里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

夏秋キュウリ最盛期の整枝、摘葉、摘果と追肥

2024年07月30日 | 畑:果菜類

夏秋キュウリは植付けてからほぼ2ヵ月半、収穫開始から40日余り。
品種は「OS交配ニーナ」。
2本仕立てにしており、主枝は32、3節で摘芯しました。
この品種は節間が短く節数が多い。なおかつ主枝、側枝ともほぼ100%の節成りです。
したがって着果数が頗る多く、間違いなく多収品種と言えます。
今月早々には側枝からも穫れるようになり最盛期入り
主枝からの収穫はほぼ終わり、一旦はピークは過ぎたかと思われました。
しかし、さにあらず、このように中上段の側枝が次々と肥大。


加えて下段の孫蔓からも穫れ出しました。


気温も高いことから1株1日数本の収穫が休まず続いています。


空梅雨とは言え2、3度の降雨で再びべと病、褐斑病がぶり返しました。
そもそもは雨除け向きの品種なので露地ではべと病、褐斑病に弱いようです。
それでも成り続けるので、やるべき管理はやらないといけません。
整枝は子蔓まで大方終わっていますが、主枝の芯止め直下の子蔓が今盛んに伸びています。
この部分の側枝は強いので摘芯します。


側枝(子蔓)は通常は長さ15㎝、1、2節くらいで摘芯します。
但し中段の側枝は伸びにくい。樹勢が弱らないよう中段の側枝は1、2本摘芯せず伸ばしています。
これは隙間があるので下の方に垂らしました。


孫蔓はできるだけ伸ばします。


退化気味の蔓が伸びてくればよいのですが、どうでしょう。
下段の孫蔓でベットに這いそうなものはこのようにネットに掛けて伸ばしてやります。


この後は伸び具合を見て混みすぎになるようなところは摘芯します。ケースバイケースです。
次は摘葉。
枯れ葉になったものは摘み取ります。


葉には寿命があり、健全な場合でも葉が展開して45日から50日とされます。
この時期にはすでに中段の上くらいまで親葉の寿命は尽きています。
しかし、寿命とは言え一度に何枚も摘むと樹勢にはマイナスなので今回はこの程度。


これからは子蔓や孫蔓を最大限に活かすよう、摘葉主体に行います。


そして摘果。
形の悪いものは小さいうちに見つけ次第摘み取ります。


着果数が頗る多いので果数が不足することはありません。
気温があまりに高いので敷き藁を追加しました。


追肥は黒マルチの裾を少しまくり上げ、敷きわらの上から速効性肥料をバラまきます。
しかし、雨に溶け吸収されなければ期待薄。深層施肥した畝作りの効果に期待です。


連日このくらい穫れ続けています。


株間を広くし植付け本数を減らしましたが、穫れる量は変わりません。
助っ人は今年も大量に塩漬けにしています。
小生にとっては、いずれ味噌漬けや粕漬けになって戻ってくるので有り難い。
夏秋キュウリの目標収穫日数は100日以上。まだ折り返しにもなっていません。
異常な高温が続く中、このハイペースの収穫で樹勢を維持するのは難しい。
長持ちさせるだけなら細々と穫れた方がむしろ良い。長期と多収は矛盾する側面もあるようです。
しかし、それを達成できた時は格別。自己満足ですが。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さくらもち)
2024-07-30 07:38:55
きゅうりはキャベツとともに最も好きな野菜です!
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Unknown (kazmelon)
2024-07-30 08:19:51
さくらもちさんへ。
コメントありがとうございます。
キュウリは小生も大好きです😊
スイカは残念ながら我が家の畑ではおいしくできないので封印してます😥
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