里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

マルチ栽培のタマネギにバラまき追肥

2023年02月11日 | 畑:土物類
大雪となりました。


早朝の積雪は23㎝。


大雪になりそうだと言うので、昨日いろいろと大急ぎで済ませました。
まずは越冬中のタマネギにバラまきの追肥。予定より前倒ししました。
4条の黒マルチが3ベット、植え付け本数は昨年より1割ほど少ない400数十本。


種まき9月7日、植え付け11月3日。
品種はタキイ種苗の「ネオアース」1品種。
何年か、越冬時の姿がイマイチで収穫だけは大玉豊作という結果オーライが続き納得できませんでしたが、昨年は越冬時の姿もまずまずで結果もよく納得の出来となりました。
今年も前年並程度になっていると言っていいでしょう。
ほぼ想定した姿となっています。


昨年より今年の方が生育が揃っているように思います。


まず越冬時に気になるのはトウ立ちのこと。
年内の生育が良すぎて大苗で越冬するとトウ立ちのリスクが高まり、貧弱だと収量が上がりません。
昔からトウ立ちが僅か見えるくらいが良いと言われてきました。
近年、我が家ではトウ立ちはほとんど見られません。今年もそれほど大苗になっているものはなく、問題ないでしょう。


葉先が枯れているものがありますが、この程度なら想定内で気になりません。
大寒以降の酷寒の割にはあまり影響がなかったようです。
芯の2、3葉さえしっかりしていれば問題なしです。


ネキリムシの被害があります。


今の時期は幼虫が小さいため見つけるのが難しい。欠株はごく僅かなので気にしないことにします。
生育の悪そうな所にそのまま補植したため2本立てになっている株がいくつかあります。


あまり変わらない程度に育っているようです。1本立てにしました。


例年より少々早めとなった追肥。


水に溶けないことには追肥の効果がないので、近年は早めにやるようにはしています。
粒状の速効性肥料をマルチの上からバラまきました。
繰り返し書いていますが、昔は追肥をしたことがありませんでした。
マルチ栽培では全量を元肥でやるものとばかり思っていたのです。
緩効性、遅効性の肥料を組み合わせることで追肥の必要はないと教えられました。
もう大分前になりますが、高齢の方がマルチの上から肥料をばらまいているのを見ました。
その時は無駄なことをやっているなと思って見ていました。
しかし、試しにやってみると効果抜群で、いわゆる目から鱗です。
これは偶然だった可能性もあるのですが、以来続けています。
マルチの上からバラまくだけですから甚だ簡単です。


植え穴を狙ってやるということはしません。
マルチのベットは必ず中高の かまぼこ形に作ります。一番は排水をよくするためですが、バラまき追肥にも好都合です。
粒状肥料をベットの中ほどにバラまくと自然に転がって適当に植え穴に入っていきます。


もちろんマルチ上に留まっている肥料もありますが、何れ雨に溶ければ流れて入るだろうとラフに考えています。
追肥をするようになり、肥え切れすると発生しやすいベト病も殆ど出なくなりました。
今年も追肥の効果に期待したい。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