里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナスのふところ枝を整理し支柱を上げる

2022年08月20日 | 畑:果菜類

ナスは収穫が始まって約1ヵ月半。昨年より半月くらい遅いペースです。
品種は中長なすの「くろべえ」。
今年は気温が高く枝が伸びています。通路が大分埋まってきました。


仕立て方は一般的な3本仕立て。
一番花の着いている親の枝と、そのすぐ下のわき芽2本を主枝にして伸ばしています。
出だしが遅い分、今の樹勢は強く、更新剪定は行いません。


整枝は簡易な「ふところ枝」の整理です。今回が3度目。
以前、切り戻し剪定も試みましたが、当地には適さないようです。
「ふところ枝」とは、株の内側に向かって伸びた枝のこと。
「ふところ枝」を整理し光線が中まで入るようにします。
丈が伸びて見にくくなりました。上から覗き込むのは難しいので、枝を分け脇から覗きます。


中心に立てた支柱や主枝が見えるようにするのが目安。 


今年はわき芽があまり茂っていません。今回はこの程度の整理です。 

誘引は、中央の1本の支柱と畝の両側に設けた廃材利用の横パイプを上げていく簡易な方法で行っています。
横パイプに枝が密着すると枝が動かず、誘引止めしなくても垂れ下がりません。


これまで、枝の生長に合わせて横パイプを3回上げています。前回上げてから半月あまり経ちました。
横パイプは縦支柱にフックバンドで止めています。完全には止めていないので、下から軽く叩くだけで簡単に上がります。


ここでもフックバンドは完全には止めません。それで問題なく持っています。


同様に反対側の横パイプも上げました。


全ての横パイプが上がりました。パイプの高さは1メートル近くになっています。
通路がすっかり見えるようになりました。


今年は枝が伸びているため、支柱を上げる余裕はあと僅かとなりました。
より枝が伸びた株は摘芯することも考えなければならないかもしれません。
現在の樹勢を見るには花が目安になります。
このように雌しべの柱頭が長い長花柱花なら樹勢は良。


柱頭が短い短花柱花なら弱っている印ですが、見られません。
追肥は、マルチの裾を少したぐり上げ切りわらを敷き、速効性肥料をバラまきます。


収穫は最盛の状態が続いています。





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