ほぼ衝動☆日記

戦略コンサル修行中~東京の中心でコソコソ暮らすのにはもう飽き飽きです・・・

海外から帰ってきた直後

2007年08月31日 19時07分12秒 | あったらいいなは、なくてもいい
が、最も外国語を勉強する意欲が高い、もしくは勉強しなければならないという危機感が強い、と小耳に挟み、確かに自分に照らしてみてもそうだと思うとともに、なぜこのようなビッグチャンスを語学学校が捕まえようとしないのか、ということに思いを馳せた。

本屋なんかで張ってないで、成田空港の到着ゲートなんかで張ったほうがよっぽど効率・効果は高いだろうに(疲れているからセールスなんて聞きたくないだろうし、空港の許可も下りないと思うが)。

それを言うなら、なぜ飛行機の中で広告があれほど活用されていないのか、ということにも思いが至る。
長時間手持ち無沙汰な客が、広告入りの雑誌を読んだりし、かつ広告収入が入ったおかげで運賃が安くなったり、航空会社にとっても収益源になりうる。まさにWin-Win-Winである。それこそいろんなビジネスモデルを思いつく。

新幹線でやっていることが飛行機ではできない、という理由が分からない。特にJALは収益が上がらないと嘆いてばかりいる場合ではない。

「もうからんのは、アンタのせいや」という本の題名を思い出した。

いや、単なる思い付きなので、本当はいろいろと規制や事情があるのかもしれませんが。
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漢方でストレス解消?

2007年08月27日 12時57分25秒 | 衝動買いでストレス解消
ここんとこ不健康な生活が続いていることもあり、こういうレストランを試してみました。

10Zen

品川駅から徒歩5分ほどのところにある漢方薬局内にある、フェミナンな雰囲気が漂うおしゃれなレストラン。男には少し入りづらい雰囲気ですが・・・

今回試したのは「美肌鍋」というやつ。別に美肌に興味があったわけではありませんが、「毒素排出鍋」よりはノーマル入門編な感じがしたのでこちらを選んでみました。
漢方薬が入った薬膳なので、なんか苦そうなイメージはありましたが、実際はそうでもなくて、普通の中華風の鍋でした。
今度は毒素を排出しに行こうかと思っています。

興味があればぜひ。
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生き物が食べ物になるまで

2007年08月24日 19時22分12秒 | よみもの
先日、情熱大陸でも紹介されていた本。

世界中で、家畜を肉にするプロセスはどんな感じなのか、そういう職業にある人たちというのはどういう社会的な立場に置かれているのか(特に日本では差別があるので)、ということについて詳細に取材したもの。

世界屠畜紀行
内澤 旬子
解放出版社

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先日、品川駅前にある東京食肉市場(ここで家畜を肉にするプロセスをやっている)を訪れる機会があり、非常に興味をひかれていたトピック。

家畜を「しめて」肉にするという過程は、考えてみれば存在して当たり前なのだが、ふだんあまり意識することはないだろう。
生き物の肉を食って、その革や脂なんかも余すところ無く使って生きていることについて改めて認識してみると、食べ物を残さず食べよう、モノを大切にしよう、という基本的なことに思いが至る。

一方で、本としてどうかと問われれば、確かに新しい発見が多く興味深くはあったが、家畜を処理する技術的な過程の細部を国ごとにイラストつきで解説している部分は次第に飽きがくる(国ごとの家畜処理プロセスの違いには残念ながら僕は興味がなかった)。また、そういう残酷な場面を見ることに対して「自分は平気だ(むしろ好き)」「イヤがるのはダメなこと」「こういう仕事をしている人たちは良い人たちで、私はすごく仲良くなれた」というニュアンスが繰り返し現れるのも、著者の主観が反映されてムリやりな感じが漂う。できれば客観的な取材に徹していれば、なおよかったのだが。

なので、大変勉強になって良かったし一読をお勧めしますが、こういうこと言っちゃアレですが、立ち読みがベストです。
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同じタクシーに

