里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナスの誘引支柱を最上位まで上げる

2021年08月23日 | 畑:果菜類

ナスは収穫が始まって2ヵ月以上経過しました。
7月半ばから8月上旬は気温が高く、かなり成り込み、少し成り疲れの症状が見られます。
更新剪定は行っていません。
気温が高かったためか例年に比べ枝が伸びました。
誘引は、中央の1本の支柱と畝の両側に立てたパイプに止めている横パイプを上げていく簡易な方法で行っています。
これまで、枝が生長するのに合わせ横パイプを2回上げています。前回上げてから1ヵ月以上経ちました。
3回目を上げようと思った矢先、連日の雨でできずにいました。
こちらが「千両2号」。


台風9号崩れの強風で葉が落ち、枝が下がり、例年になく乱れた姿になっています。
結局、今回は横の直管パイプを一気に最上位まで上げることにしました。


例年ならいっぱいに上げるのは9月になってからです。
横パイプは縦支柱にフックバンドで止めていますが、完全には止めていないので、軽く叩くだけで容易に上がります。


高さは1メートルくらいになりました。


ここでもフックバンドは完全には止めなくても十分持ちます。
いつもなら直管パイプに枝が密着して枝が上がり、垂れ下がらなくなります。
しかし、今年は枝に曲がり癖が付いてしまったようで、しっかりとは立たない枝がでています。


普通は誘引止めすることは殆どないのですが、枝の配置を直しながら所々誘引止めしました。


こちらが本命の中長なす「くろべい」。


収穫は1週間ほど遅れて始まりましたが、遜色なく穫れています。
千両2号ほどには枝が乱れていません。


同様に支柱を最上位まで上げました


いつもなら、ここで「ふところ枝」の整理を行います。
「ふところ枝」とは、株の内側の方に向かって伸びた枝のこと。混んで日陰になる枝を間引きます。
しかし、今回は茂り方が少ないのでやりません。


「くろべい」の3株に茎にズイムシが入り、枯れてしまいました。
フキノメイガと思います。措置はしましたが気付くのが遅く手遅れでした。
雨続きで、花に雌しべの柱頭が短い短花柱花が見られます。


花は樹勢の目印。樹勢が保たれていれば、このように雌しべの柱頭が長い長花柱花になります。


追肥は、7月下旬からマルチをたぐり上げ、切りわらを敷き、そこに速効性肥料を施しています。
効果は十分出ているはず。
適当な量穫れ続けています。


誘引支柱を上げる余地はもうないので、この先どうするか少々迷いがあります。
適当なところで芯止めしたほうが良いか。
もう少し様子を見ます。




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