もう今年も仕事納めで、早く家に帰ってきて、ものすごく久しぶりにテレビの音楽番組なんか観たりしていると、ものすごく似通ったアイドルグループがものすごく似通ったパターンで歌って踊っている姿に感慨深いものがある(おっさんみたいなことを言うがAKB48を初めてまともに観た)。
人間の欲求はそんなにたくさんパターンなんかなくて、なんとなく優しい気持ちになって、なんとなく爽やかに元気づけられる歌が流れてさえいれば、まあワンパターンでも別に良いということなのだろう。
そういう意味で、アイドルとポップグループのみなさんは、本来持っている生の負の感情を押し殺して、ひとびとがキャーキャー言うために歌って踊るわけだ。ひとびとのキャーキャー・スイッチを押している限りはスポンサーのみなさんもごきげんというわけである。よくCMにも使われるわけだ。
それ自体は別に大いに結構なことだし、そういう歌も何回か聴く分には悪くないのだが、生々しい傷や悲しみが感じられない歌というのは聴いていてまったく心に残らないものだ。振り返ってみると、僕が飽きずに何年も聴いているのは心の傷や悲しみをさりげなくえぐりだしたものが多い。さもなくばKaraのダンスを観ていたほうがまだ良い。
前置きが長くなったが、昔はキャーキャー・スイッチを押しまくっていたのに、みごとに人間の傷や悲しみを表現できるまでに成長した素晴らしい役者に、ディカプリオがいると僕は個人的に思う。
この映画では特にそうで、映画の脚本、演出、役者どれをとっても近年まれにみる傑作と言いたい。
人間の欲求はそんなにたくさんパターンなんかなくて、なんとなく優しい気持ちになって、なんとなく爽やかに元気づけられる歌が流れてさえいれば、まあワンパターンでも別に良いということなのだろう。
そういう意味で、アイドルとポップグループのみなさんは、本来持っている生の負の感情を押し殺して、ひとびとがキャーキャー言うために歌って踊るわけだ。ひとびとのキャーキャー・スイッチを押している限りはスポンサーのみなさんもごきげんというわけである。よくCMにも使われるわけだ。
それ自体は別に大いに結構なことだし、そういう歌も何回か聴く分には悪くないのだが、生々しい傷や悲しみが感じられない歌というのは聴いていてまったく心に残らないものだ。振り返ってみると、僕が飽きずに何年も聴いているのは心の傷や悲しみをさりげなくえぐりだしたものが多い。さもなくばKaraのダンスを観ていたほうがまだ良い。
前置きが長くなったが、昔はキャーキャー・スイッチを押しまくっていたのに、みごとに人間の傷や悲しみを表現できるまでに成長した素晴らしい役者に、ディカプリオがいると僕は個人的に思う。
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