無駄記

徒然なるままにモニタに向かひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくれば死ねばいいのに。

5月分

2020年06月03日 03時07分13秒 | 感想
5月の読書メーター
読んだ本の数:20
読んだページ数:5716
ナイス数:58

耳袋秘帖 八丁堀同心殺人事件 (だいわ文庫)耳袋秘帖 八丁堀同心殺人事件 (だいわ文庫)
読了日:05月01日 著者:風野 真知雄
浅草妖刀殺人事件―耳袋秘帖 (だいわ文庫)浅草妖刀殺人事件―耳袋秘帖 (だいわ文庫)感想
深川芸者殺人事件がやっぱ見つからないんだよなぁ、どこ行ったんだろうなー。前もそうだったんだよなぁと思って飛ばしてコレ読んだ思い出w 妖刀が事件の核にはあったんだけど、割と後半になって出て来るんで、おたすけ兄弟殺人事件て感じなんだなぁw
読了日:05月04日 著者:風野 真知雄
剣客商売 五 白い鬼 (新潮文庫)剣客商売 五 白い鬼 (新潮文庫)感想
最初に読んだ時は、この生意気な女武道めは一遍ひどい目に遭えばいい、とか思ってたんだけど、この巻くらいになると三冬と大治郎のあれっぷりがいいニヤニヤシーンになってくるのが実に不思議なことである。的なw
読了日:05月05日 著者:池波 正太郎
耳袋秘帖 谷中黒猫殺人事件 (だいわ文庫)耳袋秘帖 谷中黒猫殺人事件 (だいわ文庫)
読了日:05月07日 著者:風野 真知雄
耳袋秘帖 両国大相撲殺人事件 (だいわ文庫)耳袋秘帖 両国大相撲殺人事件 (だいわ文庫)
読了日:05月09日 著者:風野 真知雄
耳袋秘帖 新宿魔族殺人事件 (だいわ文庫)耳袋秘帖 新宿魔族殺人事件 (だいわ文庫)
読了日:05月10日 著者:風野 真知雄
耳袋秘帖 麻布暗闇坂殺人事件 (だいわ文庫)耳袋秘帖 麻布暗闇坂殺人事件 (だいわ文庫)
読了日:05月10日 著者:風野 真知雄
耳袋秘帖 人形町夕暮殺人事件 (だいわ文庫)耳袋秘帖 人形町夕暮殺人事件 (だいわ文庫)
読了日:05月14日 著者:風野 真知雄
耳袋秘帖 神楽坂迷い道殺人事件 (だいわ文庫)耳袋秘帖 神楽坂迷い道殺人事件 (だいわ文庫)
読了日:05月14日 著者:風野 真知雄
王子狐火殺人事件 (文春文庫)王子狐火殺人事件 (文春文庫)感想
身分がある故に、であるのだけど、町民なら獄門は免れないので、シリアルキラーが断罪されないなんてのは許されるべきではないんだけど、それでもこのラストは切ない。根岸の甘さを断つようなこの切なくも遣る瀬無い、お家のためでもあるけど同時に姫自身のためでもあるのだけど、何度読んでも極悪人に相応しくないラスト。
読了日:05月16日 著者:風野 真知雄
佃島渡し船殺人事件 (文春文庫)佃島渡し船殺人事件 (文春文庫)
読了日:05月19日 著者:風野 真知雄
妖談かみそり尼 (文春文庫)妖談かみそり尼 (文春文庫)
読了日:05月22日 著者:風野 真知雄
祟り婿 古道具屋 皆塵堂 (講談社文庫)祟り婿 古道具屋 皆塵堂 (講談社文庫)感想
今回の連助、環境に同情すべきものはあるものの、アンチスーパーナチュラル派の戯画的な嫌味な部分はやっぱり憎めないという感じでなく、フツーに嫌な野郎だなというのはあったのかなw ただそれ以外は悪い奴じゃないってのがメインなのが皆塵堂の面子らしい。この時点では騒ぎの渦中にいたもののレギュラーメンバーの配慮で気付かずに無事退場だったけど、後に・・・ってのもこのシリーズらしいよね。
読了日:05月24日 著者:輪渡 颯介
影憑き 古道具屋 皆塵堂影憑き 古道具屋 皆塵堂感想
