災害廃棄物受け入れ市民説明会は二日目、場所を文化ホール大集会室に移して14:00から始まった。やはり200人ぐらいの市民が集まった。質疑はいつしか市長部局と市民との討論となって、夕食休憩を挟んで延々21:30まで、実に7時間半に及んだ。発言者はよく学習し、問題の本質を突いた。涙ながらに子どもの命と将来を守りたいという母親の懸命の訴えがあった。被災地や北関東からの避難者も何人も発言した。被災者が何を求めて金沢や石川に逃げてきているのか、真剣で切実な訴えだ。これを過剰反応と切り捨ててはいけない。3.11とは、想定外を許してはいけないことを思い知らせたからだ。
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