■【きょうの人】 0628 林 芙美子 小説家・随筆家で、代表作に『放浪記』
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■ 林 芙美子 小説家・随筆家で、代表作に『放浪記』
(はやし ふみこ)
1903年12月31日 - 1951年6月28日(47歳没)
山口県下関市、福岡県門司市に生まれた小説家・随筆家で、代表作に『放浪記』(1930年)や『清貧の書』(1933年)があり、1948年には「女流文学者賞」を受賞しています。
物心ついた小学生時代に、貧しかい生い立ちを経験しています。そこから感じ取った、底辺の庶民を慈しむように描いた作品は、読者の心を捉えるところが多々あります。
文壇に登場したころは「貧乏を売り物にする素人小説家」と揶揄されました。日中戦争から太平洋戦争にかけては「軍国主義を太鼓と笛で囃し立てた政府お抱え小説家」など、批判の的となりました。
しかし、戦後、「戦さに打ちのめされた、わたしたち普通の日本人の悲しみを、ただひたすらに書きつづけた六年間でした」といわれる、それまでとは異なる見方をされるようになりました。
NHKの朝の連続TV小説「うず潮」で、多くの人に一層親しまれるようになりました。
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【 注 】
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