ほぼ衝動☆日記

戦略コンサル修行中~東京の中心でコソコソ暮らすのにはもう飽き飽きです・・・

ソシエテおじいさん

2007年01月20日 11時33分30秒 | おフランス
口座を持っているフランスのソシエテ・ジェネラル銀行から、「カルト・ブルー(キャッシュカードとクレジットカードが一体になったもの)の更新の時期が来ているので支店(写真の左から3軒目)まで取りに来てください。今週中に取りにこないと破棄します。」という手紙が届いた。

はっきり言って行けるわけがないのだが、一方でカルト・ブルーがないと口座に入れてある金を引き出す手段もなくなってしまう(ユーロが高いうちに円に戻しておきたいところだ)。

外国語で電話をするということは極めてストレスなのだが(しかもそれがフランス語で愛想の悪いフランス人に話しかける場合はなおさら)、仕方が無いので嫌々電話をかけてみると、、、

僕「今、日本に住んでいて取りにいけないんですが、どうしたらいいでしょう?」
銀行員「っていうか、日本に住んでてカルト・ブルーなんて要るのかしら?」
僕(「そら来た、これがフランスだ」とうんざりしながら)「はい、引き出したり、ときたまフランスに行ったりもするので・・・」
銀行員「あなた、私に今すぐ依頼の手紙を送ってくれるかしら?郵便でカードを送ってあげてもいいわよ。郵便料金は引き落としておくから。」

最初から郵便で送ってくれと思いながらも、意外な融通の利いた対応に安心する。

しかし、実際に手元に届くまで、絶対に安心してはいけないのがフランスだ。
かつ、フランス語で手紙を書くのも、それはそれで苦痛でもある。

ところで、「ソシエテ(社会)」の語感が、アルプスの少女ハイジの「ソシーエテー、おじいーさんー」という歌を連想させて仕方が無い。銀行に行った帰りにずっと頭の中を回ってイヤだった思い出がある。

どうでもいいですね。すみません。
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卒業旅行in伊東温泉(2)

2006年07月18日 19時26分50秒 | おフランス
6時間の長旅を経てようやく到着したハトヤ。

さっそく温泉へ、というところで重大なカルチャーギャップが発生。

外国(中国、韓国、UAE)からの参加者にとって、全裸で公衆浴場に入る風習がないのである。ちなみに中国では水着を着た上で混浴だそうである。
UAEのモハメドにも「どうしても水着を着て入ってはいけないのか?」と食い下がられるが、ダメなものは仕方がない。
無理やり納得させて、浴衣を着てもらい、大浴場へ。

しかし、いったん入ってしまうと、当初の恥ずかしさは感じなくなったのか、元気を取り戻した様子。

その後も卓球、大宴会場での会席、カラオケ、畳の部屋での雑魚寝、朝食バイキングと、お決まりの日本の温泉宴会を繰り広げて、沖合をクルーズしてからそれぞれ帰途につく。実にあっという間。

「次は2年後に韓国の済州島あたりで2泊3日でやろう」とお互い再会を誓い合ったのでした。
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卒業旅行in伊東温泉(1)

2006年07月17日 15時48分55秒 | おフランス
1泊2日で、伊豆半島にある伊東温泉に、ビジネススクールの卒業旅行に行ってきました。

アジア地区の卒業生15人ほどが、「伊東に行くならハトヤ」に集まるイベント。日本人、フランス人、韓国人、中国人、アラブ人の混成チームで、ドメドメ温泉旅行である。

東京から伊東まではホテルの無料送迎バス。
しかしこれが大変だった。3連休の初日ということもあり、渋滞にはまってしまい、結局6時間もかかって到着。(写真は途中の休憩所で)
最初はもの珍しい日本の景色の写真を撮っていたメンバーたちも、長時間のバス移動と外の猛烈な蒸し暑さに徐々に疲弊してくる。

ようやく夕方にホテルに到着。
はっきし言って、ハトヤに期待するところは少なかった。建物は古いだろうし、膨大な借金を背負ってどうせまともな設備投資なんてしていないだろうし、従業員も倦怠感がただようサービスしかしていないだろうし。

たしかに、建物は昭和時代の社員旅行の香りただようレトロさだった。最近どこに行ってもある露天風呂もない。
しかし、可能な限りに清潔には保たれていたし、従業員もきびきびと丁寧なサービスを行っていて、非常に意外だった。
料理もSuperではないが、がっかり感は全然ない。

もともとあまり期待していなかったせいもあるが、非常にValue感を感じるホテル。大人数や家族連れなら、後悔はしないホテルとしてお勧めしたい。
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おフランスで卒業してきました(10)

2006年07月12日 20時59分50秒 | おフランス
パリの街角のショーウィンドー。
こんなところで寝るのは落ち着かないと思うのだが。
(ちなみに北向きなので日なたぼっこをしたいわけでもなさげ)
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おフランスで卒業してきました(9)