2007年08月23日 09時03分56秒 | おもに仕事上の愚痴
2週間以内に3回も当たっている。

「お客さん、今日で3回目ですから。いつもの場所にいつものルートでいいですよね。」

と言う割には別に愛想が良くなったわけでもないし、僕にとって得なことはこれっぽっちも無いので、別にそれほど喜ばしくもない。

むしろ余りもの頻度に、産業スパイとか、新手のストーカー作戦かと疑わしくもなる。

それよりも、東京のタクシーの余りもの道の知らなさと、開きなおりの態度には辟易とさせられることが多い。

僕「品川駅の近くのココまでお願いします(Googleでプリントアウトした地図を見せながら)」
運転手「はあ?ちょっとわかんないんだよね。お宅、そこ行ったことあるんでしょ。案内してよ。」
僕(行ったことがないから地図を見せているのだと思いながらも譲歩して)「とにかく、地図のこの場所のどこか近くまで行ってくれればいいですので」
運転手「地図見たってわかんねえんだよなー。品川駅で降ろすね。」

東京のすべての場所を知っておいてほしいとは思わないが、なんとかならないものだろうか。。。
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もちまる

2007年08月21日 00時20分34秒 | よみもの
広瀬隆の本を読むのはこれが初めて。

「持丸長者~幕末・維新編」

江戸時代から現代まで続く、大富豪の人脈をたどるノンフィクション。
時の権力者と大富豪(旧財閥も含めて)の血脈図を辿っていくと、互いにひとつの姻戚関係でつながっていることが理解できる。
金持ちや権力者同士で政略結婚みたいなことを繰り返していたら、そのうちにどっかでつながりができて、皆兄弟みたいな状態にはなるわな、と思いながらも、その人脈と、彼らが民衆を搾取し国家の財産を簒奪し、最終的には戦争を引き起こしてきた(と言われる)歴史とを重ねあわせると実に感慨深いものがある。

一方、十分な根拠に基づいているのか不明なまま、事実の羅列から決め付けで結論を出している部分が散見されるので、一体どこまで信じてよいのやらつかみかねる側面も否めない。

いずれにせよ、渋沢栄一など一部の実業家を除き、日本経済に隆盛を誇ってきた旧財閥には、誇らしい部分よりもはるかに多くの恥ずべき歴史がある「らしい」ことくらいは言えそうだ。

ただ、戦後において、もはや旧財閥グループを支えているのは中産階級であり、多かれ少なかれ日本経済の生態系に不可欠なシステムとして形を変えて現実に機能してきたことを考え合わせると、いまさら旧財閥に対して憧憬を抱くのも、いたずらに反発心を抱くのも、ムダなノスタルジーに過ぎないのかもしれない。
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脳内

2007年08月17日 23時25分42秒 | おもに仕事上の愚痴
昔は頭痛薬なんてほとんど飲んだことが無かったのに、最近のハードな生活がたたってか、アタマが痛いことが多くなってきた。アタマの中、どうなってるんだろう。

それとこれとは全く関係がないが、最近話題になっているのがこれ。

脳内メーカー

自分の名前を入力して検索をすると、自分のアタマの中がどうなっているのか見えるという素晴らしいプログラム。僕のも当たって無いことは無いか・・・?

試したことの無い方はぜひ。
(アクセスが集中して動かないときは違う時間帯にチャレンジしてみてください)
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お盆やのに

2007年08月16日 03時43分23秒 | おもに仕事上の愚痴
お盆もあっという間に通過してしまって、もうこんな時間・・・

ところで最近知った驚愕の事実ですが、東京では盆が7月らしい。
お盆といったら、何の議論の余地もなく8月に決まっていると思っていたのですが、地方によっては時期が違うのですね。

さあ帰ろう。
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ルドンの黒

2007年08月12日 16時50分41秒 | 東京の中心で、コソコソ暮らす
渋谷のBunkamuraで、フランス人画家ルドンの展覧会をやっていたので覗いてみました。

