無駄記

徒然なるままにモニタに向かひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくれば死ねばいいのに。

6月分

2020年07月05日 16時27分26秒 | 感想
6月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3116
ナイス数:94

妖談しにん橋 (文春文庫)妖談しにん橋 (文春文庫)感想
事件(架空)は在任期間の前半だけど、事故(史実)は後半だったのね。具体的に何年て書かれたはないけど、鬼平なんかはシリーズ後半体調が悪い兆候みたいなのがチラホラかかれてたんで、在任期間8年のどのあたりかとか(季節の巡りから)意地悪い換算は出来るwけど、シリーズ結構続いてるけどまだ前半なのね、ってのはまだ長く続けられるのねぇという安心感みたいなのあるような、ないようなw 作中で実際のこの事故に出くわしてあの時のあれか!ってなることはなさそうだけど。
読了日:06月01日 著者:風野 真知雄
耳袋秘帖 湯島金魚殺人事件 (文春文庫)耳袋秘帖 湯島金魚殺人事件 (文春文庫)感想
初読の印象では当時ブレイクしてたデラックスのイメージが強かったwんだけど、ふたなりっつーからおかまとはちょと違うんだよね。
読了日:06月03日 著者:風野 真知雄
妖談さかさ仏 (文春文庫)妖談さかさ仏 (文春文庫)感想
小力登場。消えると思ったんだけどw
読了日:06月04日 著者:風野 真知雄
耳袋秘帖 木場豪商殺人事件 (文春文庫)耳袋秘帖 木場豪商殺人事件 (文春文庫)感想
ちょっと見つからなかったから、先に金魚の方読んじゃったからアレだけど、あんまし内容的には関係なかったのかな。あ、栗田のところの子供が生まれたのがラストの双子ちゃん事件の遣る瀬無さを払拭してるんだよね。ソコの順序は、金魚だともう生まれてたから、あれ?ってのはあったのかw
読了日:06月06日 著者:風野 真知雄
優しき悪霊 溝猫長屋 祠之怪優しき悪霊 溝猫長屋 祠之怪感想
構成は1巻と大体一緒。お多恵ちゃんの呪いwで霊感持った小僧4人がバカだからw自分からお化け屋敷に首突っ込んで、スーパーナチュラルからのダイングメッセージみたいなの受け取って、おっかなびっくり性懲りもなく動き回ってるうちに、お化けになった事情(死因)から芋づる式にいくつかのお化けと事件にぶつかって問題解決って流れ。ラストに手習所の古宮連十郎先生が、裏に秘めたドS剣客のドS制裁で事件を内々に済ませるオチも一緒。つか、ひでぇ内済もあったもんだっていうw 徐々にお紺のウザさが光りだすw
読了日:06月10日 著者:輪渡 颯介
耳袋秘帖 馬喰町妖獣殺人事件 (文春文庫)耳袋秘帖 馬喰町妖獣殺人事件 (文春文庫)感想
こっから暁星右衛門編?には入っていくんだっけかw
読了日:06月12日 著者:風野 真知雄
欺きの童霊 溝猫長屋 祠之怪欺きの童霊 溝猫長屋 祠之怪感想
前巻までの流れがちょっと変わって、いわばシリーズの転にあたる感じなのかしら?な構成。4人の呪いは相変わらずだけど効力がちょっと変化。そんで話を転がすためのキャラ配置とはいえ、大分ウザキャラになったwお紺が各章のお化け話を引っ張ってくるというスタイルが拍車をかけてる。お紺もウザいんだけど、大家吉兵衛もまぁ面倒臭いよなぁと思わざるを得ないw 構成の所為か若干とっ散らかった印象なのは否めないね。
読了日:06月14日 著者:輪渡 颯介
物の怪斬り 溝猫長屋 祠之怪物の怪斬り 溝猫長屋 祠之怪感想
シリーズ的には転と結って感じ。お多恵ちゃんの呪いwは変わらず、ただしそれを上回る呪いのために、今巻は事件解決はハナからドS剣客先生に委ねられて、小僧4人は鬼のウザお紺wと説教爺と共に死の呪いから逃れるため共に江の島ゴーストツアーへw お多恵ちゃんの事件は、杉本鈴美と岸部露伴のようにしんみりとさせつつ笑顔で解決しグッドエンド。のはずなのにまだ呪いは健在w 次巻、最終巻のエピローグ小僧の旅立ちへ編になるのかな?
読了日:06月16日 著者:輪渡 颯介
愚劣 百万石の留守居役(十四) (講談社文庫)愚劣 百万石の留守居役(十四) (講談社文庫)感想
十巻越えたあたりからそろそろ終わるんだろうな、と思いきや案外続いてるこのシリーズも何となく終わりが見えて来た感じ?w 吉原カードのジョーカー感てのは上田作品ではある意味テンプレではあるんだけど、使い方がご免状やシノギのアガリとかではなくて、ナイス接待コース自由自在券てのがこのシリーズらしいっちゃらしい。まぁこのチケットを誰相手に切って、国元のボンクラと江戸のボンクラに決着つけて、爺様の隠居が仄めかされつつ、主人公のお使い侍も仮免終了ってあたりが切り上げ時なのかなって、でもあと2~3巻くらい続くんデショ?w
読了日:06月19日 著者:上田 秀人
乱雨の如く: 疾風の義賊三 〈新装版〉 (徳間時代小説文庫)乱雨の如く: 疾風の義賊三 〈新装版〉 (徳間時代小説文庫)感想
感じ的には、第一巻の流れからラスボス鳥居とのバトルて感じだったけど、2巻から貴種流離譚の様相を帯びてきて、長くバトル出来るならともかく、ココでシリーズ完結というオーダーが編集部から入って舵を全面的にソッチに「後出しじゃんけんw」で切り替えたって感じがしなくもないけど、さっぱりとまとまっていてよかったと思う。ラスボス殲滅ルート選んでも、このクソヤロウは殺せないし考え方を改めるなんてこともしないのが史実に歴然としてるので、
読了日:06月24日 著者:辻堂 魁
ほたる―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)ほたる―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)感想
クソヤロウとアバズレのしょっぱい人生にだって、そうなるに至った聞かせるだけの理由のある過去はあるよ、って部分を情緒というカギカッコに包んで仕上げるいつも通り安定のエピソード集。ずっとコレばっか読んでるとシンドイんだけど、決して詰まらないワケでも面白くないワケでもないけど、ただもうシリーズの終わりが見えてるので最後まで付き合う感じになってるんだと思うw 知恵袋のしょうもない相談という体を装った共感賛同者募りの長文読まされたみたいな、ハァ・・・感はやっぱりちょっとあるw それが北原節なのか。
読了日:06月27日 著者:北原 亞以子

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