風の子広場

特別な意味はありません。近くの広場です。
考えごとをするのに最適な場所です。
エッセーを中心に書いてゆくつもりです。

司馬遼太郎の言葉(27)旅とは

2005-06-30 21:54:32 | 司馬遼太郎の言葉
「街道をゆく 南蛮のみちⅡ」より抜粋する。

「旅とは初対面の印象を得るためにするものだし、

このあとどんな素晴らしいものをみても、最初の

印象のういういしさには及ばない。」とあります。

司馬遼太郎という人は、わくわくしながら初対面

の印象を楽しんだことだろう。

 旅行ガイドなどで、詳しくルートを決め、ホテル

なども決め、間違うと、添乗員なども付く旅行など

は新鮮味がないと思いますが。




啄木の歌(1)

2005-06-29 21:30:06 | Weblog
偶然に見つけた啄木の歌です。
 
 春まだ浅く 月若き

 生命の森の 夜の香に

 あくがれ出でて 我が魂の

 夢むともなく 夢むれば

 さ霧のかなた そのかみの

 希望は遠く たゆたひぬ


 自主の剣を 右手の持ち

 左手にかざす 愛の旗

 自由の駒に またがりて

 進む理想の みちすがら

 今宵生命の 森の陰

 水のほとりに 宿かりぬ


石川啄木も、悲運の生涯を終えたが、いろいろな

ところを転々としている。私の好きな歌をピック

アップしてみたい。
 

司馬遼太郎の言葉(26)煮えたぎる時代

2005-06-28 21:50:48 | 司馬遼太郎の言葉
「街道をゆく 南蛮のみちⅡ」より抜粋する。
最近、電車のなかで読んでいる本は、南蛮のみちⅡ
で、けっこう難しい言葉がいっぱいで、電車の中で
すわれれば、眠気をもよおす本です。

「人間が集団を組んで異常な行動にでる時、神とか
平和とか正義とかいったように、およそその行為の
実態とはかけ離れた高貴な言葉を掲げる。二十世紀
に入って日本軍が中国を侵略したのも平和のためで
あり、ヴェトナム人がカンボジアを侵略したのも
正義のためであったということを、後世、信じられ
るだろうか。」

「どの民族にも、煮えたぎる時代がある(中略)」
ということも書いている。この本の南蛮とは、スぺ
インであり、ポルトガルでもある。スペインにも、
ポルトガルにも、「煮えたぎる時代」あった。

当然、日本にもそんな時代があった。司馬さんは、
「煮えたぎる時代」は必ずしも、良い意味では、
使っていない。

おめでとうございます

2005-06-27 20:54:57 | 何でもシリーズ
谷選手がおめでた 世界選手権を辞退 (共同通信) - goo ニュース

結婚して子どもを生んで、ママさん選手として
オリンピックで金メダルも取れれば、万歳!

丈夫な赤ちゃんを産んでほしいと思います。
結婚・妊娠・引退という、ワンパターンだけは
やめてほしいですね。

外国には、ママさん選手が、たくさんいますから
やわらちゃんにもがんばってほしいと思います。

司馬遼太郎の言葉(25)愛

2005-06-26 20:51:01 | 司馬遼太郎の言葉
街道をゆく 羽州街道 佐渡のみち」より抜粋。

「儒教でも、愛は徳目をあらわすことばとしては
用いられることがすくなく、むしろ仁が愛の内容
をも代表している。」

愛を使った言葉としては、愛欲・愛着・愛執と
いったように悪い言葉として使用された例が圧倒
的に多い。

「愛」は明治以前は、仏教思想からいってもむし
ろ慈悲が正面に出て、愛はあまり徳目としては言
われなかった。

「愛」の歴史は意外に浅い。時とともにかわるもの
であることのようだ。


ものの値段

2005-06-25 19:56:40 | 21世紀の人間
いつの頃よりかものの値段は何で決まるかという
ことを考えるようになった。

「ものの値段は人件費で決まる」と考えるように
なった。ここでいう人件費は、広い意味で使って
いる。百円ショップを見ているとよくわかる。

百円ショップといえども「荒利、三割」の原則が
ある。つまり仕入れ値は、70円以下でないと、
店は経営できない。なかには、90円のものもあ
るが、平均すれば70円でしょう。