ルドンの黒~眼をとじると見えてくる異形の友人たち

本の挿絵を中心に幻想的なモノクロームの絵がならび、それなりに面白かったのですが、欲を言えばモノクロームであることを超えて伝わってくることがなかったのがイマイチ物足りなかったところです。本当に力のある作品は、カラーで描かれた作品よりも多くのものごとを(モノクロであるからこそ逆に豊かに)伝えるのではないかと思うからです。

エラそうなことを述べましたが、それなりに面白いので渋谷に行かれる機会があればぜひ。

それよりも、日本のミュージアムは、作品自体よりも見物客の方が興味深かったりすることがよくあります。フランスの場合はわりと普通の人たちも多く美術館に訪れているので特段違和感を感じることはありませんが、日本の場合は、「ミュージアムにわざわざ足を運ぶセグメント」の個性が際立っている感じがします。「わざわざ」感によってスクリーニングにかかっているのでしょうか。

周りの見物客を眺めながら、「このカップルはなぜこの展覧会をわざわざ選んでやって来たのだろうか。」とか、「あの人はずっと同じ部屋をぐるぐる回って一体何を考えているのだろうか。」とか、想像を広げ出すともう作品どころではありません。

ちなみに僕がミュージアムを訪れる理由は、ただ単に新奇なものに触れるのが好きなだけの話です。だから写実的な作品はどんなに上手でもあまり心が動きませんし、別に新奇でありさえすれば絵でも写真でも彫刻でも見物客でも何でも良いのです。
何か仕事に対するインプリケーションがあるのかといえば、特にありませんが、何か気が付かないうちに役に立っているのかもしれません。
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ロジックで済んだら警察いらん

2007年08月08日 22時28分52秒 | おもに仕事上の愚痴
昨日紹介した冨山氏の本の中では、実際のビジネスの現場で、コンサル流のロジックだけで判断・行動したり、当事者たちに合理的な行動を取ることを期待しているとダメだということも述べられている。

全ての当事者が株主価値の最大化に向けて働いているわけではなく、相当自分自身の損得勘定なんかで動いていることに思いを馳せるとそれは当然の帰結と言える。
そもそも人間なんだから非合理的な行動を取るのは自然なのだ。それは上場会社であったり経営レベルの人間においても、である。もっとも、それが行き過ぎると経済性を無視した判断が横行し、極端な場合は倒産にいたるわけである。

まあ、儲かって順調な間は、ナントカは七難隠す、じゃないけど、いろんな思いを持った当事者も株主価値最大化のためのロジカルごっこに付き合ってくれるわけだが、経営が傾いてきたりするとそんなことを言っている余裕は無くなり、自分のエゴがむき出しになるということだろう。

結局のところ、一見非合理的なのも含めていろんな変数をマネージするのが経営者の役割で、だからこそアタマのキレだけじゃない想像力や交渉力などの総合的な人間力が問われるのだ。コンサルも本来はそういうことだろう。
「ロジックですんだら経営者いらんしコンサルもいらん」のだ。

でも大事なんですけどね、ロジックも。
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ハラ据えて勝負してナンボなんやでこの世界

2007年08月07日 21時21分36秒 | よみもの
おなじみ(でもないか)産業再生機構COOだった冨山氏のエッセイ。

指一本の執念が勝負を決める (単行本)
冨山 和彦 (著)

ものすごくエリートなんだろなと思っていたが、実際はものすごく泥臭い芯の通った人であることがよく分かる。

本のメッセージはタイトルや表紙で表現されているので詳しくは述べないが、ハラ据えて勝負してナンボなんやでこの世界、とまとめてしまおう。

非常に刺さる内容で、ただでさえ僕としては評価が高いのだが、曲がりなりにもコンサル業界でメシを食っている自分自身としてさらに身につまされるようなことも書いてあった。

それはまた次回。
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