゃん、婆ちゃん相手に、
公民館でのパソコン塾!!!
 建売住宅を売ったら、後は知らん顔ではなく、とことん付き合う!!!等など」

「なるほどなるほど」

「戦略を考えることです。何を! 誰に! どんな場所で! 
勉強をしないとダメ!!
 夢だけでは食えません。夢を描くだけで成功するんんて、それこそ夢!!
 自己啓発系セミナーに参加してもダメ!!
 俺は出来る、なんて100回言ってもダメ!!
 感謝しましょう、なんて格好つけてもダメ!!
 朝は早起きして瞑想しましょう、なんてのもダメ!!

 トイレはきれいにしましょう、何を言いますかダメ!!
 目標を書いて、あらゆる所に貼る、駄目ダメ!!」

「へえ~????」

「精神論では成功しない。ダメ!!
 それでは、質問はありませんか??」

「ハイ、先生。先生にとっての成功って何ですか??」

「ほっほっ!!! せ・い・こ・う、ですね。」

「そうですそうです。」

「まあ。私にとってのセイコウは、これですね。」

と言いながら、腰を前後に動かす!!!!!!!!
(ほとんどの人がきょとんとしている。
 あたしゃあ、スグ、そう、スグ、わかりやした!けど)

「まあまあ、冗談ですが。私はいつも財布の中にこれを入れて持ち歩いています」
と言って小さな紙切れを出す。

「読んでみましょう。
①本を書いて出版する!
②ベストセラーにする!
③朝は早起きして先祖に手を合わせる!
④一日100回、俺は出来るという!
⑤いつも感謝の心を持つ!
⑥身の回りは整理整頓!

「???????????」

「これを、札のところ、小銭のところ、カードのところと入れて、
 常に見ていますね」

「なるほどなるほど、と言うことは、先生、自己啓発も必要ということですかね」

こんな調子で、とてもユニークで面白くて、また勉強になったセミナーでした。
戦略は当然必要です。意識しなくても無意識に、あれをこうしてなんて考えます。
ただ、きめ細かく考えたり書き出していないのが一般的かな。
戦略だけ考えても感謝がないとこれも、これこそダメ!

戦略と感謝があっても、夢がないと面白くない!

要は、バランス。一番必要なのはバランス感覚ではないでしょうか。
その中でもまずは「夢」
夢がないと夢を実現させるための戦略も浮かばないでしょう。

小さな「夢」。大きな「夢」人それぞれで違う!!!
他人と比べる必要もないし、競争する必要もない!!

子供の時に語った「夢」
子供の時に持ってた「夢」

まだ大切に語っていますか?
まだ大切に持っていますか?
それとも実現しています?

「夢」はしょせん「夢」なんて諦めていませんか?
「夢」をしょせん「夢」に終わらせていませんか?

「夢」は見るもではなく
「夢」は手に入れるものです。

誰に遠慮も! 誰に気兼ねもいりません!
「夢」の実現に向かって小さな一歩を
今日から、今から、そうです。たった今から踏み出しましょう!!!

なんて、これは自分自身に言ってるような気もします!!!!

私のセミナーはここ!→ http://nlp-japan.co.jp/

「座右の銘」

2009-06-07 05:43:05 | Weblog
今回は何とまあ~、
私にしては多少「真面目系」のタイトルでして・・・。

梅雨になると思いだすシーン2です。

昔々、ある所におじいさんのピアノの先生が住んでいました。
(昔々と言うほど昔に、ピアノがあったか?)
(まあ~、そこまで深く考えないで)

そこへ一人の若者が、と言いたいが、
明らかに中年の、おじさんがピアノを習いに行っていました。

おじさんは、結婚式場やホテルのラウンジ、バー等、
色んな場所でピアノを弾いて生活しています。
(そんな昔々と言う昔に、結婚式場やホテルがあったかあ~!!!)
(まあ、まあ、そこまで深く考えないで、単なるお話、そうそうお話!!)

