里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

震災から10年、鎮魂の日に桜の墨彩画を捧ぐ

2021年03月11日 | 水墨画:草花
本画仙 色紙

今日は鎮魂の日です。
東日本大震災から今日で丁度10年の節目にあたります。
改めて、犠牲になられた方々に心より哀悼の誠を捧げます。
桜を墨彩画で描きました。拙い画ながら捧げさせて頂きます。
これまで菊や百合の水墨画を描き、哀悼の意を表しましたが、このたびは敢えて桜の墨彩という明るい画にしました。
過日、この10年という節目にあたり震災復興の地を訪ねました。その折り、彼の地では桜が植樹されていることが多かったのです。そこには桜の木に明るい未来を託している住民の気持ちが表れていると受け止めました。
2011年3月11日午後2時46分。未曾有の天災。
我が県だけで犠牲者は1万人を超えます。
10年の歳月が流れても、ご家族はじめ関係者の傷が癒えるわけはありません。ひたすらご冥福を祈るのみです。
当時は、我が家でも被害と言うにはおこがましいながら、元の日常を取り戻すにはかなりの時間を要しました。
改めて当時を記録した自らのブログを振り返ってみました。そして、少々加筆しました。(2019年3月10日の記録)(2019年3月11日の記録
自らのことに精一杯で、甚大な被害を被った沿岸部への救援復興に何ら寄与できなかったことは、未だ忸怩たる思いです。
コロナ禍の中、追悼式も簡素なものになりそうですが、中止だけは免れたようです。
午後2時46分には改めて黙祷を捧げます。合掌。


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2 コメント

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Unknown (kaz)
2021-03-13 12:58:09
blueskyさんへ
コメントありがとうございます。
植樹された桜のように明るい未来であってほしいですね。
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大事な日ですね。 (bluesky)
2021-03-12 19:17:52
大事な日になりましたね。
あれから10年が経ちました。
桜の花で鎮魂。
素晴らしいですね。
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