ホンコンから船で1時間でマカオにも行けます。
最近カジノやら豪華ホテルやらがどんどん建って、世界遺産もあるということなので、ぜひその様子を見がてら、カジノで一儲けをしようと思い、マカオに向かいました。
フェリーターミナルに降り立つと、人があふれかえっており、タクシーを待つ長蛇の列。
仕方なく歩いて行ける範囲内で散歩することに。
ちょろっと歩いただけですが、確かにカジノのネオンサインがギラギラと輝くラスベガス風。でも基本は中華街(写真)。
カジノを発見し中に入ってみましたが、たまたまだったのか広東語だらけで英語が通じる様子もなく、仕方がないのでスロットマシンでしばらく遊んで飽きて帰りました。
ちなみに儲けは150円です。またいつか再チャレンジします。
最近カジノやら豪華ホテルやらがどんどん建って、世界遺産もあるということなので、ぜひその様子を見がてら、カジノで一儲けをしようと思い、マカオに向かいました。
フェリーターミナルに降り立つと、人があふれかえっており、タクシーを待つ長蛇の列。
仕方なく歩いて行ける範囲内で散歩することに。
ちょろっと歩いただけですが、確かにカジノのネオンサインがギラギラと輝くラスベガス風。でも基本は中華街(写真)。
カジノを発見し中に入ってみましたが、たまたまだったのか広東語だらけで英語が通じる様子もなく、仕方がないのでスロットマシンでしばらく遊んで飽きて帰りました。
ちなみに儲けは150円です。またいつか再チャレンジします。
ホンコンは、ジャンク船や提灯が並んで、カンフーしている人がいて銅鑼なんかが「ジャーン」と鳴っている、エキゾチックな「大きな中華街」というイメージしかなかったのですが、意外と普通な場所でした。街も老朽化はしていますが概ね清潔です(シンガポールには遠く及びませんが、表面的には東京と大差はありません)。
写真は、銅鑼湾(Causeway Bay)という地区の繁華街。
夜12時近いにも関わらず、そごうをはじめ多くの店が営業していて、たくさんの人であふれかえっています。
「大きな中華街」というよりも、「大きな渋谷」といった趣です。店の構成もブランドショップなんかが並んでいてほとんど同じようなものです。
多分、神戸あたりに、新宿と渋谷を埋め尽くすようにコピペしたらホンコンになります。
それにしても夜中まですごい喧騒と熱気で、これに比べたら日本はなんと冷え切っているのかと言わざるをえません。人口一人当たりの音波発生量は世界随一に違いありません。
写真は、銅鑼湾(Causeway Bay)という地区の繁華街。
夜12時近いにも関わらず、そごうをはじめ多くの店が営業していて、たくさんの人であふれかえっています。
「大きな中華街」というよりも、「大きな渋谷」といった趣です。店の構成もブランドショップなんかが並んでいてほとんど同じようなものです。
多分、神戸あたりに、新宿と渋谷を埋め尽くすようにコピペしたらホンコンになります。
それにしても夜中まですごい喧騒と熱気で、これに比べたら日本はなんと冷え切っているのかと言わざるをえません。人口一人当たりの音波発生量は世界随一に違いありません。
いわずと知れたローマ史のベストセラーの文庫版。
今のところ、ローマがその頂点に達する28巻目(!)まで読みました。
基本的にローマへのシンパシーをベースに書かれており、かつ著者の塩野七生氏自身が学問的な束縛に縛られずに自由に書いているので、主観による推測が混じっていることさえ心に留めておけば非常に没入しやすく面白い。
この本を読んでいると、ローマという国の筋の通った経営ぶりに、ビジネスへの示唆もいろいろとあるわけだが、それ以上に、帝国としてのアメリカ(いわゆる「米帝」)と重ね合わせて読まずにはいられないし、ヨーロッパの原点であることにも思いが至る。当たり前な感想ですが。
ちなみにアジア諸国の中華帝国に対するスタンスと比較すると気が遠くなりそうです。
今のところ、ローマがその頂点に達する28巻目(!)まで読みました。
ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫塩野 七生新潮社このアイテムの詳細を見る |
