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風の子広場

特別な意味はありません。近くの広場です。
考えごとをするのに最適な場所です。
エッセーを中心に書いてゆくつもりです。

点滴

2012-05-31 20:04:09 | 病院のお話

小学生の男の子と病院の廊下ですれ違った。

左手には包帯がまかれていた。お母さんと手を

つないで院内の売店にお買い物かな?

私と同じく、抗ガン剤の投与で点滴していたような

気がする。そうでなければよいのだが。小児ガン

の子どもがいっぱい入院している病院で有名な

ところのようです。

 今日もまた  胸に痛みあり  死ぬならば

       ふるさとに行きて  死なむと思う  啄木

しかし、この世の中には、ガンで苦しんでいる人間が

いっぱいいるのがつくずくわかりました。ガンの治療

は、手術、化学療法、放射線治療の三つの方法しか

ないのだろうか?ガン細胞だけを自殺に追い込む

ことができないだろうか。つまり「バランス感覚の

意図的崩壊」に導くことができないでしょうか?

これは「出力コントロール」の領域かな? 

明日から六月、梅雨の季節。私もまた一つ年をとる。

W5V  真

 


風の子広場の悲しい話

2007-12-26 17:47:47 | 病院のお話
昨日、風の子広場に行ってみた。思い出した
くないことを思い出してしまった。今から、
4年近く前のことです。

広場の近くの高層マンションから一人の少年
が飛び降り自殺をした。以前から、腎臓病を
わずらい、医者からもう治らない。一生涯、
人工透析をしなければならないと、宣告され
た後に、マンションから飛び降りてしまった。

人工透析は、毎週2、3回一日4時間の治療
となります。生きている限り、透析を受け続
けなければ死んでしまう。その少年は、私の
マンションの隣に住んでいた。

顔色が悪く、学校も休みがちのようだった。
私も、幼稚園時代に腎臓病で、生死をさまよ
ったことがある。人間の生死はわからないも
のです。

人間は生をこの世に受けた以上、いつかは死
ぬ。避けるすべはない。だとすると、いかに
生きるかが重要であると思っている。たとえ
人工透析を受けていても、生き続ける意味は
あると思いたい。

 悲しくも 生き続けることに 意味がある

   生きがい探しの 行く年も来る年も

 腎臓病 辛くも生還 生きている

   今は糖尿 生涯つきあう 真

C型肝炎

2007-12-21 17:42:15 | 病院のお話
たまに会って話をするおばあさんなんですが
、ひどく顔色が悪い。「顔色がよくないです
ね。」と聞くと、「私C型肝炎かも知れない
」といわれてしまった。

まずいこと聞いたなと思ったが、本人もそし
担当医師にも心当たりがあるだろう。75歳
だといっていたが、なんといってよいかわか
ないで、絶句してしまった。

C型肝炎も、薬害エイズも当初は防ぐことは
できなかったかもしれないが、薬害があると
判断したら、即刻服薬を中止するべきです。

C型肝炎については、どうするのが一番良い
のかわかりません。しかし、現実にC型肝炎
の患者さんを救う方策を考えてほしいもので
す。政府も厚生省も、自己保身しか考えてい
ないでしょうから。      真

 

薬の効果

2007-12-11 18:33:58 | 病院のお話
ほんとに薬には効果があるのか?と言いたくなり
ます。どんな薬にも副作用があり、その副作用を
押さえるために、薬を薄めてあるんじゃないかと
思うようになりました。

西洋医学の薬は急病には良く効くが、慢性的な
病気にはあまり効果がないと良く言われます。
逆に、東洋医学の薬は慢性病に効くと言われてい
ます。

私も、糖尿病の薬を飲んでいるが、自分でも効果
があると思って飲んでいない。これじゃ、薬効は
ないでしょう。つまり、薬は飲まないほうが良い
と思うようになりました。

糖尿病には、食前の薬と食後の薬の2種類があり
ます。どうせ、腹の中で割るんだから、どっちで
もかまわない。先も後もない。こんな調子でも、
薬は効いているようです。

早い話、人間の体はそんなに精密にできていない
ことだけは、確かです。と言っても、人には真似
することはすすめませんが。

 人の体 機能複雑 あいまいさ

    健康の道は いくつもあるのさ 真

病理標本室

2007-12-02 16:18:53 | 病院のお話
大きい病院では、たいていはこの部屋があります
が、病院の事務長でさえ、「私はこの部屋だけは
入りたくないんですよ」と平気でいいます。

病理標本なんで、病理解剖した標本が保存されて
いる所です。保存されているものは、ビンの中に
ホルマリン漬けにされています。そのにおいの強
烈なこと、30分もいると、ご飯が食べれなくな
ります。

それ以外にも、何か得たいの知れない何かが、夜
な夜なうごめいているという話を何回か、聞いた
ことがあります。解剖室とか霊安室とかの回りに
は、こんな話がよくあります。

きっとまだ成仏しない、うかばれない霊魂がさま
よっているのでしょう。冬本番を向えかぜが流行
してきています。病院は治療してもらうところで
もありますが、逆に、病気をもらってくる可能性
もあるところだということも忘れないでほしい。
                    真


精神病院の内側

2007-11-20 13:00:29 | 病院のお話
一般的にいう精神病院の内側は、意外と楽しそう
です。ただ、やることもないので、うろうろして
いる。はたから見ると、落ち着きがないようにも
見える。