峰吉のド直球な指摘w まさにボンクラ確かに役立たずw ただ前巻の連助が一番意外なスーパーナチュラル否定派だったのが、今回はちゃんとヒドイ目には遭ってる、遭ってるんだけどあまり堪えてないのかな?その辺りもボンクラ。ただ楽な方に流れちゃうってのは身に染みなくもないw 影かと思ったら実は火事の…ってオチは割と定番のシャレ怖系の話でネタバレ感はあったかな。猫はもう正直、巳之助方式以外の猫は憶えられんw ご隠居のは凝り過ぎw
読了日:05月25日 著者:輪渡 颯介
夢の猫 古道具屋 皆塵堂夢の猫 古道具屋 皆塵堂感想
若干間延びし始めてたのかなーって、ホラーの味わいよりもキャラ小説と化してきてこのままだらっと続けるよりは、ある程度のキャラの結末とか伏線の回収も出来たしこのタイミングで終了でいいのかなとは思ったけど、正直もうちょっとシリーズ続いて欲しかったという寂しさもあるw つか、せっかく出て来たおきみちゃんほとんど活躍してないんだけどw つかもうなんか猫小説になってきてたよw 実際鮪助くらいで装置は十分なんだよね。
読了日:05月26日 著者:輪渡 颯介
耳袋秘帖 眠れない凶四郎(三) (文春文庫)耳袋秘帖 眠れない凶四郎(三) (文春文庫)感想
神信心ではなかったけど、黒幕はカリスマ悪女の洗脳というか意識誘導というかそんな感じだったのはあんまし好きじゃないオチだったのかな。一応最終巻っぽんだけど、ここまで読んでちょっと思ったのはキャラの印象が薄い。耳袋秘帖シリーズだと思って読んでる部分もあるからなんだけど、あれ源治って何してたんだっけ?とかで、まぁ内容は安定の風野節ではあったんだけど、やっぱもうちょっと赤鬼が前面に出てる方が好きだなw
読了日:05月27日 著者:風野 真知雄
冬の風鈴 日暮し同心始末帖3 (祥伝社文庫)冬の風鈴 日暮し同心始末帖3 (祥伝社文庫)感想
相変わらずクソヤロウの描き方が巧いw テンプレキャラではあるんだけど、描き方がいいのかな。故にストレスはたまるんだけど解放感もある、はずなんだけど、今回はクソヤロウを叩っ斬るのは主人公でないったあたりがヒネリが利いて、且つラストの悲しい爽やかさに通じてるって感じかなのな。最下層の武士の哀切感とそれ故の憎悪ではあるんだけど、ぶち撒けるはけ口が吐き出しようもなくも歪んでしまった事件というか。それに対するようにヒロインと共にいる姿がタイトルとして、季節外れの風鈴に象徴されているのがいい感じ。
読了日:05月28日 著者:辻堂 魁
極道大名2 窮虎、将軍を嚙む (幻冬舎時代小説文庫)極道大名2 窮虎、将軍を嚙む (幻冬舎時代小説文庫)感想
完全に内容忘れてたw
読了日:05月29日 著者:風野 真知雄
極道大名3 虎之助最後の日 (幻冬舎時代小説文庫)極道大名3 虎之助最後の日 (幻冬舎時代小説文庫)感想
打ち切りっぽい感じがしなくもないけど、程よくまとまってたと思うw あんまし将軍相手に引っ張っても本来勝ち目がないないずなんで、「手打ち」ってのが大事なんだろうね。ヤクザらしい幕引きw 吉宗の成り上がりに「不都合」があるってのはまぁ普通に考えれば「イカニモありそう」なスジで、そこからそれ故に名君と幕府中興の祖となるには、こうしたいきさつが、ってのもフィクション故の突飛さで風野さんらしい面白さよね。
読了日:05月30日 著者:風野 真知雄
耳袋秘帖 日本橋時の鐘殺人事件 (文春文庫)耳袋秘帖 日本橋時の鐘殺人事件 (文春文庫)感想
交換殺人は露見の可能性が低いというのは、アリバイと動機が繋がらないからで、物証検索能力に劣る江戸時代だと一番蓋然性の高い被疑者に完全にアリバイがあると、多分一番有効なはずのオイコラ尋問拷問方式しか通用しない(やったこともやってないこも洗いざらい話させる)んだけど、このお奉行の下では正統派のミステリ手続きしなくちゃならないから、そういう部下はシンドイ20年だったんだろうな、などw
読了日:05月31日 著者:風野 真知雄

読書メーター