風の子広場

特別な意味はありません。近くの広場です。
考えごとをするのに最適な場所です。
エッセーを中心に書いてゆくつもりです。

3進数再び(47)

2007-03-31 16:03:55 | Weblog
10進数の割り算なのですが、これがなかなか
解けなかった。やっと、形になりました。

例示 261÷3=87

  3の負数は 100-10=②20です
  261は3進数で100200です

  100200
 ②200000 3の4乗 10000
  000200
    ②200 3の1乗    10
     100
    ②200 3の1乗    10
     000   87 10020

基本になるのは、1+2=0です。
        ②は負で、掃出し法的に使って
        います。注意要す。

桁数が上がると、引き算は難しくなってくるよう
です、足し算で割り算をする意味があります。

何となく

2007-03-31 15:45:47 | 石川啄木の歌
石川啄木集より、

 何となく 明日はよき事 あるごとく

     思う心を 叱りて眠る


 いろいろの 人の思わく はかりかねて
 
      今日もおとなしく 暮らしたるかな

いずれも、啄木の病床にあったときの作品です。
天才詩人らしく、早くにいってしまう。自分の
精力を使い果たしてしまった。

 何となく 気分の重い 空の雲

     雨降る予感 当たらぬほうが

いつか、石川啄木の移動ルートを旅行してみたい
という希望を持っています。それと、同じ岩手生
まれの宮沢賢治記念館にも行ってみたい。

 かなわぬとも 夢や希望は 持つものと

      人に言いつつ 見果てぬ夢に



       

花びらが

2007-03-30 18:31:52 | 金曜日は詩人たち
今日の天気は、朝は激しく雨が降り、10時過ぎ
にはやんで、今度は風が強くふくような天気にな
った。桜も満開になり、花びらが風に巻かれて空
高く舞っていました。

 花びらが 風に巻かれて 青空に

     ゆうやみせまる 公園の宴

あかあかと、ぼんぼりに火がともり、これから
お花見でしょうか。少し風が強いのが残念ですが
、明日の土曜日がお花見のピークでしょう。

 お花見に ぼんぼりあかく 染まるように

     花びら髪に 似合うひととき

子供が春休みなので、始業式までには散ってしま
うでしょう。

 かぜさそう 春到来の 季節にも

     花粉・黄砂と インフルエンザ

非まじめのすすめ(5)

2007-03-29 18:24:45 | 21世紀の人間
森正弘さんの「非まじめのすすめ」より、抜粋
する。

「科学は疑うことによって可能性を追求してきた
。だが、人間関係は信ずることによって可能に
していくものではないか。疑わしい余地があるか
らこそ信ずるのだ。人間お互いに底抜けに信用
されたら、そう嘘もつけないし、騙せないし、裏
切りもできない。このような論法が、疑う余地が
あるからこそ信ぜよという、非まじめの逆説的真
実である。

こんなことが書かれています。いまの、金銭がら
みの事件は、ほとんど騙すことから始まっていま
す。でも、逆に言えば、騙されるほうも騙される
ほうで、いっかく千金を夢見ているようです。

なんかせちがらい世の中ですね。

 いるのかな 三途の川の 渡し賃

      誰もが渡る 誰もが渡りたくない

 花びらが 風に舞い散る あたたかな

      新緑香る 季節も近い

非まじめのすすめ(4)

2007-03-28 19:08:22 | Weblog
「地震が来たら、まず水を一杯飲みましょう」

地震だ火を消せではなく、水を飲むことです。

まず、水を飲むと気が落ち着く。息を吐いていて
は飲めないから呼吸を整える。呼吸が整うと、
気が落ち着く。また、どうせそのうちに断水する
のだから、早く一杯飲んでおいたほうが勝ちであ
る。

こんなことが書かれています。気が動転している
時は落ち着くことが第一にすることだと言ってい
る。震度5強ぐらいになれば、必ず、断水すると
考えていたほうがよい。

風呂の湯は捨てない。清涼飲料水はいつも確保し
ておきたいものです。汚い話ですが、水洗便所の
水が一番問題になると思うのですが? そこで、
登場するのが紙オシメなんですが?


