ファイナンスやコンサルティングという世界で生きていくにあたって、統計学は非常に重要な学問のひとつであり、基礎をなしているといっても過言ではない。
しかし僕は統計に限らず、数学が大の苦手で、基礎的なことや大体何が言いたいかはおおまかに理解できても、具体的な計算過程に入ると、いつの間にかトンネルに入ったようにロストしてしまう。
そんな数学嫌いの性格から僕は文系を志望するほかなかった(興味がそちらにしか向かなかった)し、実際大学入試のときも二次試験で数学の問題が一問も解けなかった。
大学卒業後も絶対数字を扱う仕事なんてするものかと思っていたのだが、どこをどう間違えたのか、気がついたら銀行に就職していた。
銀行は四則演算さえできればなんとかなったが、本格的にファイナンスの仕事をするにあたってはずいぶんと四苦八苦することとなった。
MBAの統計学ではAという信じられない成績を収めたものの、これはあくまで他の学生と比べた相対評価の結果であり、統計学を本当に自由自在に使いこなすレベルには程遠い。
だいたい統計学の本って、「入門」とか言っておきながら、かつて僕が見たこともないような記号や言葉を駆使するどうしようもない本か、統計がだいたい何を言おうとしているかを理解することに主眼が置かれた教養本かのどちらかと相場が決まっていた。
そんな中、偶然に見つけたのがこれ。
「直感的」というタイトルが、実務に耐えない教養本ぽい雰囲気をかもしだすのだが、中身は素晴らしく、統計の知識がない人がビジネスで統計を使いこなすレベルまで至ることを主眼とした正統派の教科書。
非常に丁寧な説明や図解がなされているほか、練習問題も充実していて、これこそ「統計学入門」と呼ぶに値する本だ。
また、複雑な計算を経ることなく、生データからいきなり「ざっくりとした統計的意味あい」を導き出す実務的なアドバイスも載せられている(だから「直感的統計学」というタイトルになっている)。そもそも経営判断にあたって精緻な値など不要なので、ザックリで十分なのである。
今度こそ数学アレルギーを克服できるのだろうか。
しかし僕は統計に限らず、数学が大の苦手で、基礎的なことや大体何が言いたいかはおおまかに理解できても、具体的な計算過程に入ると、いつの間にかトンネルに入ったようにロストしてしまう。
そんな数学嫌いの性格から僕は文系を志望するほかなかった(興味がそちらにしか向かなかった)し、実際大学入試のときも二次試験で数学の問題が一問も解けなかった。
大学卒業後も絶対数字を扱う仕事なんてするものかと思っていたのだが、どこをどう間違えたのか、気がついたら銀行に就職していた。
銀行は四則演算さえできればなんとかなったが、本格的にファイナンスの仕事をするにあたってはずいぶんと四苦八苦することとなった。
MBAの統計学ではAという信じられない成績を収めたものの、これはあくまで他の学生と比べた相対評価の結果であり、統計学を本当に自由自在に使いこなすレベルには程遠い。
だいたい統計学の本って、「入門」とか言っておきながら、かつて僕が見たこともないような記号や言葉を駆使するどうしようもない本か、統計がだいたい何を言おうとしているかを理解することに主眼が置かれた教養本かのどちらかと相場が決まっていた。
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非常に丁寧な説明や図解がなされているほか、練習問題も充実していて、これこそ「統計学入門」と呼ぶに値する本だ。
また、複雑な計算を経ることなく、生データからいきなり「ざっくりとした統計的意味あい」を導き出す実務的なアドバイスも載せられている(だから「直感的統計学」というタイトルになっている)。そもそも経営判断にあたって精緻な値など不要なので、ザックリで十分なのである。
今度こそ数学アレルギーを克服できるのだろうか。
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