風の子広場

特別な意味はありません。近くの広場です。
考えごとをするのに最適な場所です。
エッセーを中心に書いてゆくつもりです。

空海の風景

2008-06-10 15:58:38 | 司馬遼太郎の言葉
司馬遼太郎さんの「空海の風景」を読んで
います。同じく「歴史の中の邂逅」の中に
こんなことが書かれていました。

空海は、少年のころから稀代の秀才であった
らしい。らしいというより、日本史上最大の
秀才をあげよといえば、やはり空海であろう。

この場合は、秀才というより「超天才」という
べきだと思う。しばらく読んでみようと思って
いるが、大作で時間がかかる。

空海が遣唐使として、日本を出港してから、
千二百年も経過している。

 悠久の 歴史の邂逅 遣唐使

    荒波越えて 行くは未知の国

邂逅の意味がわかりませんでしたので、広辞苑
で調べました。幸運なめぐり合いというような
意味です。

「街道をゆく」シリーズも、司馬さんは、実は
「邂逅をゆく」だったのかも知れない。

人間が体験できる「邂逅」はわづかしかない。

 わづかしか 一期一会の めぐり合い

      時空の旅人 悠久の旅 真