里山悠々録

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茎立ち菜3種が収穫盛り

2022年04月19日 | 畑:花菜類

我が家で茎立ち菜として作っているのは「仙台雪菜」「かき菜」「三陸つぼみ菜」の3種。
茎立ち菜はトウ立ち菜のことで、ナバナ類と言い換えてもいいでしょう。
何れも10月19日に直播きしたもの。
最も早い「三陸つぼみ菜」が3月半ばから穫れ始め、3月末には「仙台雪菜」、「かき菜」が間を置かずに穫れ始めました。
何れも昨年より1週間から10日の遅れですが、平年並と言っていいのでしょう。
先週から今週にかけ収穫が盛りとなっています。
特に「仙台雪菜」「かき菜」は気温の上昇とともにトウの伸びが著しい。
こちらは一番早くから穫れている「三陸つぼみ菜」。


他の2種より2週間早く穫れるのはやはり魅力。
すでにかなり収穫していますが、まだ沢山のわき芽が伸びています。


名前の通りの収穫時の姿です。


ただし、茎葉は細くなってきました。
株全体の姿は他の2種に比べ一回り小ぶりです。
やはり早くから穫れ出すので、このような姿になるのでしょう。


こちらが「仙台雪菜」。


葉物としても美味しいですが、我が家では茎立ち菜として作っています。
茎立ち菜3種の中では一番弱く作りにくい。
今の姿は近年では一番良いように見えます。


今年は揃って株の勢いが良い。
茎立ちの数も多く、且つ太い。


このくらいの蕾のうちに穫れば間違いありません。


ただ、「仙台雪菜」のトウは花が咲くくらいになっても軟らかく美味しく食べられます。
好みにもよりますが、軟らかくボリュームがあり、食べては一番でしょう。
こちらが「かき菜」。


もともと3種の中では一番旺盛で、作りやすい。
今年は一段と勢いが良い。外葉も例年以上に大きくなっています。


今年は「仙台雪菜」とあまり変わらずに穫れ始めました。
ちょっと見にはどれがトウか分らない姿です。
「かき菜」は蕾が大きくなってから穫るようでは遅い。
名前の通り、トウでも花芽が見える前の若い茎葉を掻き取ります。


このくらい旺盛になると、穫る方が追いつかなくなります。
気をつけて見ると蕾が見えるものが出てきました。
このくらいまでのうちには穫るようにしたい。


三種を並べてみます。


右から「三陸つぼみ菜」「かき菜」「仙台雪菜」。
蕾の着き方や、姿の違いが分ります。
今の時期穫れる青菜はホウレンソウくらいなので、茎立ち菜は貴重です。



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