
早速、東大寺の関連ニースを調べてみると、今年、「光明皇后1250年周忌東大寺コンサート」で、大仏殿前に野外特設会場を設けてサラが出演していたことを知りました。すでに、東大寺のコンサートは終わってしまっていたのですが、コンサートの模様はダイジェストでテレビ放映され、これには幸い間にあって観ることができました。
相変わらずの声量で美しい歌姫のパフォーマンスは、素晴らしかったです!!

*写真は、東大寺南大門の木造金剛力士像。


ひょんなことから、光明皇后の情報が入ります。(10/25の新聞記事から)
それは、明治時代に東大寺大仏の台座(右ひざ)のそばから2本の太刀が出土し(「金銀荘大刀」として国宝となる)、最近これが東大寺正倉院から約1250年間にわたり行方不明だった幻の「陽宝剣」「陰宝剣」ということが エックス線調査で判明します(同寺と調査した元興寺文化財研究所(同市)が25日、発表した)。
あれ、1250年だ。どこかで見たような??
その後いくつか関連した記事があって、合わせ読むと次のようになり、光明皇后とつながりました。
「国の安寧を願って廬舎那仏(大仏)を造立することを発案した聖武天皇は、厚志の方。民の総意で大仏を造ろうと考えた。
天平の僧、行基も天皇に賛同して勧進をおこなった。
光明皇后は藤原不比等の娘で、皇族でない方で初めて天皇の奥方となった藤原氏の人。皇后も聖武天皇と同じ志を持ち、多くの民の安泰を願って慈善事業おこなっている。皇后が天皇に賛同し協力していたことは容易に想像でき、夫亡き後もその願いを継いで、国政にあたられたことと推察。いったんは、東大寺正倉院に奉納した聖武天皇ゆかりの太刀2振りを、仏像の足元に納め大仏と共にあって国を見守ってほしい、と願ったのではないか。」

*写真は、大仏殿と大仏様、江戸時代に再建された(2度目)大仏殿はオリジナルの2/3の大きさだそうです。


サラ・ブライトマンつながりで、天平の時代に思いを馳せることとなりました。

*写真は、お酒を飲まなくても、ヘベレケ顔のマイケルです。







*東大寺でのサラのコンサートのアンコール曲は、なんとシューベルトの「アベ・マリア」でした。 東大寺で、キリスト教のマリア様と誕生するイエス様を祝福する有名な曲を唄うなんて、 しかも、東大寺の記念行事で!! キリスト教弾圧などと言う時代には、考えられない事ですよね。ちょっと意外でびっくりしてしまいましたが、こんな宗教の融合って いいなあ。と思いました。きっと、後ろで聴いていた大仏さまも うっとり聴き惚れていたことでしょう。
*御参考に教会でサラの唄っているアベ・マリアの動画です。

Sarah Brightman - Ave Maria - HQ
speachless!!