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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月12日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-02 知っているけど実務に活かし切れていない経営のピラミッド

2024-06-13 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月12日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-02 知っているけど実務に活かし切れていない経営のピラミッド  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

6月12日(水)

 「経営者・管理職は勉強しすぎるな」ということを、私はしばしば口にします。
 頭でっかちで、経営をやっても、良い結果に結びつくどころか、消化不良が処々に散らかっている企業を作ってしまいかねないのです。
 核業務をキチンとこなす、すなわち「あたり前のことをあたり前にする」ことが基本です。
 その「あたり前」を、年々歳々成長させていくことが企業成長なのです。
 十年前と、「あたり前」が同じであったら企業の成長はストップしているのです。
 ストップどころか、成長していなければならないところが、同じレベルにいるわけですから、マイナス成長をしていることになるのです。
 「あたり前」とは何かを、正しく理解していませんと、『「あたり前のことがあたり前にできる」なんて「あたり前」のことをいっているコンサルタントなんて頼りにならない』ということを平然として言うのです。
 自分の至らなさを、自分の口から表明していることに、気がつかないのです。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第5部 【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 戦略思考で経営者・管理職のレベルアップを図る

 企業経営では、日常業務におけます事項から、経営戦略など、企業の根幹になるようなじこうまで、いろいろなレベルや内容の意思決定をしなければなりません。
 高度な戦略的な意思決定を行うには、戦略思考ができませんと、誤った方向に企業が走り出しかねません。
 一方で、戦略思考というのは、容易には身に付けることは困難です。この課題に取り組んで行きましょう。

■5-1 戦略思考ができるようになろう

 グローバル経済環境下におきましては、大企業だけではなく、中堅・中小企業でも戦略的意思決定をしなければならない局面は発生します。
 その時に、戦略思考ができるようにするためには、平素からの経営管理がなければ机上の空論で終わってしまいます。
 戦略思考ができる経営者・管理職になるにはどうしたらよいのでしょうか。この大きな課題に取り組んで行きます。

【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 5-02 知っているけど実務に活かし切れていない経営のピラミッド
 企業経営の基本といわれることの一つに「経営ピラミッド」があります。
 企業経営は、経営理念をトップ概念として、その実現のための「経営基本戦略」を構築します。
 その経営理念や基本戦略を実行するための計画が、「中長期経営計画」です。多くの企業で、3~5年を単位に構築されます。
 ただし、経営環境の変化がスピード面で急速に、変化量も質も大きく変化をするようになり、中長期経営計画が陳腐化してしまい、時代にそぐわなくなってしまうことが多くなっています。
 その対応のためにローリング方式といいまして、新年度を迎える前に次の年度からの5か年(3か年)の計画に微調整を加える方法が多く採られるようになってきました。
 このようにして構築された中長期経営計画を実現する具体策が「短期経営計画」です。通常は、短期とは「一年」を指しますが、企業や業種によっては、それが長すぎてしまうことから、6か月とか四半期という区切りにすることもありますし、一年を半期・四半期に分割して管理する場合もあります。。
 一般的に、企業経営は、短期経営計画をベースに業績管理を行います。その、短期経営計画実現の具体策が、部門別年度計画と呼ばれる事業計画です。
 その部門別年度計画をさらに課別、係別、担当者別など、管理の単位に細分化し、「担当別年度計画」を立案します。
 各担当者は、自分の所属する部門の経営計画実現のために自分が、何を、いつまでに、どの様に、どのくらいのボリューム(金額や数量)を目標に取り組むかを、具体的に策定します。
 これらがPDCAとして実行されるのです。

 このようにして経営計画を立案しますと、上位から下方に向かう流れに沿って構築されますのでベクトルがあいます。
 中には、特に担当者レベルになりますと、上位の概念とベクトルのあわない計画になってしまっていることがありますので、担当者と管理職が双方向コミュニケーションですりあわせをして、微調整を行うこともあります。このように、上位の概念との統一性を「上位概念整合性の原則」といいます。
 上述の上位から下位に向かって構築するときの考え方や方法を「細分化整合性の原則」といいます。
 このようにして構築しますと、上位概念を「共通目標」として、それを「共通認識」しやすくなり、全社員のベクトルを揃えることができます。
 その共通認識された共通目標を実現するために、全社員が計画に向かって行動します。すなわち、行動のベクトルをあわせて「共通行動」できるようになるのdす。
 これらがキチンと遂行されるように、管理会計の思想に基づく、仕組みにより進捗管理をして行くのです。


■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
      https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 6月13日 ■ はやぶさの日 ■ 小さな親切運動スタートの日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ サラリーパーソンが働きながら年一冊執筆の体験談 612
 プレジデント・オンラインで、『平日は会社員、休日は副業+書籍執筆…無理せず人生が好転する東大式「土曜朝イチの30分勉強法」』という記事を見つけました。筆者の体験談を見ていて、私のやり方に酷似していると思いましたのでご紹介します。
 彼女は、サラリーパーソンで、土曜日の朝8時30分以降を目標達成の時間にすることにしました。週末だからといって朝寝坊をするのではなく、平日と同じ生活リズムを保つことを励行したのです。
 何かをやろうとしたときに、多くの人は、「時間があるときにやろう」と考えます。しかし、結果的には手をつけられないことが多いのです。彼女は、その弱点をよくご存知なのです。
 その弱点に自分が陥らないように、「何曜日、何時から」と固定化することをルール化されているのです。それを励行するために、金曜夜の飲みすぎには注意をはらっています。
 その時間の利用法にも工夫を凝らしています。
 「誰かと個人的に約束をすること」が目標達成の鍵となると考えています。例えば毎週土曜の朝9時からオンライン英会話のレッスン予約を入れておけば、その前後は予習・復習をする時間に充てることが定着化します。
 「みんチャレ」という習慣化アプリがあるそうです。アプリ内で5人1組の匿名チームを作り、ダイエットや資格試験の勉強など、同じ目標を持つ仲間とチャットで励まし合うことができるそうです。無料で利用できるのも魅力的です。(一部有料)
 一人では頑張ろうと思っても、どうしてもくじけてしまいがちですが、仲間がいますと、進捗を報告し合ったりして、継続せざるを得ません。
 何かを成し遂げようとしたら、それなりの工夫が必要です。継続できるような仕組みも必要です。彼女の場合には、上述のように「毎年一冊の本を執筆する」という常人ではあまり考えない目標を設定しています。彼女のやり方では、それが「無理のない方法」なのです。執筆するというような大それたテーマでなくても、多少努力をすれば無理なく達成できるような目標を持つことで人生は明るくなるのではないでしょうか。

■ アンネの日記と恋人の日 ナチス・ドイツのユダヤ人迫害の中で
 1942年6月12日は、ユダヤ人の少女アンネ・フランクが日記を書き始めた日です。
 ナチス・ドイツのユダヤ人迫害から逃れるために、アムステルダムの家を改造して密室を作って、家族とともに生活していました。
 6月12日は、ブラジルのサンパウロ地方では、「恋人の日」だそうです。
 アンネのために祈りを捧げる人もいれば、恋人と愛を確認しあう人もいます。
 時代や場所が異なると、大きな違いがあるのですね。

 かつて、ある人が、街の中を歩いていると、皆、幸せそうに見えたそうです。
 その人は、会社が倒産してしまい、不安のどん底にいたのです。
 その人から見れば、周囲の人が皆幸せに見えて当然であったかもしれません。
 その人に私がかけられた言葉は「万事塞翁が馬」でした。
 その人は、今、小さいながら自分の会社を持ち、充実した日々を送っていると聞いています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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