精神病院の見学会の最中の、入院患者さんからこ
んな声をかけられた人がいました。あきらかに、
入院患者さんの方が背が高いのに。

「お前、背が高いのー。2mぐらいあるだろう」

けっこう、ユーモアもある人でした。

だいの男が、昼間からうろうろしているさまは、
異常だとみてもおかしくはない。でも、そんなこ
とをいったら、平日の昼間パチンコをやっている
人のほうがもっと異常だともいえる。

ただ、何らかの理由で個室に入院している人は、
普通ではない。二つ理由が考えられる。一つは、
自殺する可能性が高い人。もう一つは、逆に他人
を傷つける可能性が高い人です。

脳の回路のどこかが狂っている人は、薬ではなか
なか直らない人が多い。一生入院のまま暮らす人
もいる。退院させて、自殺してしまった例などは
数々あるようだ。ましてや、入院中に自殺される
のを病院側は一番恐れている。

今の世の中、何が正常で、何が異常かはわからな
い場合が多い。正常、異常、わからないという分
け方のほうが正解かもしれない。何か異常な事件
の犯人はすぐに精神鑑定するようだが、本当は
犯人の環境の方が、異常な場合が多いような気が
します。

時々、異常な人と遭遇することがありますが、人
に危害を加える人は意外にすくない。異常なんだ
けど、人に危害を加えない、加えないと思われる
人は野放しの場合が多い、

問題なのは、発作的に異常な状態に移行する人が
一番問題がある。こういう人は、対策がなかなか
とれないようです。         真

クリーンルーム

2007-11-16 17:35:49 | 病院のお話
クリーンルームをご存知でしょうか?
約30cmの立方体の中に、何個のほこりがある
かで表します。半導体製造過程では、1,2個ぐ
らいでしょう。

喫煙室では、エイヤーで言えば1億でしょう。
空気中にはほこりがいっぱい、そのほこりには、
細菌が付着しているのです。だから、人間は清潔
ではありえないのです。政治家は???

大病院には、クリーン病室という病室がある。こ
の病室に入れる人は、白血病患者が多いと聞いて
います。最近では、本田美奈子さん、昔で言えば
夏目雅子さんなどが、クリーン病室を利用したで
しょう。

抗がん剤を飲用すると、病原菌に対しての抵抗力
がなくなります。この病室は生死を賭けた壮絶な
戦場になります。異常な白血球を根絶しない限り
生きられないのです。       真

実験動物

2007-11-15 17:02:06 | 病院のお話
長靴をはいたねこなんはかわいいと思いますが、
実験動物で帽子をかぶった猫はかわいそうの一言
です。頭に電極を埋め込まれているのでしょう。
酔っ払いのように、よろよろと歩いている。

聞いた話ですが、この猫の最後は発狂して死んで
ゆくようです。死んでからも解剖が待っているの
です。かわいい猫なんていうイメージはない。

私も帽子をかぶった猫は一回しか見たことはあり
ませんが、製薬会社の研究所には、おびただしい
数の実験動物が飼育されています。新薬の開発に
は、実験動物の犠牲の上に成り立っています。

小さいのはマウスから大きいのはオラウータンま
でいます。これらの動物は、実験のために生まれ
そして死んで行きます。親子の絆は最初からあり
えません。

仕方ないといえば、それっきりですが、なんとも
ならないでしょう。人間のために生まれ、そして
死んで行く定めです。        真

タミフル

2007-11-12 18:24:48 | 病院のお話
服用後飛び降り新たに2件 タミフル、自宅2階から(共同通信) - goo ニュース

病院ではこんな話があります。ある病院では真夜
中の看護婦の巡回は、一人ではさせないように、
なっているようです。

タミフルのなかった時代の話です。深夜、小さな
子供のような妖怪(キョンシー)が出没するらし
い。患者を手招きしてついて行くと、窓が開いて
いて、転落死した人が何人もいるといううわさが
あります。

妖怪はともかく、エイズを苦にして飛び降り自殺
した人がいることは、新聞に載っていましたから
間違いはありません。

病院には得体の知れない何かがすんでいるのかも
しれないが、私には見ることはできない。多分、
霊感の鋭い人しかみえないのかもしれない。

タミフルも幻覚を見るような、副作用があるのだ
ろう。インフルエンザも次から次へ、変身をとげ
てゆく。所詮、人間と病原菌の仁義なき戦いは、
続いて行くのだろう。        真        


いやな話

2007-11-10 17:49:39 | 病院のお話
いつも顔が合えばあいさつをするおばさんですが
、顔色がよくないと話したら、私C型肝炎かもし
れないと、ふともらしていました。

ふいの告白に、言葉を失ってしまいました。今の
時代は、病気は人からもらうより薬から感染する
場合もあるということを忘れないでほしい。

薬からもらってしまう病気は、医者でも防ぐこと
は難しい。新薬は特に気をつけたいものです。
それと、なるべく薬は飲まないようにしたいもの
です。

薬を飲みつづけること、何種類も飲んでいては、
長い目で見てよいことはありません。という私は
糖尿病の薬を飲みつづけていますが、糖尿病の薬
なんてほんとに効くのか、疑問に思っています。

調剤薬局のお姉さんにこの薬ほんとに効くのと、
質問したら、あいまいな返事しか返ってきません
でした。薬には必ず副作用がある、大なり小なり
副作用がある。

新薬はなるべく飲まない。できるなら、ジェネリ
ック薬品がいいと思っています。糖尿病の薬より
歩いた方が健康になると思っていて、薬を飲用す
る自己矛盾は直らない。         真