今年も一年お世話になりました

来年も素晴らしい一年をお過ごしください。
（僕にとってはプロジェクト中なのでロクでもない年越しですが・・・）

パリは燃えているか？

第二次世界大戦でナチス・ドイツに占領され、ヒトラーの命令により爆破寸前だったパリが、ナチスの将軍と連合国軍とレジスタンスの危うい均衡のもとで救われたドキュメンタリー。パリ解放という「不完全な世界における完全な筋書き」に誰もが心躍らせた、悲惨だが高揚した時代が克明に描かれています。映画化もされています。

徹底した取材に基づいている裏返しで、ストーリーの流れよりもやや情報が克明すぎる感はありますが、それもドキュメンタリーの宿命でしょうか。むしろ事実だからこそ感動できるということでもありますが。

それにしても個人レベルではコントロール不可能にも思える戦争という巨大な殺人システムや、ナチスのような厳格な組織の中であっても、個人の意思が未来の運命を変えられることに希望を感じることができます。

僕がフランスで住んでいた地域がちょうど連合国軍のパリ進撃ルートにあたっており、そういえば学校の前の通りがRue de la Libération（解放通り）という名前だったなあと思い出しました。

パリは燃えているか?(上) (ハヤカワ・ノンフィクション・マスターピース) ラリー・コリンズ&ドミニク・ラピエール著,志摩隆 早川書房 このアイテムの詳細を見る

シエラレオネ

僕が個人的に寄付をしているMSF（国境なき医師団）に参加した日本人医師のシエラレオネでの体験記。

きれいごとだけではない国際貢献の現場の姿、そして内戦や貧困（やその他もろもろの要因）によって医療が十分なレベルにないシエラレオネの姿が、眉間にしわを寄せずに笑いを交えて素直に描かれています。

こうした衛生的でない環境に行って活動して成果を出すということはなかなかできるものではありません。少なくとも僕はムリかも。

世界で一番いのちの短い国―シエラレオネの国境なき医師団 山本 敏晴 白水社 このアイテムの詳細を見る

牛丼

やっぱり吉野家ですよね。（写真をクリック）

ちなみに場所は埼玉県A市。

鼻を焼く

僕は昔からアレルギー性鼻炎に悩まされてきたのですが（というよりあまりにも長い間、普通の状態として受け入れてきたのですが）、ついに治療の切り札として鼻をレーザーで焼きました。

（ここから先は具体的な話が怖い人は読まないでね）

①３０分ほど鼻の中に、麻酔薬に浸した脱脂綿を突っ込まれる。
②麻酔が効いてきたところで、鼻の中にレーザーを発する棒を突っ込まれる。
③レーザーで鼻の粘膜を焼く（所要５分）。たまに焦げた匂いがするが痛みは全く無い。

と、あまりにもあっさりと終了したのですが、治療の効果が実感できるのはまだ１～２週間後先のようで、それまでは鼻水が出て詰まります。
新陳代謝で鼻の粘膜も入れ替わってしまうので、効果も２年くらいしか持続しないようなので、また同じ処置をしなければいけませんが、だからこそレーシックとは違って失敗リスクが限定されていて安心です。

実際に効果が上がったかどうかは、また後日。

ホンコン（７）

ちなみにホンコンで初日に泊まったのは、Lanson Placeというデザインホテル（写真右側）。

ここが香港であることを忘れさせるモダン・ブリティッシュな内装です（コンランショップ風な）。

ものすごくデザインにエッジが利いているわけではありませんが、サービス水準も非常に高く、キッチンなんかもついており、ビジネスにもプライベートにも向いている使い勝手の良いホテルです。
価格も大手一流ホテルより格安で、場所もオフィス街から離れてはいますが繁華街Causeway Bayに近く、客室やサービスに遜色は無いので、何でもかんでもホテルについていないと気がすまない人以外には、間違いなくお勧めできます。

ホンコン（６）

エビちゃんのポスターも。

FMをつけると6局のうち3局でJ-Popが流れており。

中国本土はまた違うのでしょうかね。

ホンコン（５）

ホンコンの街中では日本の影響を感じさせる広告があふれています。

「東京タワー」とか、宮崎あおいの映画とか、普通に上映されてますし、
アニメなら「日本で大ヒット」とかいう文字が躍っていますし、
ひらがながそのまま使われているポスターもあります。

コンビニでは、日本のお菓子がそのまま（ひらがなやカタカナのまま）販売されていますし、

ユニクロもオープンしたようです（写真）。