ほぼ衝動☆日記

戦略コンサル修行中~東京の中心でコソコソ暮らすのにはもう飽き飽きです・・・

紫陽花

2006年05月28日 19時55分18秒 | 東京の中心で、コソコソ暮らす
近所を歩いていると、誰が植えたか知らないが道端に紫陽花が咲いていた。

そんな季節ですな。
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閉校に閉口

2006年05月25日 01時10分03秒 | あったらいいなは、なくてもいい
この時間に帰ってくると早いなあ、と感じるようになった。まだ電車が動いている時間に帰るのは久しぶりなような気がする。

ところで僕のところにこんなメールが届いた。


「ANJOインターナショナル閉校のお知らせ」

ANJOインターナショナルは、1995年の開校以来、
CPAを始めとする国際資格の専門スクールとして、
今日まで皆様にご愛顧いただいてまいりました。
しかしながら、ここ数年は弊社を取り巻く環境は大変厳しく、
経営の刷新や効率のアップを計って参りましたが、
残念ながら学校運営を維持することができなくなりました。
受講生の皆様には大変申し訳ありませんが、
現在5月16日より休業とさせていただいております。
今後は、破産申請に向けて法的な手続き処理を行ってまいりますが、
並行して事業の譲渡先の検討も続行していく予定でおります。


ANJOインターナショナルは、米国公認会計士(USCPA)の専門学校。日本での同資格の火付け役でもある。最近は、役に立つかどうか果たして疑問な様々な国際資格を取り扱うようになった(USの資格だから「国際」資格では断じてないが)。
ちなみに僕もここに通ってUSCPAを取得した。結局は時間と金の無駄遣いだったということはあえて言わずにおこう。

資格商売って不景気と歩調を合わせるように伸びていたけど、最近の好景気を受けて、逆に生徒数が結構減っていたのだろうか。
それとも、USCPAがあまり意味のない資格だってことがバレて、生徒数が減ったのだろうか(「意味のない資格」とまでは言わないが、万人向けでないことは確か)。ちなみに監査法人の慢性的な人手不足により、最近はいちおう働き口をつかむチャンスはあるようだが。

いずれにせよ、あっけない終わり方だ。
当時は安生さんという人物は、ニッチなところに目をつけて商売を広げて、ずいぶんやり手だと思ったものだが、ずいぶんと脆弱だったのだ。

だれが新しいスポンサーになるんでしょうね、この事業。
資格自体の信頼失墜を恐れる競合他社?
それとも、クロスセリングしたい他の資格スクール?

この件のデューデリジェンスや再生計画の策定は、卒業生であるUSCPAたちも監査法人の一員として携わることになるんでしょうね。育てた甲斐があったというものです。
コメント (2)
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使う力

2006年05月22日 14時04分22秒 | よみもの
最近、PHP新書で大物コンサルタントが次から次へと本を出しているが、その中の一冊。

使う力

PHP研究所

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知識やスキルを「使う力」(つまりアウトプットする力)をどのように養っていくか、という本。
著者は「使う力」とは何かということについて再定義および因数分解し、どのように個別にアプローチして身につけていけばいいか、を本書で説こうとしている。

着眼点は実に正しく参考になるし、言っている内容も現実的で、著者のバランス感覚の良さをうかがわせる。

欲を言えば、もう少し具体的な「使う力」の習得手段について深く掘って欲しかった。
また、別に何か新しい気づきがあったわけでもないので(もしかしたら自分自身がそういう能力をすでに習得もしくは習得に向けた取り組みをしているからかもしれないが)、もう少し新しい「ハッとする」切り口はなかったものかと言うこと。

でも、言っていることはもっともな、まっとうな本です。
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3時間でわかる

2006年05月21日 16時42分47秒 | よみもの
という謳い文句の本は、3時間で理解できたためしがないのだが、この本については本当に3時間で理解することができた。

3時間でわかる「クラシック音楽」入門

青春出版社

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この手の本は、「入門」とは名ばかりのマニアックで著者の趣味がゴリ押しされた本か、もしくは大衆に媚びた「内容の浅くて薄い」本が多いように思うのだが、これはお薦め。

「本物のクラシック」の楽しみ方を、「クラシックベスト100」みたいなコンピレーションものに見られるお手軽さからも、閉鎖的でマニアックな世界からも離れて、バランスよく現実的な目線で解説している。

「中途半端な演奏を何回も聴くより、海外オーケストラの超一流の演奏を1回聴いたほうが意味がある(たとえCDであっても)し、結果的にお得」という意見には同意。
「クラシックには、良い音楽があるのではなく、良い演奏があるだけだ」という言葉をどこかで聞いた気がする。

ところで僕はオペラを聴くのが好きで、何回か実際に観に行ったこともあるが、なかなかそれ以外のクラシックに接する機会があまりなかった(高いチケットをわざわざ半年前から予約するほどの情熱がない)。

そんな僕をクラシックの世界に目覚めさせてくれたのは、最近世界的にも有名になったサイモン・ラトル。なぜか彼の指揮するクラシックは聴いていて面白い。マニアの人は何と言うか知らないけれど。
最近ベルリンフィルの監督に就任したということで、ぜひ一度生で聴いてみたいものだ。
でも半年前から予約して、当日仕事とかで行けなくなったらショックだな。
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コマツトシノブ

