ほぼ衝動☆日記

戦略コンサル修行中~東京の中心でコソコソ暮らすのにはもう飽き飽きです・・・

いわゆる自己啓発本

2006年08月31日 13時15分01秒 | よみもの
のベストセラーと思われる、この本をついに完読した。

7つの習慣―成功には原則があった!

キングベアー出版

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特段目新しいことはないのだが(いい意味で言えばそれだけまっとうなことが書かれていることの証左)、信頼の貯金を増やす方法だとか、重要だが緊急でないテーマについて計画を立ててアクションに落とし込んでいく方法だとか、勉強になる部分もあった。というかそれしか覚えていない。
また違った人生のステージで読み返すと、違った含蓄があるのかもしれない。

まあ、基本的には良書として紹介できるのだが、何というか、全体的に漂ういかにもアメリカ的「生活宗教」っぽさは好みの分かれるところかもしれない。また、単なる「世渡りのテクニック」ではなく本質的に人生を豊かなものにしていくためのプログラムを目指しているのは評価したいが、あくまで方法論であり、価値観にまで踏み込んだ「武士道」とかと比べると根が浅く、inspireされない(別に悪いということではない)。
推薦文を寄せている人たちの中にマルチ商法の経営者なんかが混じっているところも気になるところ。
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勝ちにいく身体

2006年08月28日 15時53分43秒 | よみもの
半分仕事(詳しくはまた今度)、半分自己啓発で、こういうジャンルの本を最近は読んでいる。

勝ちにいく身体

角川書店

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プロゴルファーと学者が対談形式で語る教育論。
小学生くらいの子供にどんな基礎的な教育を施すべきかを経験を交えて語ったもの。
僕らくらいの固まりきったオッサンであったとしても、やはり勝つための身体(基礎能力というか精神のありかた)は重要なので、決して無駄ではない。

二人の間でそれぞれのスタイルがあって、これが絶対というものはないのだが、「結果を出す」ということを念頭において、志(既存の教育に対するアンチテーゼ)を持って教育プロセスを編み出した人間が語っているので、地に足がついている。

しかし教育って難しいですな(ゴール設定という意味でも、そこにいたるプロセスの設計という意味でも)。
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バブル採用

2006年08月26日 12時21分58秒 | おもに仕事上の愚痴
昨日、就活を目前にした某一流私立大学の学生と話す機会があった。

最近の世相を反映してか、外資系投資銀行や外資系戦略コンサルに対する志望度合いが強くなっているそうだ。

僕「で、都銀はどうなの?」

学生A「いや、僕ら意識の高い大学生の間では、日系金融はあんまし人気ないんスよね」
学生B「電話で1回話しただけで内定が出たケースもあるらしいッスよ」

一見するとバブル時代を彷彿とさせる。ただバブル時代と違うのは、売り手市場なのにも関わらず、売り手側の学生たちには何かに追い立てられるような悲壮感や不安感が漂っていること。
最近では、パソコン、英語、会計の「三種の神器」を学生時代にすでにスキルとして持っていないといけないということになっているらしい。
就職できることは当然とみなされているけれど、それだけではまだ将来が不安で、氷河期の頃と変わらず、そうした小手先の「スキル合戦」になっているのだろう。
景気がいつまでも長続きしないことをどこかで感じているのかもしれない。

外資金融や外資コンサルの志望度合いの高さも、本当にその仕事がしたいから、という部分だけでなく、不景気になったときにつぶしが利きそうだし(どうかな?)、いわゆる「格差社会」の中で少しでも「上層」を目指さなければならないという集団的な強迫観念があるのだろう。

僕が就職活動をしていたのは氷河期の最中で、確かに就職するのは簡単ではなかったけれど、もっと気持ち的には大らかだったような気がする。

ところで氷河期に就職できずにフリーター生活を余儀なくされた学生にはほとんど敗者復活のチャンスが与えられず気の毒だ。
そもそもマーケットが歪んでるし、政府が無策なんだよな。
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政治色を排して読みたい

2006年08月21日 23時15分20秒 | よみもの
台湾の李登輝前総統が書いた、新渡戸稲造著「武士道」を解説した本。

彼は台湾が日本だった時代に、京大での留学経験もある。日本人よりも難解な日本語を操り、古今東西の思想に通じている。本の内容からも、武士道精神を賞賛し、日本のことを本当に愛していることが良く分かる。

多少、中共への批判や自分の政治面での実績のアピールなんかもあるが、そういった部分を除けば良い解説本である。

「武士道」解題―ノーブレス・オブリージュとは

小学館

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しかし、今まであまり知らなかったけど、新渡戸稲造ってすごいね。
なんで5千円札に樋口一葉なんか採用したんだ。
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万引きし放題の夢

2006年08月20日 16時59分49秒 | 衝動買いでストレス解消
アメックスのポイントの交換特典として、こんな企画があったらしい。

「お好きなCD・DVD取り放題」

HMVの店で、2人一組になって、90秒間であらゆるCD・DVDが取り放題。

本屋とかCD屋とか洋服屋でも、どれを買うか迷って、これが全て自分の持ち物だったら・・・と思うことはよくあるが、そんなイメルダ夫人的な夢をかなえる素晴らしい企画である。

もっと早く気づいていたら申し込んだのに・・・

そんなふざけた特典も用意されている充実ぶりも、サービスレベルの高さとあわせて、僕のアメックスびいきの理由である。
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ヘッドハンター

2006年08月18日 01時20分33秒 | おもに仕事上の愚痴
前の会社でもそうだが、こういう根無し草的な業界にいると、ヘッドハンターから電話がかかってくることが多い。

