キャリーバッグの功罪

毎日重たいPCと書類を肩にかけて持ち歩いてきたツケで背中を痛めたことは以前書いたかも知れない。
幸い痛めたのが背骨でなく筋肉だったので無事回復したが、今後も同じようなことを続けていると背骨を傷めると脅されたので、今までずっと使ってきた会社支給のショルダーバッグを仕方なくあきらめて、転がして引っ張るキャリーバッグを買うことにした。
いろいろと探し回った結果、値段とクオリティの折り合いが最も良いサムソナイトのものを購入（写真）。

最近よく街で見かけるキャリーバッグ（きっとPC持ち運び需要が増えたということなのだろう）、実際に使ってみると、以前は気がつかなかった点に気づかされる。

プラスな発見
①やっぱり荷物の持ち運びがラクですなー
②飛行機の機内持ち込みサイズだと、旅行もラク
③いままで持たなかったような重い荷物も持つことができる（逆に荷物が増える危険性もあるが）
④余計な寄り道をしない

マイナスな発見
①東京はまだまだバリアフリーじゃない（階段や段差で持ち上げる必要あり）
②東京は狭くて人が多い（混雑した場所で引っ張ると迷惑がられるし、狭い場所ではあちこちぶつける）
③ストラップをつけて肩掛けにするのも理論上は可能だが、車輪部分が服を汚すので実際には無理。
④雨の日は厳しい
⑤アスファルトだと車輪の音がうるさい
⑥あれ、出張？と訊かれるのがうっとうしい

ベビーカーを持ち運ぶ人たちの苦労がよくわかります。
総合的にはラクなのが勝っていますが、キャリーバッグを持とうと考えている方はマイナス面も要注意です。

アメリカのうまいもの

こないだのフロリダ研修でアメリカに行ったときに、唯一美味いと思ったのがサンドイッチ屋チェーンPotbelly。写真はワシントン・ダレス空港内の店舗。

実にアメリカンな雰囲気が漂っていてなかなかです（注文～調理～精算～受け渡しのフローがぐちゃぐちゃなのもアメリカンならではです）。サンドイッチは別に普通のサンドイッチなのですが、普通に美味かったので普通に誉めてみました。

アメリカでは、余計に人手がかかったものではなくて、こういう食い物がいいですね。僕はいつもアメリカに行くときには毎日のようにタイ料理なぞを食いますが、これなら大丈夫そうです。

そういえば日本では腫れ物に触るように避けていたアメリカンビーフも気がついたら食いまくりでした（他に食うものも無いし）。もし僕がBSEになったら某ホテルを疑ってください。

牛丼屋

今日、昼飯を食おうとして、とある牛丼屋に入ったときのこと。

店長「すみません、お客さん。今日お米がないんです。牛丼以外のメニューだったらご用意できるんですが・・・」

なんのこっちゃ。

オーナーがモスバーガーでなくなってから、このチェーンはだんだんショボくなってきた気がする。昔はロイヤルカスタマーだったのに。

日本の密度

フロリダから帰って来ると、しかし日本(とくに東京)は密だと感じる。空間的にも時間的にも。
もちろん例えば北海道の牧場よりニューヨークの方が密なのだが、同じ都会どうしで比較しても、すべてがフルサイズのアメリカと、縮小版サイズの日本とでは心持ちが違う。やはり全般的に日本人は密な環境に適応するように身体も性格も出来ているのだろう。

例えばエレベーターの乗り方とか、パワポスライドのつくりかたなんていうところにも、密度の差が表れるように思われる。

時間の使い方にしても、バカンスとか空白の時間にあまり慣れることができないのも、密な状態にここちよさを感じるからかもしれない。

だから何ってわけではないですが。