2006年05月20日 23時35分38秒 | 東京の中心で、コソコソ暮らす
品川駅を通りかかったとき、音楽を演奏する音が聞こえてきたので行ってみると、ストリートパフォーマーがものごっついことになっていた(写真)。

本人のMCによると、彼の名はコマツトシノブ君。
左手でキーボードを弾きながら右手でトランペットを持って演奏してしまうのだ。

単に器用ということにとどまらず、すごく上手だったのであっという間に人だかり。外国からの観光客もビデオを回したりしていた。
選曲もわりとだれもが知っている懐かしい曲が中心で、観客の中にはお年寄りやサラリーマンの姿も(札でチップをあげていた)。

僕が今まで見たストリートパフォーマーの中でも最高の満足。

来週土曜日8:30から、また品川駅の高輪口でやるそうなので、興味がある方はぜひ行ってみてください。
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シフトチェンジ

2006年05月19日 17時52分40秒 | 東京の中心で、コソコソ暮らす
昨夜は前職の会社のOBOG飲み会。ほぼ同年代の仲間が15人ほど集まった。

数年前は20代後半だった僕たちも、30の曲がり角を曲がった。
当時僕がマネージしていたメンバーたちも、今となっては、すごく偉い肩書きもついて投資銀行で大活躍している(前職の会社のほとんどのOBOGが投資銀行で働いている)。
フランスでのんびりしているうちに、すっかり彼らに成長スピードで追い抜かされてしまったのかもしれない。

でも彼らも彼らなりに年齢を重ねるにつれて、表には出さないけれど、いろいろとキャリアについて、また仕事の楽しみ方について考えるところはあるようだ。

やりたいことを、勢いだけで楽しんでやりきった20代が過ぎたのはさびしい気もするが、30代は30代なりの仕事や生活の楽しみ方があるのだろう。

ちょうど今はシフトチェンジの時期なんでしょうね。僕らは。
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お茶

2006年05月18日 20時16分12秒 | あったらいいなは、なくてもいい
すっかり定番になったペットボトルの緑茶。
各社から様々なタイプのお茶が出ていて、毎日違うのを試している。

しかし、味の違いはさっぱりわからない。値段も同じ。
あそこまでみんな同じだと、もう差別化するにはパッケージとCMの勝負って感じがする。(パッケージも結構どれも同じだけど)

きっと社会主義の国だったら、「一種類でいいよ」ということになるのだろう。

いっそのこと、この夏は炭酸緑茶でも作って世間をアッと言わせてほしい。
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新書って

2006年05月17日 21時16分40秒 | なんとなくフッと
ブログと同じですね。

と僕は思います。
詳しい理由付けは、今日のところはめんどくさいので書きませんが。
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攻めのマーケティングリサーチ

2006年05月14日 19時22分05秒 | 東京の中心で、コソコソ暮らす
以前通っていたスポーツジムにまた通うべく、入会申し込みに行った。

すると入会のアンケートと称して、様々な質問に回答させられる。

①株式投資に興味がある (YES/NO)

ハハーン、そのうち証券会社からダイレクトメールでも来るかな?
それともサウナに営業マンが張っていて、リラックスしている隙に株でも売りつけられるかな?
その手にひっかかるものか。
「株を売るまでサウナから出てくるな!!」と上司から脅されているかわいそうな証券マンだったとしてもだ。

②人に誇れるメガネのコレクションがある (YES/NO)

おっと、こんどはメガネ屋か?
サウナを出る瞬間にメガネ屋が張ってて、湯気で真っ白に曇ったメガネをかけさせられるところだった。
あぶないあぶない。NO、と。

③もみあげにこだわりがある (YES/NO)

???

一体何を売りつけられるのだろうか?ガクガクブルブル(2ちゃんねる風)
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銃・病原菌・鉄

2006年05月13日 15時28分00秒 | よみもの
前から興味があった本だが、ついに読むことができた。

詳しい内容はアマゾンを見ていただくとして、要は、ユーラシア大陸の文明が歴史的に優位に立てたのは、銃や病原菌や鉄に代表されるいくつかの必要条件がユーラシア大陸文明にあり、その原因としては農耕・牧畜が発展したことにあるとする本。
いくつかマイナーな点で「ホンマか?」と思うような詰めの甘い推論や事実認定はあったし、結局いろんな学者が言っていることをまとめているだけではないかと思わないではないが、概ね論旨が明確で説得力があり面白かった。それだけでも十分素晴らしい(星4つ半/5個中)。

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

草思社

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こうした良質な議論を展開している他分野(まったくビジネスに関係がないもの)の本を読むことで得られるものは非常に大きい。

それは、様々なタイプのことを学習することで思考を柔軟にしてアタマのバランスをとるという「補完的な」意味でもそうだし、題材は何であれ上質な論理展開を学ぶという「正攻法な」意味でもそうかもしれない。

でも不案内な分野で良書を発見するっていうのもなかなか難しいのだが。
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