おじいさん先生は、おばあさんと10歳くらいの孫娘の三人暮らしです。
どうして10歳位の孫娘が一人でおじいさんたちと暮らしているのか、わかりません。

おじさんはもっとピアノが上手になりたくて
おじいさん先生のところへ片道1時間かけて通っています。
今年で3年になります。

今日も雨の中を1時間かけて先生の元へ行きました。
先生は小さなちゃぶ台の前でテレビを見ながらお茶を飲んでいます。
(そんな昔々と言う昔に、テレビがあるかよお~)
(まあまあ、単なるお話、そう、お・は・な・し)

今日のおじさんは、この梅雨空のような表情です。
おじいさん先生が優しく声をかけてくれます。

「ああ、どうぞどうぞ、よく雨が降るね」

「よく振りますね」

「まあ、お茶でも飲んで・・」

「はい、ありがとうございます。
 ところで先生、私はピアノを弾くのを止めようかなと思っています」

「あら、どうしてですか」

「はい。どうも私にはピアノを弾く才能が無いような気がします」

「んんんんん・・・・。私は神様じゃないから、
 人に才能があるかどうかはよくわからんが、
 あなたは、今までピアノを弾き続けてきた。
 音楽的才能があるかどうかは私にはわからん。
 でも、あなたはピアノを弾き続けてきたという才能があるではないですか」

「・・・・・・・・・・・・」

「才能というのは、続けてきた結果わかるものだし
 花開くものじゃないかな。んんん・・そう思う」

「!!!!!!!!!!!」

レッスン後、帰りの車の中の私(おじさん)の気持ちは
梅雨のシトシト雨とは反対に
とてもすがすがしい、晴れやかな気分でした。
(そんな昔昔に車があるかよー)
(車と書いたが、自動車とはかいてな~い。は・な・し)


それから私の「座右の銘」は

「続けた結果、才能はわかるし、花開く」

自動車の、左右に雨を弾くワイパーが、メトロノームに見えました。


「本当は合格したいのに・・」

2009-06-05 21:41:45 | Weblog
梅雨入りもそこまで来ています。
梅雨というとよく思い出す出来事がいくつかあります。
その中の一つです。


ピンポーン。
玄関のチャイムが鳴りました。
「誰だろう、こんな雨の中?」

薄暗くなりかけた時間、少し雨脚が強くなってきています。
本を読んでいた私は玄関に出てドアを開けました。

傘をさしたA子さんの姿がありました。

「あら、どうされましたか」

「先生、突然お邪魔してすみません。
 おかげさまで試験に合格しました。ありがとうございます。
 先ほど合格の知らせが来ました。
 あまりにも嬉しかったので、お知らせしたいと思い、
 仕事帰りに寄らせていただきました」



A子さんは仕事の都合上、ある国家資格が必要でした。
過去3回受験しましたが失敗しました。

4回目のチャレンジです。
今回不合格だったら、年齢やその他の事情で
仕事を辞めなければいけない状況です。
そこで、私のところへカウンセリングに来られました。

「先生、今度は是非合格したいのです。
 絶対に合格しなければいけません。お願いします」


そして、カウンセリングが始まります。

「勉強していて何が問題のようでしたか?」

「集中して勉強ができません」

「何が集中を妨げているようですか?」 

「隣の犬の鳴き声と、主人が見ているテレビの音です」


このような会話を続けながら更に聞きます。


「A子さん、もし、もしも合格したとしたら
 今のA子さんの生活、仕事にどのような変化が起きますか?」

「そうですね・・・・。仕事では責任者という立場になります。
 そして、仕事が忙しくなりますね。
 部下が出す毎日のレポートを読んでコメントを書きます。
 みんなが帰った後で帰りますので、帰りが遅くなります。
 給料はほとんど変わらないのに、責任だけは大きく、重くなります」

「なるほどお~。そして、生活面ではいかがですか?」

「そうでうね。遅く帰るので、晩御飯の準備が遅くなります。
 そうすると、主人が文句を言うことが多くなりそうです。
 それから、家のかたずけや掃除、洗濯が夜遅くになります。
 何だか、疲れきってしまいそうですね」

