無駄記

徒然なるままにモニタに向かひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくれば死ねばいいのに。

8月分

2022年09月01日 00時47分55秒 | 感想
8月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:4736
ナイス数:71

みちのく忠臣蔵 (文春文庫)みちのく忠臣蔵 (文春文庫)感想
これのちょっと前に、宇江佐さんの同じくみちのく忠臣蔵の相馬大作事件の読んだけど、読後感はこっちのがよかったよね。ドラマとしてキャラが出来すぎってのはあったんだけど、武士というのは男とはってのをちょっと突き放した感じの視線よりも、それでも~だからこそ~ってあたりの描写があるのが熱い感じしたね。個人的には、宇江佐さんの方が実像に近いんじゃないかなぁとは思うけど、キャラとして見るとコッチの方が好漢なんよなw
読了日:08月04日 著者:梶 よう子
其の一日其の一日感想
人生の重要なある日、「其の一日」の話。主人公は各話、荻原重秀、藤枝教行の妻、恋川春町の息子、井伊直弼の元恋人。ただ読んでるとわかる形にになってるけど、この人誰なの?何なの?って感じがあて、ソコを読者の方で共感出来ないと、前半で何の話ィ??ってなっちゃうと思うんだけど、どうなんだろう。史実になってる人の話でも、安政の大獄マン以外はそんなメジャーじゃないから、オチの持って行き方が知る人ぞ知るになっちゃわない?とかね。ホントたまたま、他の作家の作品で、あっれー?このひとあのひとだよねぇ?ってのばっかだったけどw
読了日:08月06日 著者:諸田 玲子
お龍のいない夜お龍のいない夜感想
龍馬暗殺は佐々木只三郎説なのね。それはともかく、物語がお龍と龍馬のなれそめからその最後までだから、短いってのはいいんだけど、風野さんの平易な語り口だと時系列を並べてるだけ感も感じなくもなく。まぁ、二人の関係を全く知らない人にも読みやすいとは思うけど、ある程度把握してる人には軽すぎるというか。キャラとしては、お龍も龍馬も風野さんらしい新しさはあったけど、ちょっと軽すぎた気もするかなぁw
読了日:08月11日 著者:風野 真知雄
特捜部Q―自撮りする女たち― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)特捜部Q―自撮りする女たち― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
んーちょっと詰め込み過ぎだったんじゃないかなぁ。正直シリーズずっと読んでて飽きかけたというものあるんだけど、読了に時間かかったのはソレだけじゃないと思うかなw キャラには慣れてたんだけど、軽妙さはありつつもまー話が内輪のキャラのシンドイ過去とかだと、うん、重いよね。ローセのクソ親父の異常性はでも今一原因がもっとあるような気もしなくもなくんだけど、どうなんだろう。まーシリアルキラーの履歴なんかじゃなくても、世の一般的なクソヤロウ話として、別腹だってのを理由に虐待なんてのはザラ過ぎるんで、
読了日:08月12日 著者:ユッシ エーズラ・オールスン
新装版 鬼平犯科帳 (1) (文春文庫)新装版 鬼平犯科帳 (1) (文春文庫)
読了日:08月14日 著者:池波 正太郎
新装版 鬼平犯科帳 (2) (文春文庫)新装版 鬼平犯科帳 (2) (文春文庫)
読了日:08月16日 著者:池波 正太郎
新装版 鬼平犯科帳 (3) (文春文庫)新装版 鬼平犯科帳 (3) (文春文庫)
読了日:08月17日 著者:池波 正太郎
新装版 鬼平犯科帳 (4) (文春文庫)新装版 鬼平犯科帳 (4) (文春文庫)
読了日:08月18日 著者:池波 正太郎
新装版 鬼平犯科帳 (5) (文春文庫)新装版 鬼平犯科帳 (5) (文春文庫)
読了日:08月20日 著者:池波 正太郎
新装版 鬼平犯科帳 (6) (文春文庫)新装版 鬼平犯科帳 (6) (文春文庫)
読了日:08月23日 著者:池波 正太郎
剣客商売 三 陽炎の男 (新潮文庫)剣客商売 三 陽炎の男 (新潮文庫)
読了日:08月24日 著者:池波 正太郎
剣客商売 五 白い鬼 (新潮文庫)剣客商売 五 白い鬼 (新潮文庫)
読了日:08月26日 著者:池波 正太郎
剣客商売 四 天魔 (新潮文庫)剣客商売 四 天魔 (新潮文庫)
読了日:08月29日 著者:池波 正太郎
菊花の仇討ち (文春文庫 か 54-5)菊花の仇討ち (文春文庫 か 54-5)感想
一作目でキャラも物語も全ての行く末と成長が語られきっちゃってる所からの、過去に遡行してのシリーズだけど、ちょっとこう既に別のバースに行っちゃってるような気もw 話はともかく、主人公の成長が時系列を追う抜きそうよなw まぁ、シリーズの構成上、そも、シリーズ化自体が後付設定的な盛りから入ってるから仕方ないんだとは思うけど、仮に続けるとしてキレイな円環を描くってことはなさそうよね。良くも悪くも、最期を既に語ってる話あるあるって感じ。とはいえ、ヘタれ草同心も終わっちゃったし、こっちが続いてくれるなら嬉しい話よね。
読了日:08月31日 著者:梶 よう子

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