ほぼ衝動☆日記

戦略コンサル修行中~東京の中心でコソコソ暮らすのにはもう飽き飽きです・・・

W杯に見る日本の危機

2006年06月30日 10時40分45秒 | 東京の中心で、コソコソ暮らす
ほぼ順当に8強がそろったW杯。
僕の応援するイタリアと、応援する義理のあるフランスが残っているので今後の試合を楽しみにしている。

日本戦も全試合見ていたのだが(フランス滞在中も)、本当に残念な結果になった。

日本の試合を見ていると、フィジカルな面(体格や運動能力や技術)での差はいかんともしがたいとしても、本来フィジカル面での不利をカバーすべきメンタルな面でも負けていたのには本当に残念だ。
なんとなく、最近の日本人(自分も含めて)が共通して持っている悪い点がそのまま表れているように見えた。

①スタミナがない
 すぐに弱気になってくじけてしまうし、無理をしない(相手に競り負ける)
②落ち着きが無い
 決定的なところで焦って舞い上がってしまう
③勝つ気が無い
 何でも形から入って、きれいに楽に成果を出そうとしすぎる。また、「自分がこじあけてゴールを決める」という責任感や勝つ気(達成への意志)が弱く、パス(責任)のたらい回しをしたり、「とりあえず」何か起こるかもしれないとやり場のないクロスを上げてみる(単に精度が低いだけ?)。そもそも前に向かう気持ちが薄い。勝つことをイメージできていない。

勝つ(賞金の)ためにサッカーやってるんじゃなくて、生活(ファイトマネー)のためにサッカーやってるように見えてしまうのだ。

その点、予選リーグで敗退はしたものの、韓国が見せたメンタル面での強さには感心させられるものがあった。フランス戦の同点ゴールなんて、通常なら力の差で絶対にフランスなんかには勝てないのに、気迫で押し込んだゴールって感じがする。

きっとビジネスでもこういう国民性の差って出てくるに違いない。本当にこのままだとやばいな、日本と俺。
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おフランスで卒業してきました(7)

2006年06月27日 19時40分58秒 | おフランス
で、卒業式の後は、学校からバスで30分くらい行ったところにある城(写真)でパーティ。花火が打ちあがったりして深夜まで。

最後の授業の日にもパーティをしたけれど、あのときの方が「これで終わった」という打ち上げ感が新鮮だったかな。
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おフランスで卒業してきました(6)

2006年06月26日 13時27分53秒 | おフランス
いったいいつになったら卒業すんねん!

と、僕の旅行記に飽き飽きしていたら失礼しました。フランス到着後、4日目にしてようやく卒業式です。

卒業式はキャンパス内に巨大な天幕が張られ、学部生から博士まで、卒業生が前方に着席し、後方に家族や関係者が座るという日本でもありがちな配置。
さっそくフランスらしく、僕を含めて数人の座席が用意されていなかったというトラブルはあったし、ものすごく暑い日で倒れた人がいたり。そしてこれまたフランスらしく、予定開始時刻を30分過ぎてようやく卒業式が開始された。

卒業式は例のごとく、関係者のスピーチが長々と1時間くらい続き(フランス語なのでほとんど聞いていない)、学校に寄付した人の紹介(個人で100万ユーロ!!)がなされ、優秀な学生の表彰が続き、そしていよいよ卒業証書の授与が始まった。

日本だととても感動的なシーンなはずなのだが、これまでの前置きに比べると実にあっさりしたもので、
「じゃあMBAの人たち、前に卒業証書取りに来て~」
と呼ばれて、卒業証書と帽子を受け取って、前で記念撮影して(写真)、それで終わり。こんなことなら、別にMBAの学生だけでやればよかったんじゃないか。

ちなみに写真には僕も写っているはずなのだが、多分見つからないだろうな。

まあ、でも行って良かった!
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おフランスで卒業してきました(5)

2006年06月25日 09時01分55秒 | おフランス
次に泊まったのは学校にもほど近い、VersaillesにあるTrianon Palace & Spa, A Westin Hotel

ヴェルサイユ宮殿に隣接した、企業の研修や会議などに使われるホテル。ここは本当に素晴らしかった。

前庭には芝生や木立が広がり、羊や馬が放し飼いにされている(写真に見える建物がホテル)。ヴェルサイユ宮殿の庭園で早朝散歩するというぜいたくも味わえる。
ここでも一番安い(それでも315ユーロ)部屋だったが十分に豪華。多少設備面でスイッチや鍵が壊れていたりなどのアラもあるが、フランス生活に慣れた身にとっては何でもないレベル。明るい浴室からは羊のいる前庭が見渡せて素晴らしい。プールやスパもある。
朝食は27ユーロと激しく高いが、牧場を目の前にした優雅な朝食にはその価値を感じることができる。

従業員もさすがWestinだけあってマニュアル+αのしっかりした対応。日本人には英米系のホテルのサービスが肌に合っている。きっともともとは独立したホテルで、Westin系列に入って設備もサービスも改善したのだろう。