「なるほどですねえ~!! そんなに大変になるわけですね。
 それじゃあ、試験には合格したくはないですよね!!」

「えっ・・・・・・!!!!!!!!」


A子さんの意識では合格したいと思いながら
A子さんの無意識は合格することを、止めていました。

私たちには、よくあるパターンです。
意識と無意識が別々の考えを持っていること。


もちろん、合格して手に入る素敵なことも聞きました。

「このまま仕事が続けられる。
 責任者というトップのポジションにつける。
 プライドが保てる。皆から尊敬される。
 ボーナスと退職金が違う。」

素敵なことも沢山出てきました。

「そうか!!!!!わかりました。がんばります」



それから数ヵ月後
A子さんの嬉しそうな姿が玄関にありました。

否定的だった今までのA子さんを
梅雨の雨がきれいに洗い流して
新しいA子さんがそこにいるような気がしました。

無意識は答えを知っています。
本当はどうしたいのか??

「もう・・・。まだ・・・・」

2009-06-02 00:24:02 | Weblog
6月ですよ~!!!!
起きてますかあ~!!

今年の初めに1年の目標計画を立ててから
5か月が過ぎました。

皆さんの目標達成度はいかがでしょうか。
①三日坊主でとうの昔にあきらめた方!!
②着々と計画通りの方!!
③思った以上に進んでいる方!!

②と③の方はそのまま続けましょう。

①の方です。
三日坊主の方です。
あ・な・た、です。
三日坊主のあなただからできる方法をお伝えします。
「三日坊主に自信がある」と、自信を持っている
あ・な・た、へです。

目標設定の内容は何でもOKです!!!!

三日坊主のあなたは3日間は出来ますよね。
そうです。
3日間だけしましょう。

そして、4日目は
し・な・い!!!!!!!
三日坊主だから!!!!!

そして、5日目。
そうです。この5日目を1日目とします。
また、3日間だけしましょう。

そして、4日目は
し・な・い!!!!!!!
だって、三日坊主だから。

そして、5日目を1日目として
3日間だけしましょう。

そして、4日目は、
「やらない」
だって、三日坊主だから。

これのくり返しです。

「三日坊主に絶対の自信を持っている」
あ・な・た、へ自信を持って
お贈りする自信作のプレゼントです。

「三日坊主だから出来る方法です」

もう、6月!!!!
まだ、6月!!!!

あなたはどちらですか?

2009年の5月は
5月31日はもう返ってきませんきません!!

2009年の6月2日も今日一日だけ。
そして、こうしてブログを書いている
この瞬間、瞬間も一度だけ!!!

あら、もう、こんな時間!!!!!!!
それでは、失礼!!!!!!

あっ!そうそう!言い忘れてました!!!
三日坊主のあなたは、
4日も休めないでしょう。
だって、三日坊主なのだから。
4日休んだら、
あなたは三日坊主ではないという証になりますよ。
ご用心!!!

「今日の学び」

2009-05-29 13:59:03 | Weblog
毎日が学びの連続です。

その中でもホットな、今日の朝の学びです。

朝食用のパンを買いにすぐ近くのコンビニへ行きました。
お店の中でパンを作って、出来立てパンを販売しています。

陳列棚には、できたてのおいしそうなパンが並んでいます。

その中で、色、形、似たような、大きさだけが違うパンがありました。

レーズンパン!!!!!
大きいのが 220円
小さいのが 160円

小さい160円のパンを手に取りレジへ!!!

50歳位の苦虫をつぶしたようなレジ係りの男性。
「220円」
「・・・・」
「220円」
「えっ!!160円じゃないですか」

「220円」
「あれっ!! 向こうの値札には160円と書いてあるけど???
 私の見間違いかな?????」

苦虫男性。
黙って陳列棚へ向かう。
「こりゃ~、誰か値札ば間違えとる。こっちが220円で、こっちが160円。
 中身が違う。見りゃあ、分かる!!!!!!!!!!!!」
(よく見ると、小さい方がチーズパンで220円。 
大きい方がレーズンパンで160円。
大小ではなく、中身の違いで値段が違う、ということです)

「私は、レーズンが欲しいんですが」
「このくらい、見りゃあ~わかる」

「ちょっと待って下さい。違いを見分けられなかった私が悪いわけですか??」
「大体、見てわかる」
「・・・・・・・・・・・」

この出来事、約2分。

朝の2分が沢山のことを教えてくれました。
朝の2分から沢山のことを学びました。

思い込みの怖さ!!!!
観察力の鋭敏さ!!!!
冷静に対処することの大切さ!!!
言葉の大切さ!!!!
会話力の大切さ!!!
笑顔の大切さ!!!!