2006年07月11日 19時00分35秒 | おフランス
パリでは、もうひとつデザインホテルに宿泊した。

Hôtel de Sers(オテル・デュ・セール)という、George V(ジョルジュ・サンク)通り沿いにあるホテル。

別に何がすごい、ということはないのだが、明るく若々しくこじゃれた感じ。まさに「デザインホテル」を素直に建てたらこうなりました、的なホテル。
場所柄、ファッション産業関係者の宿泊が多いと思われる。

しかし、Westinに泊まった後にこうしたデザインホテルに泊まると、やっぱり機能的にはできていないことを思い知らされる。

照明とか、バスルームとか、エッジの利いたデザインでおしゃれなんだけど、どうも使い勝手がしっくりこない。

テレビは最近日本でも人気のBang & Olufsenなんだけど、リモコンが、鉄アレイかと思うくらい重い(不必要に金属を使ってわざと重くしているような感じ)。

最近日本のTVCMでも見るようになった、ガラス張りのバスルーム&トイレも、すごく明るくていいんだけど、どうも「外から見えるんじゃないか」と気になって落ち着かない。

やっぱりCMで見るようなデザイン重視の生活って、かえって疲れますね。

でも、場所はすごく便利で、スタッフも親切なので(きっちり度合いはフランス平均レベル)、機会があればぜひ。
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おフランスで卒業してきました(8)

2006年07月09日 21時51分57秒 | おフランス
インターネットへの接続が回復したので、いったん中断していたおフランスの記事を(あと3回)。

写真はリュクサンブール公園内にあるカフェ。

なにげなく撮った写真の真ん中に、スッポンポンになった男の子。
何を訴えているのだろうか。

と、次の瞬間、素っ裸のまま走り出す。

お母さんが必死で追いかけるがなかなかつかまらない。

結局、その後は、知らん。

どうでもいいですね。
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シャンゼリゼに

2006年07月02日 19時45分13秒 | おフランス
50万人。

おめでとうフランス!ってまだベスト4だけど。
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おフランスで卒業してきました(7)

2006年06月27日 19時40分58秒 | おフランス
で、卒業式の後は、学校からバスで30分くらい行ったところにある城(写真)でパーティ。花火が打ちあがったりして深夜まで。

最後の授業の日にもパーティをしたけれど、あのときの方が「これで終わった」という打ち上げ感が新鮮だったかな。
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おフランスで卒業してきました(6)

2006年06月26日 13時27分53秒 | おフランス
いったいいつになったら卒業すんねん!

と、僕の旅行記に飽き飽きしていたら失礼しました。フランス到着後、4日目にしてようやく卒業式です。

卒業式はキャンパス内に巨大な天幕が張られ、学部生から博士まで、卒業生が前方に着席し、後方に家族や関係者が座るという日本でもありがちな配置。
さっそくフランスらしく、僕を含めて数人の座席が用意されていなかったというトラブルはあったし、ものすごく暑い日で倒れた人がいたり。そしてこれまたフランスらしく、予定開始時刻を30分過ぎてようやく卒業式が開始された。

卒業式は例のごとく、関係者のスピーチが長々と1時間くらい続き(フランス語なのでほとんど聞いていない)、学校に寄付した人の紹介(個人で100万ユーロ!!)がなされ、優秀な学生の表彰が続き、そしていよいよ卒業証書の授与が始まった。

日本だととても感動的なシーンなはずなのだが、これまでの前置きに比べると実にあっさりしたもので、
「じゃあMBAの人たち、前に卒業証書取りに来て~」
と呼ばれて、卒業証書と帽子を受け取って、前で記念撮影して(写真)、それで終わり。こんなことなら、別にMBAの学生だけでやればよかったんじゃないか。

ちなみに写真には僕も写っているはずなのだが、多分見つからないだろうな。

まあ、でも行って良かった!
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おフランスで卒業してきました(5)

2006年06月25日 09時01分55秒 | おフランス
次に泊まったのは学校にもほど近い、VersaillesにあるTrianon Palace & Spa, A Westin Hotel

ヴェルサイユ宮殿に隣接した、企業の研修や会議などに使われるホテル。ここは本当に素晴らしかった。

前庭には芝生や木立が広がり、羊や馬が放し飼いにされている(写真に見える建物がホテル)。ヴェルサイユ宮殿の庭園で早朝散歩するというぜいたくも味わえる。
ここでも一番安い(それでも315ユーロ)部屋だったが十分に豪華。多少設備面でスイッチや鍵が壊れていたりなどのアラもあるが、フランス生活に慣れた身にとっては何でもないレベル。明るい浴室からは羊のいる前庭が見渡せて素晴らしい。プールやスパもある。
朝食は27ユーロと激しく高いが、牧場を目の前にした優雅な朝食にはその価値を感じることができる。

従業員もさすがWestinだけあってマニュアル+αのしっかりした対応。日本人には英米系のホテルのサービスが肌に合っている。きっともともとは独立したホテルで、Westin系列に入って設備もサービスも改善したのだろう。

難を言えば、ヴェルサイユの町の中心からは距離があるので、スーパーで買物をしたりするには15分くらい歩かなければならない。きっとルームサービスやタクシーを使うような客層が中心なのだろう。

わざわざヴェルサイユに足を伸ばしてでも泊まる価値のあるホテル。絶対のお薦めです。

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