里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ジャガイモは早めの省力植付け

2023年03月18日 | 畑:土物類

ジャガイモを予定より早く植え付けました。
当地方のジャガイモの植え付けは3月下旬から4月初めが適期とされています。
それからすると少々早過ぎることになります。
今年は春の彼岸過ぎと思っていましたが、様々立て込みそうなので早めました。
気温だけは先週あたりから急に高くなっており、春の様相です。
但し、種芋は3週間欲光する予定でしたが2週間しかできませんでした。
畑は例年と同じ小さな畑で約1a。利用率が低いため実質はその2/3程度です。


近くの立木が大きくなり年々日当たりが悪くなっています。
利点は霜の降りる心配が殆どないことで、早く芽が出ても安心です。
この畑には落ち葉をすき込んでおり、その痕跡が残っています。
半月ほど前にはすでに元肥をやり耕耘しており、これはその時のもの。
我が家では多くの場合、元肥は帯状の全層施肥です。
まず畝の中心になる位置に目印線を付けます。畝間は広く1m。


目印線を中心に約50㎝幅に元肥を散布。


ゆっくりと深くロータリー耕耘し、帯状全層施肥は完了です。


種芋は、一昨年から自家種を止めて全て購入種にしました。
近年、品種は男爵一品種のみ。
欲光期間が短いので芽は僅かしか伸びていません。


種芋は頂芽優勢の原則にしたがって、縦切りに2分割。
種芋の大きさでまれに3分割、分割なしもあります。種芋7㎏で140個だったので1分割平均50g。
前日に済ませています。


植付け前に再度ロータリー耕耘。畝間1mで中心になる位置に再び目印線を付けます


畝間を広くしているので株間はやや狭めの30㎝。
目印線の位置に種芋を押し込むようにして植付けます。


覆土は管理機を利用。
畝立てロータの爪を左側は外向き、右側は内向きにセット。


土のはね上げは最低にし、種芋が畝の中心になるよう逆転で盛って行きます。


左回りに往復します。


管理機で楽に覆土完了です。


鍬で軽くならし整えると覆土の厚さ5、6㎝になります。


これで省力植え付けは終了です。


昔は鍬で植え溝を作り元肥をやってから植付け、さらに鍬で覆土をしていました。
このやり方をするようになって非常に短時間で楽にできるようになりました。



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