朝の160円で数万円?? それ以上???
お金には換算できない学び!!!!!!

苦虫おじさん、ありがとう!!!!

「小さい、っ」

2009-05-19 13:14:21 | Weblog
昨日、久しぶりに電車に乗って福岡まで行きました。
1時間の電車の旅です。

私が乗る駅は始発駅です。
通勤、通学の時間が終わったお昼前です。

電車の中はすいています。
2人掛けの車両です。
真ん中あたりの座席の窓側に座りました。
(進行方向の左側。右側の座席が空いています)

出発してから本を読み始めました。
2つ目の停車駅から少しずつ込み始めました。
3つ目の駅から私の隣の席に、おじさんがドスンと座りました。
そうですね。64、65歳位かな????

スーツにネクタイ姿、どっしりとした重役、社長さんタイプです。
書類バッグを膝の上に置いて、本を読み始めました。
(2人掛けの座席、わざわざ見なくとも周辺視野で見えます!!!)

集中しているのか?
おじさんの両足がだんだんと開いてきて
私の右の膝に当たり始めました。

私としては、全然知らない人の膝がくっついているのも
あまり気持ちのいいものではなかったので
右膝を左へとずらしました。

当然、そこには空間ができます。

そうすると、その空間を埋めようとして????
おじさんの足が更に開いて侵入してきます。

「んんん。自分の足がどこにあるか気づいてよ」
そんな気持ちです。
私としては、もうこれ以上動かせない!!!!!!
私の足元座席空間の相当な部分にまで侵入してきています。
動かしたくてもスペースがな~い!!!!

おじさん、相変わらず本を読んでいます。
そこで、いったいどんな内容の本を読んでいるんだろう?????
とチラッチラッと横目で覗いてみました。

「おおおおおおおお・・・・・!!!!!!!!」

それは!!!!!!!
それは!!!!!!!

「道徳の本」でした。

「いやあ・・・・。参りました」

しっている。
している。

小さい「っ」が有るか無いか。
書けば小さいことですが
実に大きな差です。

1時間の気づきの旅でした。

おじさん、気づきをありがとう!!!!!

「入院しました」

2009-05-16 10:34:09 | Weblog
友達の話しパート2です。

プルルン~~。
「はい。田口です」
「あっ、田口さん。 N男です」
「おおお。久し振り。元気ね?」
「いやあ~、んんん~、それが・・・。入院中なんですよ」
「えええ。そりゃあ、またどうして?」
「それがあ・・・、帯状発疹なんですよ・・・・」
「あらあ~。何でまたあ」
「んんん・・・ストレス・・・・・らしいんですよ・・・・・」

いつも元気で、明るく歯切れよく話す彼にしては
明らかに暗く、沈んだ声とテンポです。

A男君とは40数年来の付き合いです。

「ストレスなく、自由に生きる」 ことが彼の信念、価値観です。

高校卒業後から直ぐ、今で言うならば「フリーター」を40年続けています。
ここまで来ると、もう本物の「フリーター」という職業とも言えます。

半年、一年働いて(彼の場合は3食付きの住み込みが多い)
ぶらっと旅に出て、そしてまた、半年、一年働く。

そうしながら、お金を貯めて土地を買い
自分でコツコツと、そうです、全くの自分一人で、です。
(大工さんの手を借りずに、という意味です)
2年ほどかけてマイホームを建てました。

家の中には、デーンとエレクトーンがあります。
このエレクトーンのスピーカーがまたでっかい、
洋服ダンスくらいの大きさです。これが2個。
このでっかいスピーカーをガンガン鳴らしながらエレクトーンを弾くことが
彼のストレス発散と趣味の一つです。
(独学で弾いています。近所からの苦情が来ないほどの田舎であることをお伝えします)

それと家の中には、ステレオとテレビとラジカセコンポが山のように置いてあります。
粗大ゴミで出してあるのを、いただいて来るのだそうです。
なぜそんなに沢山あるかというと、どれが正常に動作するか分からないし
動作してもすぐに壊れる場合が多く、常に予備が必要である!!!!
経験上、そうした方がいいと学びましたよ。と彼の言葉です。

もう一つ、彼の最大の趣味は「車いじり」です。
40~50年前の、ボロボロのオールドカーを格安で手に入れて
一年くらいかけて動くようにする。
そして、その車でドライブをする(ほとんどの場合一人で)
車を見つけて、こつこつとリストアをする、そして完成させる、
このプロセスが彼にとっての「至上の幸福」だそうです。

そんなストレスなく40数年自由に生きてきた、つもりの彼が
ストレスで入院!!!!!!!