お花見に

2007-03-27 16:53:37 | 何でもシリーズ
公園にござを敷いて、花見をしている姿が目立つ
ようになりました。桜並木の大通りには、ピンク
のぼんぼりがともされ、桜の花びらがいっそう、
ピンク色に染まっています。

 夜桜に ぼんぼりともり 染まる色

     小鳥も歌う 春ののどかさ

能登地方に大きな地震がありました。幸いなこと
死者の数は一人ですみましたが、過疎化がすすみ
全壊・半壊の家屋は復旧のめどが立ちません。

 地震後の 復旧めどが たたぬまま

     わびしくも咲く 桜の花びら

日本海側は地震の少ないところですが、活断層は
何千年の時間で、突如動くものです。人間の生涯
に比べれば、はるかに長い。

 地震にも 花咲く命 わかるかな

     春の訪れ しばしのなぐさめ

3進数再び(46)

2007-03-26 18:59:51 | 21世紀の人間
今年は西暦では2007年ですが、素数ではありま
せん。次の素数年は2011年です。このようにな
ります。

 2007  2202100 3×3×223
 2009  2202102 7×7×41
 2011  2202111 素数
 1999  2202001 素数
 2001  2202010 3×23×29
 2003  2202012 素数
 1991  2201202 11×81
 1997  2201222 素数
 6371 22201222 23×277
 4181 12201212 37×113
 4183 12201221 47×89
 4207 12202211 7×601
 4211 12202222 素数

規則性はないように見えますが、どうですか?
以外に同じ数の繰り返しに素数を見出すことが
できそうな気がします。

0,1,2が分解できないか考えられなないか? 
例えば、
 2=1+1
 0=1+2
 1=2+2
こんなことを考えているとお腹がすくので中止し
ます。

非まじめのすすめ(3)

2007-03-25 10:53:56 | 21世紀の人間
今日、日本は作る技術がないから困っているの
ではなく、作る技術はいくらでも持ちながら、何
を作っていいかがわからないから困っているので
ある。これは技術が足りないのではなく、創造性
というよりはむしろ発想が貧弱なのである。

こんなことが、森正弘さんの「非まじめすすめ」
の中に書かれている。創造性の欠如なんかは、言
われ出して久しい。一向に改善の兆しが見えない
ように感じます。

ゆとり教育が見直されようとしている。逆に言え
ば、また、ゆとりのない教育に戻ろうとしている
ように思える。また次のようにも書いている。

創造性が欠如してくると体の調子までおかしくな
る。だから人間である限り死ぬまで創造しなけれ
ならぬものではないか。一生懸命創造する個人が
ふえると、その予期せぬ結果として会社も栄え、
企業も栄えるということだと思うのである。

代理出産

2007-03-24 17:12:55 | 何でもシリーズ
「ベストは尽くしました」 出生届不受理の向井さん(共同通信) - goo ニュース

何か医学の進歩に、法律の改正が追いついていか
ないような気がしてならない。子供のほしい夫婦
もいるし、逆に、子供なんていらないという夫婦
もいる。

代理出産しても、子供がほしいという夫婦がいて
も、いいじゃないかと思います。ワクチンがなく
死んで行く子供が何万人もいるというのに、片や
見て見ぬふり、片や法律でしばって実子と認めな
い。何か矛盾していると思いませんか。

赤ちゃんポストなども、矛盾はしているが、仕方
ないと考えられませんか? 立法の遅れは、生ま
れてくる子供には関係ないでしょう。人間の営み
の中から、法律が必要になってくるのだと思いま
すが?

最高裁はまじめですね、高裁は非まじめです。
まじめ一辺倒では、社会の流れについて行けない
ような気がします。

非まじめすすめ(2)

2007-03-22 17:44:21 | 21世紀の人間
森正弘著「非まじめのすすめ」より抜粋する。

 非まじめという発想は、まじめを否定している
のではなく、まじめも含んでいる。人間には、
まじめと不まじめ、愛と憎しみ、善と悪、美と醜
のように対立する概念が多いが、非まじめには対
立するものは何もない。非まじめに対立概念を持
ってこいといっても、有り得ないのである。まじ
めも入っているし、不まじめも入っている。

こんなことが書かれています。あいまいなものを
けしからんと思うのではなく、あまいさをどう
捕らえるか非常に大切な時代になっているような
気がするのです。

0と1かではなく、第三の選択肢があっても良い
と思うのですが、いかがなものでしょうか。世の
中、イエスかノーかだけの2進数的な発想はなり
たたないような気がします。