難を言えば、ヴェルサイユの町の中心からは距離があるので、スーパーで買物をしたりするには15分くらい歩かなければならない。きっとルームサービスやタクシーを使うような客層が中心なのだろう。

わざわざヴェルサイユに足を伸ばしてでも泊まる価値のあるホテル。絶対のお薦めです。

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おフランスで卒業してきました(4)

2006年06月24日 13時27分48秒 | おフランス
今回は6泊ツアーということで、ずっと同じホテルに泊まり続けるのも面白くないし、リスクも高いので、3つのホテルに2泊ずつ宿泊することにした。

で、最初のホテルは、ファッションデザイナーのCristian Lacroixがデザインを手がけたHôtel du Petit Moulin

中世の街並みが残るファッショナブルなマレ地区(東京で言うと代官山か下北沢といったところ)で、パン屋を改造して作った新しいホテル。

ロビーや室内のデザインも非常に華やかで、デザインホテルの雰囲気が充満。ラクロワは日本ではそれほど有名ではないが、フランス国内では人気があり、フランスらしいモードを感じることもできる。

泊まったのが一番安い180ユーロの部屋だったので、設備面では3つ星レベルだったが、清潔だし、ホテルマンも比較的(フランスなりに)きちんとしていてまあ満足。

デザインとマレ地区へのアクセスの良さ以外に過大な期待をしなければ、また泊まってみたいし、他人にも薦められるホテル。場所柄、普段着のパリっ子の生活も感じられていいかもしれない。
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おフランスで卒業してきました(3)

2006年06月23日 12時43分54秒 | おフランス
4ヶ月ぶりに戻ってきたパリの街。まだそれほど懐かしくもない。昨日までずっと住んでいたかのような連続性を感じる。

街を歩いていると、カフェに人だかり。
何かと思ったら、ワールドカップのスイス戦(結局引き分け)。
酔っ払ったオッサンが「フランス万歳!!」とか言いながらふらついていた。

なかなか調子があがりませんな、フランスも。
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おフランスで卒業してきました(2)

2006年06月22日 12時12分52秒 | おフランス
相変わらず飛行機の中で寝られない僕は、映画を見たり、雑誌を読んだり、機内を歩き回ったりして落ち着き無く時間をつぶすことが多い。

機内にジムがあって、エアロバイクをこいだりできると良いと思うのだが(ついでにそのエネルギーで発電したりして)。

それにしても12時間のフライトは長い。いつかビジネスクラスで悠々と旅行できる身分になりたいものだ。
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おフランスで卒業してきました(1)

2006年06月21日 22時55分53秒 | おフランス
プロジェクトも変わり映えしないので、おフランスに行ってきたときの話でしばらく引っ張ります。

僕はいつも格安な欧州系航空会社でヨーロッパに行くのだが、今回は珍しいことにANAでフランスに行ってきた。たまたま安かったので。

で、6月に改装オープンしたばかりの成田空港第一ターミナルに行くこととなった(写真)。

今回の改装のひとつの目玉は、自動チェックイン機。
チェックインカウンターの前に機械がずらっと並び、セルフサービスでチェックインする。
座席の位置も画面で確認できるし、いちおう機械の操作に関してはANAの職員がそばに付いて案内するので、まだぎこちないがバリューは感じる。ANAによるとこれは自動機導入による人件費カットが目的ではなく、サービス向上とスピードアップだということだ。

しかしそのスピードアップということについては、従来ピーク時で1時間以上の待ち時間が20分くらいに短縮される見通し、と聞いていたものの、やっぱり行列は出来ていて、実際には30分くらい。これでも従来よりはマシなのだろうけれど。

しかし、いくらチェックインが早くなっても、最大のボトルネックはX線検査と、出国審査。これで相当待たされた。これが改善されない限り、ANAの努力は無駄かもしれない。

そんなこんなで、自慢の新しい免税店街をまわる時間はなし。

そういえば、行列で優香と一緒になった。めちゃ小サイズ。

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おフランスで卒業してきます

2006年06月11日 12時20分14秒 | おフランス
今週火曜から1週間ほど、おフランスに戻ってビジネススクールの卒業式に出席する予定。
これで晴れてMBAを取得できる予定だが、実際に受け取るまで安心できないのがおフランスなので、気を引き締めて行って来よう。

まだ日本に帰ってきて4ヶ月しか経っていないので、まだ懐かしいっていう感じでもないし、パリは東京と同じで生活の場という感じなので、特段ワクワクもしないけれど、6月のパリは日も長く気候も最高なので、それは楽しみ。
冬じゃないからカキが食えないのが残念だけど。

ちょうど行っている間にクロアチア戦があるので、見られるかどうかは微妙。
フランス人はきっと興味ないから、テレビではやらないだろうな。
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送別会

2006年06月10日 21時10分28秒 | 東京の中心で、コソコソ暮らす
大学時代からの友人TerryがアメリカにMBA留学するため、今日は送別バーベキュー大会。

僕がフランスに行って帰ってくる1年半はあっという間だったので、これからの2年もあっという間なのだろう。
しかし留学前の時期って、本当に楽しみな気持ちでいっぱいなものです。アメリカ留学も楽しいだろうなあ。
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