私にはよくわかります。
「ストレスなく自由に生きる」ことに、こだわり過ぎて
「ストレスなく自由に生きる」ことが、ストレスになっていた。
40年付き合っているとそう思います。

そんな彼です、勿論、そう勿論です、
自分の意志で「結婚」はしていません。

電話があった次の日、彼の大好きな車の本を買って、病院へお見舞いに行きました。
受付で聞いた病室を覗きますが、いません。
看護婦さんに聞くと、談話室ではないでしょうか、と教えてもらう。

談話室を覗くと、窓ぎわで椅子に座り、
ボンヤリと、肩が落ち、何だか寂しそうに
(私にはそう思えた)外の景色を眺めている
彼の後姿が見えました。

声をかけるのをためらい
しばらく彼の後姿を眺めていました。
「・・・・・・・・・・・・・・」


PS:私たちが、何らかの問題を持つ時はNLPの三要素でもある「柔軟性」が無くなったときです。
   柔軟性ばかりでも、また問題になります。
   大切なことはバランス感覚ではないでしょうか。
   人間関係、コミュニケーション、仕事、等など!!!!!!

「それで、あなたは・・・」

2009-05-14 09:49:53 | Weblog
今朝、ひょこっと
そう、20年ぶりくらいに思い出しました。

これは本当にあった、私のバンド仲間の話です。

彼はギター弾きです。
アメリカへ武者修行へと出かけました。

気楽な一人旅をぶらぶらと続けていたそうです。

そうして、ある小さな街に着きました。
大きくて真っ直ぐな道路が一本すっとあり
その両側にお店らしきものが点々と並んでいる。

まるで映画のセットのような
典型的なアメリカの小さな田舎町。

昼食のために立ち寄った食堂の隣に
一件の小さな楽器屋さんがあったそうです。

彼はギター弾きです。

昼食後、フラリッと楽器屋さんへ入りました。

だあ~れもいません。
「まあ、いいか」と思いながら店内を見ると
ギターが沢山あります。
田舎町の小さな店にしては不釣り合いのギターの数!!!!!

誰もいない店内で、その内の一本を手に取りポロンと弾き始めました。
「ホオ~、結構いい音じゃん!!!」と思い
更にポロンポロンと弾いていました。

すると、店の奥の方から口髭とあごひげを生やした
初老のおじさんが、ニコニコしながら出てきました。

店番のおじさんかなと思い
「ハイ」とだけ挨拶して弾き続けていると
そのおじさんが言います
「なかなか上手だね」
調子に乗って
「この弾き方はクラプトン」
「このフレーズはチェット・アトキンス」
「この音色はBBキング」
と説明を加えながら弾き続けます。

「そりゃあ~、凄い!!!!」
おじさんしきりに感心しながら聞いています。
そして、弾き終わりました。

おじさんが一言聞きます。
「なるほど、巧いもんだ。俺もよく聞いて知っている。
 それで次は、きみの、弾き方と、フレーズを聞かせてくれないか」

「?????????????」

愕然として、声も、ギターを弾く指も止まった。

その時、おじさんが棚からギターを取り出して弾き始めた。
そのテクニックが凄かったのなんのって!!!!!!!
日本でならば超一流の技!!!!!!

難しいフレーズをいとも簡単そうに
ニコニコと笑いながら弾くではないか!!

