患者さんとの対話①

患者さんとの対話①

今回シリーズで患者さんとの会話をご紹介する。

本日の患者さんはアメリカ生活の長い患者さんとの対話である。

「先生！なぜ日本人は健康に関心が低いのですかね？アメリカ人は食事のことも運動のこともたいへん気を使っている方が多いのに？」
確かにアメリカではWhole Foods Marketのようにオーガニック食品専門店的なものが多く、人気がありますね！それにジョギング等の運動されている方が多いですね！
私は健康保険の問題かと思います。日本の健康保険制度は皆保険でいつでも安く医療を受けられる素晴らしい制度です！それに対してアメリカでは任意保険で、しかも高額な医療費がかかるのです。それでアメリカ人は健康意識を上げているのだと思いますよ！

この会話で私は確かに素晴らしい制度だが、このままでは返って日本人の健康を損ねてしまっていると感じた。医療費の値上げさせる意味ではないが、良い方法があると思われる。

昨今の無理な基準を作って無理矢理メタボにしてしまう最悪の手段はあまりに幼稚なやり方で考えた方の能力の低さが露呈している。

国民は強制では絶対に不可能である。自発的に取り組まないと無理である。

私、個人的な考えだが、どんどん混合診療を認めるべきと思う。日本人の悪いところだが、なぜ皆同じでなければならないのか？それぞれ自由に医療を選べる権利がある筈！ヨーロッパでは保険内でも選択の余地があると聞いている。

来年はケルンの国際デンタルショーへ行き、ヨーロッパをはじめ世界中のドックベストドクターを集めインターナショナルミーティングを開催予定である。その際、ヨーロッパの事情を調査してくる予定である。