「○○というファームに××という人間がいる」という情報をどこからかキャッチすると、代表番号に電話をかけて××君を呼び出してもらい、

「ナントカっていうエグゼグティブサーチ(ヘッドハンターの上品な言い方)会社のホニャララっていう者ですけど、××さんは大変優秀だとお聞きしましたので、ぜひお会いさせていただいて、今後のキャリアについて相談をさせていただきたいんですけど」

とか何とか。

この際、実際に優秀であってもなくても、そういう評判があってもなくても、「あなたは優秀だと聞いている」という引っ掛け文句が使われることが多い。

最近は人の名前やら直通の電話番号やらを聞き出す手口も進化しているようで、気をつけないと、忙しいさなかにこういううっとうしい電話を受けるハメになるので注意したい。

ということを、今日も怪しげな電話を受けて思い出した。

本当に他の仕事を探している時だったらいいんですけどね、別に。
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お盆

2006年08月15日 17時59分52秒 | おもに仕事上の愚痴
電車もオフィス内も人が少ないし、電話もあまり鳴らないので静か。朝の時間がずっと続いているようです。

いつもこうだと落ち着いて仕事に集中できるのですが。

そして今日は、ようやくこの年齢にして、ピボットテーブルの基本的な機能を習得しました。いろいろほじくればもっと仕事が速くなりそうです。

お盆に出勤したことのちょっとした「三文の得」でした。
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東京三菱銀行前にて

2006年08月09日 12時14分34秒 | 東京の中心で、コソコソ暮らす
雨の中、東京三菱銀行の壁で子供に立ち小便をさせる母親を発見。雨の中なのでそんなに目立たないせいか、それとも僕の感覚がおかしいのか、別に違和感は感じない。

きっとこんな会話があったのだろう。

男児「お母様、あれが東京三菱銀行だってさ」

母親「坊やもがんばっていい大学を出て、東京三菱銀行で働くのよ」

男児「うん、いっしょうけんめい勉強するよ」

母親「でもその前にしっかりマーキングするのよ」
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スティーブの世界

2006年08月08日 21時36分25秒 | 東京の中心で、コソコソ暮らす
iPodの調子がおかしくなったので、Apple Storeに持ち込んだ。

店員さんが修理カウンターのアポを取ってくれ(予約制なのだ)、指定の時間に小粋な感じのカウンターを訪れる。

故障の原因は、プログラムの不具合ということで、最新版のソフトウェアに更新しなおして無事解決したのだが、その後に店員さんから、有料で保証期間が延長できますよ、と勧められた。
なるほど、2年間は無料で商品の交換に応じるというのはなかなかの魅力。

「で、いくら?」

「7千円ちょっとです。」

????

僕はその時、アップル・コンピュータ社に金をむしられる自分という構図を一瞬にして思い浮かべた。

ここで7千円払うということは何を意味するのか?

①あまりに故障が多いので7千円も取らないとペイしない
iPodの1台あたりの製造原価(交換コスト)はいくらか知らないが、仮に1万円だったとしたら、2台に1台が2年以内に故障してしまうような確率を予想しているということだろうか。あのソニータイマーでさえ少なくとも2年はもつのである。

②単純に消費者の弱みにつけこんで金をむしっている
分解修理はできないそうなので、消費者としてはこのオプションをやむなく受け入れざるを得ないのか。でなきゃ新品を買いなおしになる。

iPodから他社製品への乗り換えは、将来の新製品の売上を失うと同時に、iPod Music Storeの売上機会をも失うことになる。そういったリスクを勘案した上で、こうした保証期間の延長を提供しているのかもしれないが、7千円は果たしてどうだろう。
延長オプション自体で収益を上げる必要が果たしてあるのだろうか。

米国では、iPod effectといって、iPodを買った人のうち7人に1人が、WindowsPCからMacPCへと乗り換えたそうである。

僕自身も修理の待ち時間に、店内の黒いMacBookにひかれたのだが、その7千円の話で一転して、スティーブの世界よりもビルの世界の方がいいやと、心を翻した。

次はソニーを買おう。

ところで、店内には妙に外国人観光客(アングロサクソン)の姿が目立った。
東京までやって来て、彼らはこんなところに何を見に来たのだろうか?
日本人がニューヨークに行ってソニーの店をのぞくみたいな気持ちだろうか。
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通勤路消滅の危機

2006年08月05日 18時48分37秒 | 東京の中心で、コソコソ暮らす
うちから最寄り駅までは、密集した住宅地を縫うように、細くて暗い裏道を通って行く。

ところが3週間くらい前からこの細い裏道の両側に鉄のカーテンがあらわれた(写真)。
何をするんだろうと思っていたら、日に日に両脇の家並みが姿を消し、だんだん裏道が明るくなっていく。

別に単なる建て替えなら、勝手にやってもらって構わないのだが、どうやらここに高層マンションが建つらしい。
地下鉄の駅が真下にあるので、このマンションの住民にとっては雨の日も濡れることなくエレベーターで改札口まで行けるという便利モノなのだ。
だが、マンションができればこの裏道もなくなるわけで、通勤しているわれわれ周辺住民にとっては至極迷惑な話である。

周辺住民は、「由緒ある街並みを高層マンションから守れ」と、高層マンションを建てることに対して反対運動を始めて、業者との団体交渉(階数を減らすという交渉)に入った。

しかし僕から言わせると、高層であろうが低層であろうが、通勤路がなくなる問題の方が大きいので、ぜひ通行権を設定していただけるよう、住民代表の方にはがんばってほしいところだ。
できれば僕も鉢巻しめて団体交渉にも参加したいのだが、、、
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