腰を抜かさんばかりの彼は、おずおずと下手な英語で聞いた。

「んん~、わしゃあ、○○と、○○と、○○とのバックバンドで長いことギターを
 弾いとった。だけどもう、ツアーには疲れた。 だから、こうして田舎に帰り楽器屋を始めた」

「・・・・・・・・・・・・・・」

友達はアメリカ武者修行で
また、田舎町の小さな楽器屋さんのおじさんから何を学んだんだろう

そして、二人はどうしているのかな???

今朝、ふと思い出した話です。

PS:一流と言われる人を真似ることをNLPではモデリングと言います
   何かを始める時には必要なスキルでもあり、考え方です。
   私たちは誰かを、何かをモデリングしながら成長していきます。
   そして、次には・・・・・・・・・・。

「華やかです」

2009-05-11 18:47:19 | Weblog
先日、バンド演奏の依頼で
1台の車に、我がRockin' Country Bandメンバー全員、
楽器やアンプなどの器材もぎっしり詰め込み
いつものように下手な親父ギャグの応酬をしながら
演奏をしに行きました。

初めてでした。
実際に目にしたのは。

色とりどりの華やかな衣装!!!
スカートの裾がフワ~ッと広がった???
どのように説明したらいいのかな???
んんん~~!!
そうそう、カーネーションの花を逆さまにしたような??
(この説明だけで終わりそうなので、適当に想像して下さい)

その、素敵な衣装を身にまとった女性と
その華やかな衣装に比べると相当に地味な服装!!!の男性。

ここは、海辺に面した国民休暇村の一室、大ホールです。
男女約100名のスクエアダンスグループが
いくつかの輪をつくって、軽快な音楽に合わせて
軽やかに、にこやかに、楽しそうに
踊っています。

年に一回、全国各地から集まって
こうして、踊りの輪を楽しんでいるとのことです。

さあ~て、私が書きたいことはこれからです。
男女約100名の年齢層のことです。

誰にも聞いていませんよ。
だから、推測です。
(メンバー全員の意見を集約しまして)
たぶん、たぶんです。
平均年齢で書きます。

68歳!!!!!

(だから、平均年齢です)

大ホールいっぱいに広がる
色とりどりのスカートの輪!!!
楽しそうな、顔・顔・顔!!!

いいですねえ~。

バックで演奏している私たちも
つい、笑顔をもらって演奏しています。

この踊りを、朝から夜まで、2日間にわたって行うとのことです。

凄い!!!
凄すぎ!!!

どこからそのエネルギーが来るんだろうか???
ついさっきまで私も、
「自分は若い、元気、エネルギー充満」と自負していましたが。

ダンサーの皆さんの前で、土下座して
「へへ~、恐れ入りました」と
云わなくちゃいけないかな、と・・・・・・・。

人間、心から楽しいと思うことには
すべてのことを忘れて
そのことだけに意識が集中できる。
そうすると体内にエネルギーが集まり、高まり
自分が持っているもの以上の力を発揮できる。

そのような、いつでも、誰でもが言っているような当たり前の言葉を
改めて実感させてもらった
楽しい、一日でした。

演奏が終わっての帰りの車内も
もちろん盛り上がりました。


「死んでなんかいないです」

2009-05-06 11:54:57 | Weblog
私の人生に多くの影響を与えて下さった
七田先生が亡くなられて10日過ぎました。

ある講師の話しです。

「確かに七田先生は亡くなられました。
 それは、肉体が亡くなっただけだと思います。
 先生の考え、思いは亡くなってはいません。
 私たちがしっかりと受け継いで伝えていきます。
 だから、先生はまだ生きています。
 私たちの心の中に・・・・・。

 親子もそうじゃないでしょうか。
 両親の教育、考え方をしっかりと受け継いで
 大きくなっていくし。

 もちろん、私も両親の影響を受けているのを実感します。

 だから、本当の死とは
 受け継いだ人の中から、
 影響を与えてくれた人の影響が無くなったときが
 ある人の本当の死を受け入れる、認める・・・。かな~!!!!

 でも、よく考えてみると、
 そこにいる自分は、影響を受けたからこそ
 新しい自分がそこに居れるわけだから・・・・・!!!
 ということは、

 まだ影響を受け継いでいるということなのかなあ~???」



なるほどねえ~~!!!!!
んんんんんん~~!!!!!

私がセミナーに拘るのは
「何かを受け継いで欲しいのかなあ」