自立の道を模索する市民芸術村ドラマ工房「キッズ・クルー」第14回公演は、素晴らしかった。動物の食物連鎖の中で、食われる弱い立場のカエルのブンナが主役となって、人間・とんび・へび・ネズミ・カエルのいのちの連鎖を感情を移入させた深い表現で演じきった。見事だった。
明日25日は、青少年が演じる金沢ティーンズミュージカルKTMの公演が控えている。 . . . 本文を読む
今年のいしかわ演劇祭で原発事故に触発された演劇創造が展開されている。劇団110SHOWを主催する高田伸一さんが、仮設劇団「ミリシーベルツ」を名乗って、原発事故への押さえがたい憤りを演出を通じてぶつけている。
昨夜上演されたのは、「ヤドカリ」。原作そのものの難解さかもしれないが、高田さんが手がける作品は、何度か観劇してきたが、いつも一筋縄ではいかない。見終わるまで、その意味をずっと考えさせられるのが常だ。
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