基本的にローマへのシンパシーをベースに書かれており、かつ著者の塩野七生氏自身が学問的な束縛に縛られずに自由に書いているので、主観による推測が混じっていることさえ心に留めておけば非常に没入しやすく面白い。
この本を読んでいると、ローマという国の筋の通った経営ぶりに、ビジネスへの示唆もいろいろとあるわけだが、それ以上に、帝国としてのアメリカ(いわゆる「米帝」)と重ね合わせて読まずにはいられないし、ヨーロッパの原点であることにも思いが至る。当たり前な感想ですが。
ちなみにアジア諸国の中華帝国に対するスタンスと比較すると気が遠くなりそうです。
良い映画を観ました。
パンズ・ラビリンス
「大人向けのファンタジー」と評判のようですが、観ると「大人向け」である理由がいろいろ分かります。筋や演出の深さもさることながら、とにかく残酷な映像が多く怖いのです。
別にあんなに残酷な演出をしなくても、と思いながらも、その残酷さがストーリーの良さを引き出す薬味のような役割を果たしているのも分かります。
隣の席のお客さんが上着をアタマにかぶって怖がったりすると、余計怖く感じます。
心臓が弱い方はDVDレンタルで観るといいかもしれません。
パンズ・ラビリンス
「大人向けのファンタジー」と評判のようですが、観ると「大人向け」である理由がいろいろ分かります。筋や演出の深さもさることながら、とにかく残酷な映像が多く怖いのです。
別にあんなに残酷な演出をしなくても、と思いながらも、その残酷さがストーリーの良さを引き出す薬味のような役割を果たしているのも分かります。
隣の席のお客さんが上着をアタマにかぶって怖がったりすると、余計怖く感じます。
心臓が弱い方はDVDレンタルで観るといいかもしれません。
美味礼賛
料理界の東大、辻調理師専門学校を今日の姿に成長させた辻静雄の伝記風小説。
まだ日本に本格的なフランス料理(はおろか他の外国料理も)が存在しなかった時代に、フランスに渡って本物のフランス料理を食いまくり、美食学を研究し、それらを日本に紹介し、料理人を育成することに情熱を傾けた人生が描かれている。
お話としても非常に軽妙に書かれていて面白いので、機会があればぜひ読んでいたくことをお勧めしたいのだが、僕自身が非常に心に残ったのが、辻静雄自身はもともと新聞記者で料理人でも何でもないところを、彼自身の腕ではなく「本物の味を見分ける」という舌でもって本物のフランス料理を日本に伝え、クオリティコントロールをしたことにある。
技術やハウツーは誰にでも教えられるが、出来上がりを知っている人とそうでない人では、やはり仕事の質が違う、という示唆である。
またもう一つの印象的なエピソードは、講師の質を落とさないために、定期的に美食家を自宅に招いて講師に料理させてふるまっていたそうである。やはり質の高い客に対してサービスを提供する、という場で経験を積むことが人のモチベーションを保ち、成長させるのだろう。
というわけで、仕事に役立つ示唆を得ることができました。
料理界の東大、辻調理師専門学校を今日の姿に成長させた辻静雄の伝記風小説。
まだ日本に本格的なフランス料理(はおろか他の外国料理も)が存在しなかった時代に、フランスに渡って本物のフランス料理を食いまくり、美食学を研究し、それらを日本に紹介し、料理人を育成することに情熱を傾けた人生が描かれている。
お話としても非常に軽妙に書かれていて面白いので、機会があればぜひ読んでいたくことをお勧めしたいのだが、僕自身が非常に心に残ったのが、辻静雄自身はもともと新聞記者で料理人でも何でもないところを、彼自身の腕ではなく「本物の味を見分ける」という舌でもって本物のフランス料理を日本に伝え、クオリティコントロールをしたことにある。
技術やハウツーは誰にでも教えられるが、出来上がりを知っている人とそうでない人では、やはり仕事の質が違う、という示唆である。
またもう一つの印象的なエピソードは、講師の質を落とさないために、定期的に美食家を自宅に招いて講師に料理させてふるまっていたそうである。やはり質の高い客に対してサービスを提供する、という場で経験を積むことが人のモチベーションを保ち、成長させるのだろう。
というわけで、仕事に役立つ示唆を得ることができました。