このなかで、利益を捻出しなければならない。
家賃を除けば、人件費でしょう。電気代も大方
人件費と言うことができます。

付加価値をつけて、ものの値段を上げるのにも
限界があります。百円ショップで良いものは、
百円ショップのものでもかまわない。ものの値段
は、考え直す時期にさしかかっている気がします。

例えば、百円ショップのネクタイを見てみると、
意外に掘り出し物がある。デザインも色も良いモノ
がある。一度、手にとって見ると良いと思います。

ネクタイだけでなく、何でもありそうな気がする
から、不思議でならない。これにも限界がある。
300円。500円にして、種類を豊富にする
必要があります。

最近、また増税がささやかれています。増税を
克服するには、「ものの値段を下げる」と言う
選択肢も必要になります。積極的に、百円ショップ
を利用することをおすすめします。

でも、全部が百円ショップではかわいそうですが。

金曜日は詩人たち:真夏日の

2005-06-25 18:01:14 | 何でもシリーズ
最近は、金曜日に間に合わない。
仕事が忙しいのは、言い訳かな。
心なしか落ち込んでいる。回りは都議会議員選挙の
街宣車の音が行ったり来たり、にぎやか。



真夏日の 雨をほしがる あじさいが

     ほこりにまみれ 元気なしやに

なかの良い ハトの夫婦の 後を追い

      付いて離れず じっと見守る

梅雨なのに カエルの声が 聞かれない

      水を求めて 移動せしかな

日が高く 明るい夕焼け まだ早い

     子どもの歓声 響く広場に

ノート見て 昔のことを 思い出す

      書き方酔って はずかしなつかし


司馬遼太郎の言葉(24)とうもろこし

2005-06-24 22:30:17 | 司馬遼太郎の言葉
「街道をゆく 南蛮のみちⅠ」より抜粋する。

「トウモロコシの出現が、有史以来の農業と牧畜
のあらそいに一応の終止符を打ったことである。
人類が時とともに変化したりしなかったりする
因子をとりだすことが歴史であるとすれば、
トウモロコシの出現は、産業革命に匹敵するほ
どの大きさではあるまいか。」

トウモロコシの面積あたりの収穫量が大きく、
おかげで広い牧草地を必要しなくなったという
ことであろう。こんなことどの歴史の教科書にも
書かれていない。

司馬さんの読書量は桁外れであることは、言う
までもないことだが、洞察力も常人には、考え
れない。中国の歴史は、農業と牧畜との争いだ
ったともいえる。

歴史は、おもしろい。司馬さんは歴史小説を書く
ことによって、いろんな人と友人関係となり、
生き方を自ら学びとっていたことになる。資料
のある千数百年も前からの友人がいたことになる。


再びブラジル戦

2005-06-23 22:33:39 | 何でもシリーズ
日本としては上出来と思います。
2:1で負けている時に、目が覚めた。しばらく、
見ているうちに、もうどうしようもなくなって、
寝てしまった。

このあと、大黒の同点弾がブラジルゴールに突き
ささった。引き分けは、すばらしいことです。
大黒には、幸運の女神がついているような気がする。

ワールド杯に向けて、がんばって欲しいものです。

1)それには、いつも全力投球すること。

2)いつもベストメンバーで臨むのではなく、
  大一番を除けば、若手を起用して育むこと。

3)点を取られても良いから、点を取りにゆくこと。
  勝敗は、時の運と考えること。

がんばれ! ニッポン

ブラジル戦

2005-06-22 22:37:00 | Weblog
日本、23日未明ブラジル戦 サッカーのコンフェデ杯 (共同通信) - goo ニュース

とても見られる時間の中継ではないが、がんばって
欲しい。勝ち負けはともかく、点を取りにいって
欲しいものです。

勝敗はそれについてくる。私の好きな言葉にこんな
のがある。それは「全力投球」

 全力で 投球すれば チャンスあり

     点取り虫も ここでは生きる