里山悠々録

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夏秋キュウリを植付け不織布で覆う

2023年05月16日 | 畑:果菜類

キュウリを植付けました。苗は、購入したもの。
老朽化したパイプハウスを解体してからは、主要な果菜類の苗を購入しています。
その前は植付け時期に合わせ、接ぎ木苗も含め全て自前で作っていました。
ですから自己責任で納得し植付けていましたが、購入苗では自分の思い通りにはいきません。
それでも信頼できる苗生産者から購入していた時は良かったのです。
しかし、その生産者がコロナ禍を機に止めてしまい、未だ特定の供給先を見つけられずにいます。
そこで、今は数カ所を見て回り、良さそうな苗を購入しています。
葉物と違い果菜類の苗だけは良い苗であれば苗代の10倍は回収できます。
資材高騰の折り、今年は全ての果菜類の植付け本数を減らし、無駄を少なくします。
老若何女約10人の消費を賄うのが目安。
当地の果菜類の植付け適期は、最も早いトマトで5月半ば、他は5月下旬からです。
しかし、当地方の苗販売も需要の多い5月の連休から半ばまでが中心。
本来植えるには早いのですが、それに合わせて購入せざるを得ないのが実状です。
適期になっているトマトは植えられず、最初に植えることになったのがキュウリ。
夏から秋にかけてネット栽培するキュウリが、いわゆる夏秋キュウリです。
目標は収穫日数100日以上。
近年は目標を達成できずにいましたが、昨年しばらくぶりに達成。
今年も昨年に準じてやることにします。
昨年同様に深層施肥を行った畝を作り、支柱を立てネット張りまで準備は終えています。


今年も昨年と同じ所から購入しました。
品種は昨年と同様「OS交配ニーナ」。


昨年は初めて作るので不安でしたが、結果が良かったので今年も同じにしました。
「OS交配ニーナ」は埼玉原種育成会の品種。
埼玉原種育成会はときわ研究場と並ぶキュウリ専門の種苗会社として知られます。
そもそも「ニーナ」は周年とは言えハウス用で、夏秋期も雨除け用の品種のようです。
そのためか、昨年作ってみると節間が詰まり葉は小振りで締まった姿になります。
それでも結果が良かったので、再度この品種で臨みます。
植え穴を開けるのにホーラーを使用。ベットを作る際やや乾燥気味だったので植え穴に水をやりました。


害虫予防の粒剤を施用。


本葉3枚半程度で葉色も良く苗の姿は良い。。


畝間160㎝、株間は今年さらに広げ80㎝。1畝に7本。


2本仕立てにします。これで最盛期には1株から1日数本は穫れます。
植付けました。


ネットの内側に植付け、蔓上げ時にネットをくぐらせます。


但し、当地のキュウリの植付け適期は最低気温が安定して12、3℃になる5月下旬。
まだ少々早いのです。そこで、保温強風対策のため不織布で覆いをします。


上部を支柱の中段の横パイプにパッカー止めし、下はマルチ止めで抑えます。


主に風対策ですが、これまでの経験から十分効果はあるようです。
これで最初の果菜類、キュウリの植え付けが終わりました。



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